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初めてのお酒

「いらっしゃいませ。お食事でしょうか?お泊まりでしょうか?」


「両方で。お願い。」


「かしこまりました。えっと、1人部屋一つと4人部屋一つで、宜しいてますか?」


「ん?5人部屋ってない?」


「ご、5人部屋ですね。す、すごいですね。一つ空いております。」


ん?なんでこんなに動揺されてるんだ?

え、なんで?後ろにいるリン達顔赤いの?え?

あ、マナだけ普通だ。飯の方ジッと見てる。


「5人部屋、8400ガルでございます。」


俺は宿主さんにお金を渡し


「ありがとうございます。こちら、鍵でございます。4階の奥の部屋でございます。隣の部屋とか離れている部屋にしましたので多少の音は聞こえないと思いますので、ご、ごゆっくり。」


音?そんなに俺ら、騒がしそうな連中に見えたのか?

え?なんで。みんな赤いんだ?

マナは相変わらず飯にしか目いってないな。そろそろ、飯にしないと餓死しそうだ。


「分かりました、飯は1階で済ませばいいんだよね?」


「はい」


「じゃ、先に夕食を済ませるよ」


「かしこまりました、あちらの席でお座りください」


そして、俺らは席に座り自分達が食いたい料理を頼んだ。


リン「ねぇねぇ!お酒飲んでみたい!」


「せっかく成人したからなー、バロンさんよく飲んでたし、試しに飲んでみるか。みんなも飲むか?一杯ぐらいなら酔わないだろ。」


「「「うん!」」」


「じゃー、あとはこのエールを5つお願いだ。」


「かしこまりました」


そして、俺らは先に食事を済まし。初めのお酒を飲んだ。


(よく、バロンさん飲んでたから、美味しいのかなーって思ってたけど。なんか、あんまり美味しくないな。)


「みんな、どう..」


みんな顔赤くね?え?もしかして、一口で酔ったの?早くない?


リンが、シンヤに抱きついてきた。


リン「ふへへへ、シン。ぎゅーーー」


マナ「兄ちゃん!!」


マナがシンヤの膝の上に座り込んだ。


え?みんな酒の耐性弱すぎない?てか!マナは酔わないだろ!


アリア「アツいでしゅ...」


アリアが、服のボタンを外そうとする。


「おいおい!待て待て待て!!アリア脱ぐなら部屋の中で脱げ!」


俺は即座に会計を済まし。部屋に行った。


クロカ「シンちゃん♥️」


クロカはシンヤの顔を見て、目がハートになっている。


やばい、これは非常にやばい状況だ。


「み、みんな一旦落ち着こう?」


リン「シン!」


「な、なに?」


リン「しゅき!!だいしゅき!!ふへへ。言っちゃった!とうと、言っちゃった恥ずかしい!」


へ?好き?ん?幼馴染として?


マナ「リンお姉ちゃんずるい!私も好きだよ!兄ちゃん!」


んん?兄ちゃんとして好きって事?ほえ?


クロカ「む、抜け駆け..ズルい..シンちゃん。こっち見て、ボクもシンちゃん事好きだよ?」


あれ?もしかしてみんなガチな奴?え?3人に告られてるの?俺死ぬの?今日死ぬの?え?


アリア「シンヤきゅん!わ、私も貴方がす、好きです。お、女として!だ、だから、けっ、結婚して下さい!!」


おいおい!急展開すぎるだろ!!


「「「「ダメですか?」」」」


うう、上目遣いはずるいって。でも、酔った勢いだからな。よし、決めた


「分かった!でも返事は明日の朝だ。今はみんなが酔ってる時に結婚の話をしたく...ってもう寝ちゃってるし」


4人とも、スッキリした様に寝てる


そっか、みんな俺の方好きだったんだなー。うう、確かに前々からそう思ってたけど。俺の思い違いで済ませてたな。うう、言葉で言われると恥ずかしいな。すごくドキドキする。もしかして、俺も4人とも好きなのか。

あーー。俺も寝よう


シンヤは顔を真っ赤にしながら枕に顔を沈めて、寝た。









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