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シンヤとレヴィ対トュウェルブとナイン 3

「ナイン、あの後ろの吸血鬼を止めるしかないぞ?」


「強くなってきてる」


トュウェルブとナインはナインの固有魔法にかかってない、レヴィを強化させる策に気付いて、一刻も血を吸わせる事を辞めされる為、2人は同時に向かった。


「強く握りしめてろ、修羅伍ノ太刀・ねじれの火車」


シンヤは回転の炎の斬撃を繰り広げて、その2人は攻撃から避ける為後ろに飛んだ、トュウェルブの方に超スピードで居合をした。


「雷電壱ノ太刀・一道稲妻」


「ガハッ!」


「トュウェルブ!!あいつ、重り、付けてる、人間、動きじゃない」


ナインは横からシンヤの首を狙った、シンヤはナインに視線を移した。


「修羅参ノ太刀・昇天炎龍」


刀を下から上に向けて円を描くように振るい、獄炎を纏った刃でナインを斬りつける。

まさに、龍が天に昇ってる光景だった、ナインはもろにその攻撃を食らってしまった。


「オラァ!!!」


トュウェルブはシンヤに向けて思いっきり殴った、シンヤは刀で防ごうとしたが間に合わず吹っ飛ばされた。


「ちっ」


トュウェルブは舌打ちをした、パンチが当たる前にレヴィが血の盾を作り防いで居たのでシンヤは無傷だった。


「レヴィちゃん、ナイスだ」


レヴィはシンヤの呪印をなぞる様に触って居た。


「フガフガフガ」


「何言ってんのか分かんないよ」


レヴィは何か言って居たが、噛みながらのせいか何を言っているのか分からなかった。


「後、どれくらいだ?」


レヴィは右手の指を2本立てて、左手を親指と人差し指で丸るを作った。


「20秒、了解だ」


シンヤは20秒間稼ぐ為全ての力を振り絞ろうとする、シンヤはナインの重りと閻魔と雷電を本気で振ってるのと、レヴィから血を吸われて居るのでキツイ状況だった。

だな、ブチギレてるナインが超スピードでシンヤの身体を思いっきり切り刻んだ。


「ガハッ」


「殺す殺す殺す!!」


「ちっ、『血薔薇(ブラッディ・ローズ)』」


本来のシンヤなら反応出来る攻撃だったが、疲れと重りのせいかもろに食らってしまった。

レヴィは飲む事を、中断してナインを茎で拘束してシンヤの服を掴み距離を取った。


「そのまま死ね」


レヴィは自分でを強く握りしめたと同時にナインを拘束してる茎が強く拘束した茎のトゲがナインの血をどんどん吸って行った、だがトュウェルブに茎を引きちぎった。


「あら、残念。良くも私の食事を邪魔したわね。まだ飲み足らないけど、本当に馬鹿シンヤの血は力が漲ってくるわね。最高の食事だわ...本当敵にするのに惜しい人だわ」


レヴィは最後の言葉だけポツリと呟いた、レヴィは大ハサミの指穴に指を入れてクルクルと回していた。

シンヤは最後のナインの攻撃で立ち上がれなくなって居た。


「ぐへ〜」


「馬鹿はそこで見てなさい」


「たのむ〜」


「殺す殺す殺す殺す」


ナインは完全に正気じゃない程シンヤに殺気を放って居た。

トュウェルブとナインは同時にレヴィを襲った、レヴィは大ハサミを横に薙ぎ払った。

風圧でトュウェルブとナインは近づく事さえ出来ず、逆に吹き飛ばされてしまった。


「何て強さだ」


「殺す殺す殺す殺す殺す」


「ふん、全盛期の頃の比べるとまだまだだけど、悪く無いわね。これならつかえるわね、『血闘死術・乱舞旋(クレェヴェリック)回十字(ゼン・ウィルクリム)連突(ファンファール)』」


レヴィの周りに無数の小さな血の十字架が現れ、高速回転しながら、無数の十字架がトュウェルブとナインを襲った。

トュウェルブは自分の筋肉で防いで、ナインは2本のククリ刀で弾き返した、だが数が多すぎて2人とも何十の数食らってしまった。


「一つの技に集中しすぎよ」


レヴィはニヤリと笑い、近くに居たナインを大ハサミで襲った。ナインはその攻撃2本のククリ刀で防御したが、力が強く壁まで吹っ飛ばされた。


「ゴホッカハッ、はぁはぁ。トュウェルブ!!ギアを上げるぞ!!」


「分かった!!筋肉増加!50%!!!!」


トュウェルブは人と言えない程の筋肉量となり、ナインはククリ刀で自分を切り裂いた。

すると、ナインの姿が一瞬で消えた


「何?!ちっ」


次にレヴィがナインの姿を確認出来た時は、もう隣に居たのだった。


「『血闘死術・血十字(クレェブルッ)防盾陣(トュバリケード)』」


レヴィは十字架の盾を作って、ギリギリその攻撃を防御して。距離を取る為後ろに飛んだ。


「レヴィちゃん!!後ろ!!」


「何?!」


「オラァァ!!!」


先にトュウェルブが回り込んで居て、レヴィが後ろに飛んだ時にトュウェルブが拳を横に薙ぎ払った。


「グフゥ、」


レヴィはトュウェルブのパンチで吹き飛ばされてしまった、壁に激突する前にシンヤが飛び込み、レヴィを抱きしめシンヤが盾となり壁に激突した。


「ガハッ、レヴィちゃん。強くなったからって油断しすぎだ」


「すまない」


「オラァァ!!死ね!!『衝角破壊拳(ランインパクト)』」


「クソ」


「キャ!」


「龍神化!ガハッッ」


レヴィを飛ばして、シンヤはトュウェルブのパンチをモロに食らってしまった。斜め上に飛ばされ壁を貫通し地上の空まで飛ばされてしまった


「シンヤ!!!クソ、はっ!」


レヴィは大ハサミでトュウェルブに攻撃した、軽く筋肉で防いだが少し後ろに飛んだ隙に、レヴィは飛んで行ったシンヤを追いかけた。

シンヤは空に飛ばされて地面に落ちて行った。


「はぁはぁ、ガハッゴホッ。あぁ〜クソォ、はぁはぁ」


シンヤは大量の吐血を吐いて居た、いきなり人が飛んできて何があったのか街の人達が集まって来ていた、全力の<気>と龍神化のおかげで、致命傷までは至らなかった。

だが、あばら骨は何本かヒビが入ったり折れたりしていた、幸い、折れた骨が心臓に刺さる事は無かった。

するとモニターから司会者の声が聞こえる。


『それでは、決勝戦。リン選手対コヌー選手の試合を始めるぅぅ!!!』


は?今何時だ?


シンヤは街の中にあった時計を確認した、今の時刻は2時前だった。本来の試合の時間から何故か1時間早く開始して居た。


シンヤは心から怒りが込み上がっていた、自分に対しての怒りの感情が込み上がって居た。


また、俺はリンの約束を破ったのか?本当俺はゴミだな。何が大切な人を守るだ...そもそも、約束を破り自分が大切な人を傷つけてるじゃねぇか、ああ、うざい。まじでぶち殺してやるよ


シンヤは呪印のせいで冷静に考える事が出来なかった、全ての怒りをリンの試合に行けなかった元凶の2人に八つ当たり気味に殺意を湧いて来た。

龍神化を解いて、


「半悪魔化、ゴホッガハッ、はぁ〜〜ぶち殺す。あはははは、徹底的にぶち殺してやる」


シンヤはツノの翼を生やして、大量の吐血を吐きながらトュウェルブとナインの魔力を追う様に向かって行った。


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