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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
魔法都市ルヴェルシドタウン編
243/283

早速問題発生

「なんか...俺ジロジロ見られてない?」


「ダーリン、私も見られている気がする」


「シン、ヒナタ早速悪い事したの?」


「多分、リンお姉ちゃんも見られてるよ。私もだけど」


何故か都市に入ってから、他の住民にコソコソと嫌な目で見られていた。

ルティナは、周りの風景とシンヤ達の見比べていたらある事に気づいた。


「小僧、多分服装じゃ。周りを見てみろ」


「服装?...あー、成る程」


「え?シン何か分かったの?」


周りを見渡すと、魔法使いの様なローブの服装が多かった。

先程の門番の態度を見れば、ここは魔法主義の国だと気付き、シンヤ達の服装が剣士寄りだったので嫌な目で、見らていたのだ。


「へぇ、あまり良い国じゃなそうね」


「問題さえおこなければ良いよ」


リンに説明したら、あまり良い心地はしなかった様だ。

そして、クロカは魔法道具屋、リンは魔法武具屋に行きたいと言っていたので順番通りに向かって行った。

サラは酒だ酒とおじさんみたいな事を言っていたが、我慢しろと言った。


まずは魔法道具


「いらっしゃいませ。カードの提示お願いします」


シンヤは、ギルドカードを渡した。すると、店の人が困った表情になった。


「シンヤ君、そっちじゃ無いと思いますよ?」


店の人が言っていたカードって、冒険者ギルドカードのかと勘違いしてしまった。改めて、黒のカードを差し出した瞬間、店の人が物凄く驚いていた。


「え?!黒カード!ほ、本当...すみません、剣士だと思ってましたが、上級魔術師様でしたか、黒カードなら全て買う事は可能です」


「金とかは?」


「金でしょうか?それでしたら、あそこの棚以外は殆ど買えますよ?もしかして、金の人もいたりするのでしょうか?」


「金も黒もいるよ」


リンとクロカは黒カードを見せて、メイとルナとカノンは金カードを見せた、あまりの光景に店の人は驚き過ぎてクラクラしていた。

そして、クロカは魔法道具屋さんの中を見渡した。


「欲しいのあったら、言えよ。全部買うから」


「...ありがとう...これと..これ...おとは..あれ...」


水筒とリング、そしてブレスレットを買った。

全部で2000万ギルだった。黒カードしか買えないブレスレットが1600万ギルで驚いてしまった。まぁ、お金には困っていたから普通に買ったが


「それどんな効果あるの?」


「これは...」


水筒は、100リットルまで入れる事が可能らしい。いちいち魔法で水を出すのが面倒だったので、ご所望だった。

リングは飛び道具をある程度防御魔法が付与されていた。


「この...ブレスレットは...魔法で防いだ魔法分...全て...そのまま返す..らしい...」


「...それって、ユニークスキルも入る?」


「分からない...後で..試す..」


クロカのスニークスキル、『魔法無効化』かで自分が不利になる魔法攻撃を全て無効化にするスキルを持っていたので、魔法を無効化されて、反撃も出来る事になる


「クロカ..まぁ、良いや」


どんどん規格外に強くなってゆくクロカだった。

次は、魔法武具屋さんに入って行った。先程と同様黒カードを見せた。

そして、リンは四つの魔剣を持ち出した。


「...リンそんなにいるか?いつものエクスカリバーで良くないか?」


「良いの良いの、」


「まぁ、リンが良いならいいけど」


全て、6000万ギルだった。クロカとリンの買い物だけで、全財産の10分の2が無くなった。全然余裕だった。


「よし、じゃ....はいはい、酒ね」


酒の事をわざと忘れたフリをして。馬車に帰ろうとした瞬間にサラに睨みつけらた。

最後に酒場に向かって、いくつかの酒を買ってアイテムボックスに入れた。


ドガァァーン!!


外で爆発音が聞こえてが、何か嫌な予感がして。聞かなかった事にして馬車に戻ろうと酒場から出ると、目の前に5メートルもある少し肥満体の全身緑の一つ目が5体と、2メートルにムキムキの青い体の一つ目が2体いた。


「小僧、緑がサイクロプスで青がムククロプスじゃ。めちゃくちゃ強いぞ、まぁ我らの敵ではないがな」


「...はぁ、俺らって呪われているのか」


「それは、シンヤ君だけですよ」


「泣きたい」


毎回シンヤの行く先に、問題に巻き込まれる事に嫌気を刺していた。サイクロプスとムククロプスはシンヤ達を襲い始めた。

サイクロプスは持ってた、木の棒をシンヤにぶら下げたが軽く素手で止められた。


「悪いが、お前と遊んでる暇は無いんだよ。こっちは、長旅で少し疲れてんだよ」


シンヤは、ポケットからナックルを取り出し左手にはめて、サイクロプスの頭に目掛けてパンチを入れた。

顔半分が吹っ飛んだが、少しずつ再生していた。


「ちっ、つくづく再生系の奴と出会うよな」


シンヤが今まで、魔族やトュウェルブなどの肉体再生をする奴と戦っていて、また再生する奴だとわかって面倒くさかったのだ。


「小僧、このサイクロプスはおかしいぞ?あれに、ここまで再生速度が速くないぞ?」


「いいよ、全て燃やしてしまうか」


シンヤは獄炎で、サイクロプスを燃やし尽くした。

サラはサイクロンプスを氷漬けにして、イヴは影の中に引きずり頭と体を切断し。メイは真っ二つにし、スーは全身食い尽くした。


ククロプスは、クロカとリンの特殊な炎魔法でシンヤ同様燃やし尽くしたのだ。

サイクロプスの集団を瞬殺したのだ。


「よし、帰るとするか」


ククロプス、少し見たかったな


すると、シンヤ達が帰ろうとした瞬間。背後から声を掛けられた。後ろを見るとこの都市の警備兵だと思われる。


「ちょっと待て!お前達、ここで何があったのか、ちょっと話を聞かせてもらうぞ」


いや、なんで...いつも、いつも。なんで、こう立て続けに問題に巻き込まれるんだよ!!


また、面倒なものに巻き込まれそうな事に泣きそうな表情だった。

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