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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
エルフの国と世界樹編
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サラの氷魔法

「ロトロキ居なくねぇーか?」


いくら、探してもロトロキの姿が見つからなかった。

もしかしたら、地下ではなく屋敷の所に居るのかと思い上の階に上がって行った。


キースが探索魔法で人の気配がする場所に向かって行った。

警備兵を倒し続けた。


「もう、他に人の気配がする所ないぞ」


「マジ?じゃーここに居ないってこと?」


「ふふふ」


ロトロキが居ないと会話してる時に、倒れてる警備兵がいきなり笑い出し、何か喋ろうとした所にシンヤは。

いきなり笑い出した事に気色悪いと思って、顔を踏みつけた。


「ちょっと、旦那様。今何か言おうとしてたよ」


「え?あ、ごめん。ちょっと気持ち悪かったから」


「クソ!人の顔に踏みつけやがって!折角お前のためになる情報を教えよとしたんだぞ」


「はいはい。そう言うのいいから、早く言え」


シンヤは警備兵の腕を掴み、神雷を弱めに流した。


「ぎゃー!!分かったから話すから!!ロトロキ様は!今お前がここに居ると知って。お前の大切な人達の所に向かって行ったぞ」


「ふーん、なら。俺らがやる事は終わりだな」


「は?お前は馬鹿か?お前の女の所に100近い兵を集めて襲いに行ったんだぞ?」


「それが?」


ロトロキはシンヤがこの屋敷にいる事を分かって居て、シンヤが留守にしてる時にリン達を襲う作戦だった。

それを警備兵は脅しとしてシンヤを絶望に堕とそうとの考えだったが、シンヤは焦らず平常心だった事に逆に焦って居た。


「お前の女を捕まえて、痛めつけるだぞ!!何故そんなに平然としてる?」


「もしかして馬鹿なのか?俺達のパーティの強さは俺1人だと思ってるのか?例え、一国を相手してもリン達は瞬殺で滅ぼすぞ?」


シンヤは警備兵の頭を掴み持ち上げた。


「あまり、嫁達を舐めるなよ?例え相手が神だろうが、悪魔だろうが関係ねぇ。あいつらは決して負けない」


シンヤの圧に気絶した警備兵を地面に落として、ガルーズ家の悪事の証拠を分かりやすい場所に置いて。屋敷を燃やした、燃えてる事に気付いた国の警備隊を駆けつけさせる為だ。

シンヤ達はシェラードの屋敷に歩いて向かった。


〜〜シェラードの屋敷〜〜〜〜〜


「よし、中にいる女は生捕りだ」


100近い兵が中に居る者を逃さない為屋敷の周りを囲んでいた。

ロトロキは兵達に命令を下して居た。


「俺の野望が叶うのに後ちょっとだったのに。あの男が現れてから全てが崩れた、なら奴の全てを奪ってやる」


ロトロキはあとちょっとで、この国の長になれたのに。

シンヤが、現れてから。ルナとの結婚破棄など、長になる道が遠ざかってしまった。

そのせいか深くシンヤの事を恨んでいた。


「よし、突入だ」


そう命令したと同時に、兵達は屋敷を囲んでいた壁を乗り越えて庭に入って行った。

すると、2人の少女が立って居た。

姿勢が良いメイド服と鎖を自分の体に巻き付けて、ぶんぶんと振り回して居た。2人とも美貌で兵達は見惚れて居た。


「夜分遅くに、こんなに人を集めてどう言った御用件でしょうか?」


「おい、メイド!お前はあの男の奴隷か?他の仲間は中に居るのか?!」


ロトロキは、アイの服装がメイド服だった為シンヤの奴隷と勘違いして居た。


「そうですね。中の者に用件がありましたら。明日に再びお越しください。こんな夜分遅くに来られるのは少々常識がないかと」


「うるせぇ!痛い目をあいたくなかったら、大人しくしてろ!」


兵達がアイとサラを捕らえようとした瞬間、そいつらの首がいきなり吹っ飛んだ。何が起こったと周りの兵は混乱して居た。


「すみません、私はマスター以外の男性に触れられるのは不愉快なので触れないで下さい。このままお帰りにならないでしたら、お仕置きが必要ですね」


「確かに、シンヤ以外の奴らに触られるのは良い気分しないのう」


「ちっ、おい!近づけないなら。魔法を打ち込め!!」


ロトロキはそう命令すると、兵達が魔法を唱え始めた。

だが、魔法が放たれる事は無かった。


「はぁ〜、お前ら耳長族は魔法は凄いが、精霊魔法を頼りすぎだ。多少は普通の魔法を覚えるべきだぞ」


兵達はサラが精霊王としらずに、サラの前だと精霊魔法が使えない事を知らなかった。

魔法を使えないと分かって、武器を構え襲ってきた。


「はぁ、そろそろシンヤも帰ってくる。刹那で終わらすぞ」


すると、サラが立っている地面から雪の結晶の魔法陣が大きく現れた。


「アイ、5秒は稼いで」


「かしこまりました」


そう言って、アイは襲ってくる兵を体術とハンドガンで倒して行った。その間、サラは詠唱を唱えて居た。


「物質に宿るすべての運命を凍結し、我愚かな敵に圧する死滅の響き、凍れる破滅の息吹、氷の地獄に誘おう、氷の地獄の守護者、その名は氷の精霊王サラ『絶対零度(アブソリュートゼロ)』」


詠唱を終えた瞬間、サラの周りの兵達が武器や鎧ごと凍りついた。

飛んできた矢も凍りつく砕けた


「なっ、な、何が起こった!」


サラは敢えてロトロキだけ凍りつかせて居なかった、ロトロキは自分の兵が一瞬で全滅した事に混乱してその場で尻もちをついた。

すると、ロトロキの後ろから5人組の男女が入ってきた。


「うわー、ちょっと留守してただけで。庭に氷の銅像だらけになってんじゃねか」


「お帰りなさいませ。マイマスター」


帰ってきたのはシンヤ達だった。

シェラードに、ロトロキの企みやガルーズ家の闇を全て話した。

ガルーズ家の祖先は数々の偉業を成し遂げ、エドヴェーズ家にとって信頼する一家だったが、今のガルーズ家を知った事、それを気づかなかった事に頭を抱えて居た。


後日裁判を起こって、証拠があって免れる事は出来なく。シャルットは死刑。ロトロキは無期懲役と決まった。


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