告白
き、気まずい、物凄く気まずい。こいつらにとって、こんな静かな朝食ある?
みんなの顔を見ると、うん目逸らされるね。
よ、よし!男として勇気出すか!
「なぁ?」
ビクっ!x4
「昨日の事さ、あのー、いやね、お、覚えてる?」
コクコクコク
4人とも頷いてる
「いやさ、あれだよね。酒の勢いだったからさ。ねぇ?いや、お、俺の事好きとかじゃな...」
俺は4人の顔を覗いたが、ちょっと悲しそうな顔をしてる。
はぁ〜、何やってんだ。俺、ここでヘタレれんてんじゃねー!あーよし!
「いや、ごめん。リン、マナ、クロカ、アリアよく聞いてくれ!お、俺も好きだ!お前らの事が大好きだ!だから、俺と結婚してくれ!」
シンヤは勢いよく椅子から立ち上がり、愛の告白を叫んだ。
リン達は、シンヤの告白を聞いて赤くはなっているが、微笑んで答えた。
リン「うん!私もシンの事が好き!だから、結婚しよ!」
マナ「お兄ちゃんいつも迷惑かけてるけど、お兄ちゃん事が大好き!これからも迷惑かけちゃうけど、結婚して下さい!」
アリア「ふふ、まさか貴方がプロポーズするとは、私もシンヤ君の事が好きです、是非私とも結婚して下さい。」
クロカ「...ボクも、好き..シンちゃんの事、すごく好き..だから...私の勇者になって下さい。」
4人からの告白にシンヤは
「ああ、結婚しよ!結婚式はAランクまで、待ってくれよな!」
リン「遅すぎるのは嫌だからね!」
アリア「ふふ、そうですね。他の男に行っちゃいますよ?」
「そ、そんなー」
アリア「冗談ですよ。」
クロカ「...浮気ダメ..だからね」
「する訳ないだ..ろ?」
ズキ
何故かティナの顔が浮かんだ。
なんで、ティナの事思い出したんだ?ん?確かに会いたいな〜って思ってるけど。なんで、あいつの事を、思い出すんだ?
「..お兄ちゃん?、どうしたの?」
「ああ、なんでもない。浮気なんてしないから、安心しろよ!」
「はぁ〜、ティナさんの事思い出したんですね?」
ドキッ!
「ア、アリア?なんでティナの名前が出てくるんだ?」
リン「気付いてないとでも思ってるの?」
「へ?」
マナ「みんな、どうしたの?」
クロカ「ティナさんの事も...好きなんでしょ?..みんな、知ってる..気付いていないのは、マナだけ。」
マナ「へ!そうなの?!」
「いやいや、好き?ティナの事が?俺はお前ら4人が好きなんだ、ティナは別に...別に」
リン「はぁ〜、正直に言わないとティナさんに告白するの認めないわよ?」
うう、なんで。べ、別にティナの事は...
ティナの事を思い出す。
食べてる時のティナの顔
戦っている時のティナの顔
寝てる時のティナの顔
笑顔の時のティナ顔
もしかして、本当に好きなのか?リン達と同じぐらい好きなのか。
「ああ、多分好き...だと思う。」
「ティナさんの時を話してる、シンヤ君の顔すごく楽しそうでしたから」
クロカ「ティナさんは貴方を助けた...ティナは許す」
「知らなかった、お兄ちゃんがティナさんの事を好きだったんだね。私ティナさんに会ってみたいな〜」
リン「振られた時は、私が慰めてあげるからね!」
「うるせぇ、リン」
「なんでよー」
やっと、想いを伝えられましたね。これからもよろしくお願いします。