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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
魔法都市ルヴェルシドタウン編
246/283

鴉対七つの大罪 2

クロカ視点〜〜〜〜〜


「おい、女。シンちゃんをどこにやった?」


「知らないわよ。ルシフェルの固有魔法の世界に飛ばされたからね。どこに行ったかは私も知らないし」


 アスモディースはクロカの問いに、眠そうに自分のネイルを確認しながら言った。


「そう...なら。お前を殺してあの男の所まで向かう」


「はっ、無理よ。結界系の固有魔法を外から入るなんて、難しいわよ?特に人族にとってね」


結界の固有魔法は、自分だけの有利になれる結界を作る魔法だ、マナの鏡の世界もその一つだ。


「だから、諦めてあのお方の養分になりなさい」


「さっきから何を言ってるのかは、分からないけど。もう、良いこの展開は萌えない。お前たちを徹底的に殺す」


 クロカは杖の先端に、大鎌の刃を出してアスモディースに超スピードで近づいた。

クロカの一撃目、ニ撃目を華麗に避けた後にクロカは大鎌を横に薙ぎ払ったと思わせて、顔面に蹴りを入れた。


「ガハッ、このクソガキ」


 自分の顔を傷物にした事に、許せなく殺す気でクロカを襲った。


「何!熱!!」


クロカに攻撃したと思ったら、いきなり人間の形をした炎に変わって、アスモディースに襲った


「『炎の人形(ドール・フレイ)』、お前如きがボクに触れるな」


「アアァアアァ!!」


燃え叫んでるアスモディースにゆっくりと近づいた


「『火神の手(ファイヤーハンド)』」


クロカの手から、大きな手の形をした炎がアスモディースを握りしめた。


「お前らの目的は?」


「言う...訳がないアアアァいだろ」


「そう、ならそのまま潰れてしね」


アスモディースを潰そうとした瞬間、ニヤリと笑った。

 よく見るとアスモディースからタラタラと血が流れていた、血が流れてる先を見ると切断した覚えがない腕が無くなっていたのだ。


「え...」


クロカの足にはガッツリと掴んでいる腕があった。


「クソガキが『強制牢獄(プリズンロック)』」


クロカの周りにいきなり闇の様な物が現れて覆った。

そして、クロカを飲み込み掌サイズの小ささになって床に落ちて行った。


「よし、確保確保。人族の癖に舐めすぎよ」


アスモディースはブロックを持って、谷間の中にしまったのだ。


シンヤ視点〜〜〜〜〜


「ここはどこだ?」


シンヤは周りを見渡すと、周りには噴火してる火山、ドロドロと流れてる溶岩があったのだ。


「ここは火山蓮地獄、俺の世界だ。俺の世界に入った事お前の未来は死あるのみだ」


シンヤはここから早く抜け出そうと、魔眼を発動させた。

すると、空中がパリンっと割れたがすぐに修復した。


「ちっ、」


「無駄だよ。第三魔眼と知れば事前に何十層も世界を作ったからな」


奴を見てると魔力を使いすぎたのか、少しフラフラだった。

 だがシンヤは魔力に余裕があったのかルシフェルの結界から逃れようと魔眼を連発した。


「馬鹿め」


ルシフェルがそう口にした瞬間、俺の右目から血が流れ始めた。


「な、んだと?」


シンヤは奴が魔法を使った様子も無いのに、何故目から血が出たよか混乱していた。


「知らなかったのか、その魔眼は確かに強い。だが、固有魔法を連続して消すとなオーバーヒートするんだよ。俺が何十層も発動させたのも意味があるんだよ。その魔眼を封じさせる為なんだ」


オーバーヒートした魔眼は回復するまで使えないらしい。

 だが、シンヤにとってはあまり戦いには負傷はないが、一刻もここから出たかった。


「熱い...」


先程からどんどん熱くなっていた。


「ふん、とうとう効き目が出てきたのか化け物め、この世界に居る程どんどん熱くなるんだよ。そして、肉体を動かす程それ以上に熱くなる。お前は負けなんだよ」


「...なら、1分以内で終わらせないとな」


「は?」


この場所に居続けるとやばいも分かったので、彼は一瞬で終わらせると宣言した。


「『半鬼神化』」


「なっ?!」


シンヤの頭から輪っかの様な物が現れ、左目の下に模様が出てきた。

龍神化は体力を消費する代わりに、肉体や皮膚の硬さを大幅に強化させる。悪魔化は魔力を消費する代わりに、素早さと魔法関連を強化させる。

 

そして、修行して分かった事は鬼神化は魔力も体力も消費しない代わりに1分と言う制限時間がある。

 インターバルは大体1日後になるだろう。そして、鬼神化は強化させるのは、筋力及び物理攻撃だ。シンヤにとって1番相性が良い。


「どうせクロカが勝つ。でもよ、夫として心配なんだよ。早く夫婦の再会させて貰わせるぞ?」


 シンヤはゆっくりとルシフェルに近づいて行った、一歩一歩近づく度にルシフェルにかから圧がどんどん重くなって行く。

だが、そんな膨大な闘気を感じてルシフェルは笑った。


「お前も、あのお方の成分にすると決めた」


「さっきから、あのお方って誰の事は知らないが、クロカを狙うとしたんだ、後悔さでやるよ」

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