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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
魔法都市ルヴェルシドタウン編
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再会したくなかった人達 2

「日向!無事だったか!良かった、今からその男から助けに行くからな」


アタルは、鞘から剣を抜いて。

隣にはいたシンヤを睨みつけた。


「聖の魔法よ!我敵を切り刻め、そして断罪せよ『聖人の断罪(ホーリーパニッシャー)』」


剣先を空に向けて、詠唱し始めた瞬間アタルの剣に光を纏い始めた。そして、詠唱を終えてシンヤに光の斬撃を放った。


「あいつも勇者か、リンと同じ魔法だな。まぁ、威力的に弱すぎるけど」


右目の魔眼を発動させて、アタルの魔法を消した。

シンヤが動いて居ないのに、魔法がいきなり消えた事に混乱し始めた。


「おい!何をした」


「普通に魔法消しただけだが。あ、空撃」


アタルは、再び先程の技を放とうとしたが。

シンヤは斬撃でアタルの剣を切り裂いた。

クロカは周りの騎士が動ことした事に気づき、拘束魔法で動けなくさせた。


「...クソ!日向を返せ!」


「は?そもそもお前のヒナタじゃないだろ?何故お前に返せと言われなくちゃいけない?」


「日向が悲しいんでるだぞ!自由にしろ。洗脳魔法をかけやがって。待ってろ日向、必ず俺が助けに行くから」


っと、本人はカッコいいと思ってるのかニカッと笑って言った。

ヒナタは気持ち悪そうな目で見ていた。

洗脳やよく分からない事を言って、話が進まなくなりそうだったので、指を鳴らした。


「『真実を知りたが(ノーライ・イエ)る道化師ちゃん(スホーネスト)』私自身にも魔法を掛けた。証拠にほら」


ヒナタは自分の額にピエロのマークを指した。アタルとリュウセイ、シンヤとヒナタに魔法を掛けたのだ。


「このマークがある時は、絶対に嘘をつけない。2人は私のどこが好きなの?」


ヒナタは、シンヤとアタルに問いかけた。

シンヤは言いたくないのか、口を塞ごうとしたが勝手に口が動いていたのだ。

そして、2人は同時に答えた。


「顔と胸だ、それに清楚そうだし」

「顔も可愛いくて好きだな。でも1番好きなのは、裏でずっと努力してるが努力を努力と思わずがんばる所、やると言ったら最後までやり遂げる事、悔しがりな所、普段はしっかりしてるのに少しお茶目な一面も、たまに甘えてくる所、ヒナタと手も好きだな。食べ過ぎで太ってないよねって焦る所とかムグッ」


思ったより好きな所を言ってきたシンヤの口を、両手で塞いだ。

ヒナタの顔を真っ赤になっていた。

ゴミ回答した、アタルのは聞いていたが分かりきっていた答えだった。

そんな、2人が目の前でイチャイチャとしてるのが気に食わなかった。


「ごめんね、1番って言ったけど。どれも好きだから選べないや」


「もう、良いから。たまに、私の好きな所100個言えるとほざく輩がいるけど、ダーリンなら100個答えそうな勢いだったよ」


「おい!日向から離れろ!」


「嫌だね。ヒナタは俺の女だ、絶対に離れたらしないよ」


ヒナタの魔法で思った事をすぐに言ってしまうシンヤだった。


「日向はそいつから、洗脳魔法をかけられてるんだよね?!」


「いいえ、私の意志でダーリンと一緒に居るのよ」


「だが、ヒナタは俺の事が好きだったよな?!」


「いいえ、私は神崎さんの事は最初から嫌いだったよ。しつこいし、ナルシストだしそれにうざい」


あまりにも、ヒナタの辛辣に唖然となっていた。


「ごめんね、私は貴方が好きな清楚な程の女じゃないのよ。それに、私はもう処女ではありません。ダーリンに初めてを捧げした」


「...嘘だよな?」


ヒナタは男は処女が好きだと本で書いてあった事を思い出し、わざと自分はもう処女じゃないと煽る様に言った。

そして、シンヤの唇にキスをした。


「本当よ、それにもう何回もしてるわ。ダーリンのは凄く気持ちいの最高だわ」


「っ、俺の方が上手く出来るぜ!そいつよりデカイ自信がある!」


「うわ、キモ」


お互い正直者になっていた為、思った事をすぐに言ってしまい。

その内容が、ヒナタ達や騎士それにリュウセイまで引かせてしまった。


「そもそも、デカイから何?私はダーリン以外に抱かられるのはゴメンだわ」


「ヒナタ、そろそろあいつ死にそうだから...」


「何心配してるの?」


「いや、全然」


アタルは、真実だと信じたくなくその場で崩れ落ちた。


「クロカ、ここのいる奴全員遠くに飛ばせたり出来るか?」


「...簡単」


「あ、後、あの魔眼も俺らにとっては無害だが。知り合いに手を出されても困るから一生使えないようにする事も行けるか?」


シンヤ達には無害だが、生かして返すので。後でシンヤ達の知り合いを人質にされても困るので、リュウセイの魔眼を封印する事にした。


「...大賢者マーリンの本の一つ『魔眼剥奪(エビルアイ)』」


クロカは超スピードでリュウセイに近づいた、近づいた事にリュウセイとアタルがクロカに攻撃しようとしたが、アタルには壁の炎を作り近づけさせなくして、リュウセイには拘束魔法で身動きが出来なくなった。

そして、リュウセイの両面を触れた。


「...この、魔眼なかなか使える...ボクが貰うよ...」


クロカはリュウセイの魔眼を奪った。

試しに、リュウセイに命令を下した。


「...あの男を抑えろ」


「...はい」


すると、リュウセイはアタルをいきなり抑えつけた。


「おい!リュウセイどうしたんだ。目を覚ませ!おい、女何をした」


そう叫んだが、無視をして。再び魔法を唱え始めた。


「...転移設定、1000キロ先ランダム...『強制転移(テレポート)』...」


すると、アタル達や帝国騎士達が光りだした。

終わったとシンヤ達もクロカの所に近づいた。

シンヤは、アタルを見下し。アタルはシンヤを睨みつけたのだ。


「おい、必ず俺の日向を返してもらうぞ。お前を絶対に殺す」


「そうか、ここを汚したくないから今は見逃してやる。次会った時は必ず殺すぞ」


そして帝国兵達の姿はその場で消えて、どこが1000キロ先の場所に転移されたのだろう。

そして、やっと面倒なのが消えたとシンヤ達は馬車の中に戻っていった。



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