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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
魔法都市ルヴェルシドタウン編
239/283

再会したくなかった人達

『そこの馬車止まれ!』


全身鎧の騎士達はシンヤ達の馬車を囲んだ。

問題が起きない様にシンヤではなく、アイが馬車から出た。


「私たちに誤用でもあるのでしょうか?」


「いや、中を見せてもらいたい」


「理由を教えていただけないでしょうか?」


すぐに見せてくれない、アイに騎士は強く睨みつけた。

そして、剣柄を握った。


「理由をいちいち説明する暇はない、見せないならここで殺すぞ」


「そうですか、貴方達がそう来るなら盗賊として殺されても文句は言わないで下さいよ」


「てめー」


「待て待て」


騎士が剣を抜こうとした瞬間、後ろから黒髪の男が騎士の肩にポンと手を置いた。

黒髪の男は、アイをで足から顔までを舐め回す様に見た。


「ごめんね、中を見せてくれるだけで良いんだよ。それと、お前俺の女にならないか?」


「...」


男の黒い目が、赤く光った瞬間ニヤリと笑った。

瞬間にアイは銃を取り出し、男の膝に銃弾を放った。


バン


「ガァ!」


「私には、誘惑の魔眼は効かないですよ。貴方達は帝国の兵ですね。何しにここに居るのかは謎ですが、見た感じ貴方は日本人でしょうか」


膝を抑えながら、地面に転がってる黒髪の男に睨みつける様に言った。攻撃された事に騎士達は剣を抜いた。


「お前!!絶対に許さない」


男は回復ポーションを飲んで、傷口を癒した。


「それは銃だな。お前も日本人なのか!」


「いや、私はここの世界で生まれた者です。少々貴方達の日本と言うのを詳しいだけですよ」


「ちっ、構わない!このメイドを捕らえろ!!」


「はぁ〜」


ドドドドド


アイは空中から、2門のガトリングガンを出して。

向かって来る騎士達を撃ち殺した。


「何だ!あの武器は!我々帝国にもあんなのは無いぞ!」


「ちっ、散らばってる奴らをここに集めさせろ!!全勢力で叩きつけるぞ!」


1人の騎士が、空に発煙弾を放ち。他の場所に居る騎士達を集めさせた。

アイを加勢する為、馬車からヒナタとクロカが降りてきた。


「日向!!」


すると、ヒナタの姿を見て黒髪の男が名前を呼んだ。

ヒナタはやっぱりかと、言葉を溢し面倒くさそうな表情になった。


「久しぶりですね、なぎ...ん?あれ、あ、柳さん」


ヒナタは、日本にいた頃の口調に戻した。

柳とは、アタルの親友のリュウセイの苗字だ。


あれ?絶対いま忘れてたよな?


「アタルが心配してるぞ!今ここに駆けつけて来るから。助けてやる」


「...助ける?何からをですか?」


「お前、あの白髪の男に洗脳されてるんだろ!他の女たちも必ず助けてやる」


帝国がエルフの国に近くに居たのは、シンヤ達がエルフの国に滞在中だと分かって居たからだ。シンヤ達を見つける為に、エルフの国から出て行った者の全てに検問をして居たのだ。


「は?洗脳とは何ですか?」


「洗脳って、そのままの意味だよ!好きでも無いあの男と無理矢理結婚されるんだろ?」


「あの〜、なぜ貴方が好きでも無いと断言出来るのでしょうか?」


「だって、ヒナタはアタルが好きだったんだろ!」


「...」


そう言った、リュウセイに対して呆れた表情になった。


「意味が分かりません、何故私が神崎さんに惚れてる事になってるのですか?」


「ちっ、感情まで操られて居たのか」


「はぁ〜、ダーリン出てきて」


馬車で待機中のシンヤに、ヒナタはリングに魔力を込めて念話で呼んだ。すると、馬車の扉が開きシンヤが現れたのだ。


「だ、ダーリン?」


リュウセイはシンヤの呼び方に気になって居た

シンヤは、物憂そうにヒナタを見た。


「ヒナタ、中でずっと聴いてたけど。どえらい面倒な奴と知り合いなんだな」


「もう、嫌になりそう」


リュウセイ達の勝手な解釈に物凄く嫌気を刺して居た。

そして、リュウセイはシンヤの姿を見て、クロカを見て魔眼を発動させた。


「その男を殺せ!!」


そう命令したが、クロカは動かなかった。


「悪いな、俺らそう言うの対策してるから。効かないよ、後死にたくなかったら、逃げろ」


「は?」


シンヤに逃げろと言われる。すると、クロカから膨大な魔力が放出してその圧に帝国兵達がその圧に尻もちをついた。

リュウセイは、クロカに対して二つ逆鱗を触れたのだった。


「うざい...うっとしい...ボクの嫌いな事は...ボクの娯楽を邪魔する事...家族なら構わないけど...お前ら赤の他人に邪魔されるのは..虫唾が走る...それに..このボクにシンちゃんを殺せと命令した...お前ら全員ぶち殺してやる...マナ、ボクの魔法から馬車を守って」


"了解!"


クロカはリングで、マナに守ってたお願いした。

そして、クロカは空に杖を向けた。


「『堕ちた黒い太陽(ブラックメテオサン)』」


いきなり、空から黒い太陽が降って来た事に、帝国兵は錯乱状態だった。

シンヤは、クロカの頭にポンと手を置いた。


「クロカ、ここはまだエルフの国の近くにある。あまり、森を燃やすのはダメだ」


「分かった...」


クロカの魔法が放たれば、エルフ達が大切にしてる森が焼き払われる事に気づき止めた。

クロカは、ブラックメテオサンに手をかざして握りしめたと同時に消えた。


「リュウセイ!!大丈夫か!」


すると、再び黒髪の豪華な鎧の男が駆けつけてきた。


「アタル!日向が居たぞ!」


「何!本当か」


リュウセイはヒナタが居る場所に指をさした

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