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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
魔法都市ルヴェルシドタウン編
249/283

鴉対七つの大罪 5

北チーム視点〜〜〜


「お〜、ケホッケホッ、ちょっとやばい〜?」


「ブヒヒヒ、オデの事を舐めすぎだ」


スーとベルセボネのタイマンに、スーは結構押されて居た。

スーは持ってた薙刀を体の中に吸収して、閻魔のレプリカを作り変えた。


「オラぁっ!」


 ペルセボネは斧をクルクルと回す勢いで、スーに投げた。スーは閻魔でそれを弾き返そうとしたが、鎖がクルクルと刃の周りを巻いた。


「武器壊し!」


 鎖を引っ張ると勢いに、閻魔の刃は折れたのだ。

スーは近づきながは、新しく二本の閻魔のレプリカを作り、炎の斬撃を飛ばした。


「無駄無駄!」


 炎の斬撃を超スピードで避けてスーに近づき、斧で真っ二つにされてしまう。

ベルセボネは、スーの手応えに違和感に気づいた。


「...お前、人間じゃ無いな?」


「頂きます」


「何?!」


するとスーの体はスライム状になり、ベルセボネの右腕を絡ませたのだ。

ベルセボネはやばいと感じて、自分の左腕を斧で切り落として、距離を取った。


「悪魔、美味い〜」


「お前、スライムか!」


 ベルセボネの右腕をモグモグと食べ終わると、スーは超スピードで近づいた。


「何?!速い」


「お〜らよっと!」


 スーは純粋のパンチで殴り、腕で防御をしたが上からでも感じる威力に吹っ飛ばされた。


「先程より、威力が上がってる?そうか、オデと逆って事」


「あはは〜そうだね、お前はお腹を空くほど強くなるけど、私は食うほど強くなるね〜」


「これは厄介だ、もう一段階...いや、あっちを使うか」


 ベルセボネはマントと上の服を脱ぎ出した。


「我一族、悪魔豚族の本当の力を見せてやる!『最後の勇気(オメガ・バースト)』!!」


 ベルセボネの体中の模様が光り出した。


「ブヒヒヒ!久しぶりの強者だ!!」


シュン!


瞬間移動の様な速さで、スーの横に移動してパンチを入れた、スーはそのスピードに反射できなく、体を貫かれてしまった。


「見つけた!」


ベルセボネはスーの中にある核を奪い、そのまま握り潰した。


「はっ!」


 スライムの生の元の核を潰されてもスー死ななかった、勝ったと思ったベルセボネは一瞬の隙に、閻魔を作り上げ首を切ろうとしたが、バックステップで避けられた。


「核を潰したはずのに」


「あはは、私の核は一つとは限らないよ?〜」


「おかしな事を言うね、スライムには一つの核しか存在しないはずなんだけどな」


「私はパパによって、特別な体になってるからね〜」


「何て厄介なスライムだ」


「あれ?まだ終わってなかったの?」


するとリン、カノン、マナがスーの横に飛び降りた。周りのサイクロプスは全滅だったのだ。


「スー、そろそろみんなの所で合流しよう。私達も加勢する」


カノンはクルクルと薙刀を回した。


「何だこの腕は!」


 マナの二つの盾腕で、ベルセボネを掴み身動きが出来ない様にした。その間、カノンが後ろに回り込み、リンはそのまま一直線で突っ走って挟む様に襲ったのだ。


ドン!


すると、遠い方から太鼓の様な音が聞こえると、4人の中にある魔力がいきなり無くなった。

シンヤの魔眼にかけられた、気分だったのだ。


「ブヒヒヒ、やっと発動したか」


 魔法で強化してた体が、いきなり重くなった様な感覚になり、ベルセボネの動きが余計に追えなくなって居た。


「体が、重い...」


スーは、スライムの姿に戻ってしまって、今まともに戦えるのは、普通の盾しか持ってないマナと、薙刀を持ってるカノンと、魔法なしの両手剣のリンだけだった。


「反撃返しだ」

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