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七つの大罪

〜〜ある場所の会議室〜〜〜〜〜


「お帰りなさいませ。レヴィ様」


2人のメイド服の悪魔族に案内され、一つの大きな扉の前に着いた。2人のメイド悪魔族は扉を開いた。

レヴィは扉の奥の部屋に入ると。

5人の悪魔族が座っていた。

ゴツイ男が


「レヴィか、そちらは順調か?」


「あ?ベルフィン話しかけんな」


「つれないな」


ツノが生えた紫の髪の名前はベルフィン=ゴーラ、こいつも七つの大罪の1人だ。

長髪の白髪のレヴィの魔力が膨大に増えた事を感づいて、睨めつけた。


「おい、レヴィ。お前もしかして、魔石を自分に使ったのか?あのお方を優先する様に言っただろ!」


「うるせぇよ、ルシフェル。普通に考えろ?私達を先に強化して、より強い魔石を取った方が効率いいだろう?馬鹿なのか?」


「確かにそれも悪くない案だが、あのお方の復活が優先だ!!」


「はいはい、次は気をつけますよ」


ルシフェルがレヴィに殺気を放ち、レヴィはここで問題を起こすのも面倒く感じたので適当に承諾した。

レヴィは空いてる席に座った、また一つ空いてる席を見た男の老人がメイドに問いかけた。


「それで、サタヌは?まだ来ておらぬのか?」


「はい、アモン様。サタヌ様は連絡が取れず、今回の会議では不参加になります」


「はぁ〜あいつは七つの大罪としての自覚はあるのか?」


「まぁ、良いんじゃないの〜サタヌはふざけた奴だけど実力はあるのよ。もしもの時には彼は役立つわ」


アモンの隣に座ってた女性が近づいて後ろから抱きついてきた。アモンはその女性にも文句を言い出した。


「アスモディース、お前にも言ってるだぞ?そこら辺の男と遊んでばっかりしおって。遊んでる暇はないだぞ?」


「あらあら?嫉妬かしら?ならあなたも私の体を好きにしていたわよ?」


アスモディースはアモンの男性器を優しく撫でた、アモンはその手を強く払った。


「触るではない!」


「ちぇ」


アスモディースは自分の席に座って行った。

すると、太った男がアスモディースに熱い視線を送った。


「へへ、アスモディースちゃん。オデが君を快楽堕ちにさせても良いんだよ?」


「嫌だよ、あなた臭いだもん。しかもセリフがキモすぎる」


「そんな事言わないでよ〜、照れちゃって」


「ウザ、ならレヴィに相手してもらえば良いでしょ?」


「は?私も嫌なんだけど?そもそも貴方みたいに誰にも私の体を触れさせたくない。これだからババァは、何を考えてるか分からない」


「あ?言うて貴方とあまり歳の差はないじゃない?」


「200歳をあまりないって言ってるの?馬鹿なの?」


「貴方本当可愛いくないね。そんなダサいヘアピンとお似合いだよ」


「あ?」


レヴィとアスモディースはお互い強い殺気を放った、ルシフェルはテーブルを強く叩いて2人に殺気を放ち喧嘩を止めた。


「おい、いい加減にしろ。会議が始まられねぇじゃねぇか。お前ら本気で殺すぞ?」


2人はルシフェルの殺気を感じて、大人しく席に座った。

ベルフィンがルシフェルに話しかけた。


「んで、今日は何で俺らを呼んだ?」


「邪神教の奴らが最近目立つ様になって、もしかしたら我らの計画を邪魔するかもしれない」


「はぁ、邪神教がどうした?そんなの俺らの相手じゃねぇよ」


「それは昔の話だ。我々は戦争によって力を失ってる、それに邪神教の奴等はどうやってるかは謎だけど力を着々と身につけている。今我らとあいつらで戦争を起こせば此方が負けるかもしれない」


それを聞いたアモンが立ち上がり目を見開いて、ルシフェルに確認した。


「それは本当か?たかが多種族の奴らに、ワシら偉大なる悪魔族が負けるとお前は言ってるのか?」


「ああ、だから。早く力を取り戻しながらあのお方を復活させるしかない。あのお方を復活させられば、神族にだって次は負けはしない。ただ、邪魔が入り我らは負けただけだ」


神族と悪魔族での戦争は、ある種族の邪魔によって悪魔族は負けた。本来その邪魔が無ければこの戦争の終末は変わって居たかも知れなかった。








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