旅立ち
こんにちは!!
あれから、5年の月日がたった。
俺は、体術や剣の修行から魔法の修行、主に魔力量を増やす訓練をしてた。
とうとう、素の状態でリンより魔力量は上だ!マジックリングありだったら、アリアより多い。
うん、クロカさんなんでマジックリング付きの俺より2倍ぐらいあるの?
しかも素の状態で、え?ハイエルフ並みにあるの?え?すごくね?
リンは魔法と剣術の修行をして、クロカは魔法と体術、アリアは回復魔法とメイスの使い方と体術、マナは盾術と短剣術とちょっと体術だ。
よし、修行の話は終わりだ!ここから本題に入ろう!リエがリエが可愛いすぎる!!おにぃたん?おおおお!なんだ、その素晴らしい呼び方は死んでもいい
*テンションが壊れてます
しかも!「大きくなったらおにぃたんと結婚する!」ここで、死ぬかと思った!ケルベロスより重い一撃だった。え?気持ち悪い?うるせ!まぁ、兄妹だから結婚出来ないけどね平民は、貴族は血統を残す為に稀に結婚する家庭があるけど。俺らは至って平民だよ。
ん?フラグ?いやいやないない。実は貴族でしたってフラグはないから...本当にないよね?うん、なさそうだね。
そして、俺は一昨日クロカの誕生日を迎えてみんな成人になった。
この村を過ごすのは今日で最後だ。俺ら5人は明日旅に出るんだ。
みんなは今夜自分達の家で家族と過ごし朝を迎えた。
リン「忘れ物ない?特にマナ大丈夫?荷物は全部シンに押し付けなさいよ」
「へいへい。アイテムボックス持ちの俺は荷物運びだ。」
アリア「本当、便利ですね。私も欲しいぐらいです」
「高いって聞くけど。まぁ冒険者である程度稼げたら、みんなの分も買おう」
「ごめん...シンちゃんこの本達も追加...」
「おいおい、クロカ一体どんだけ本を持っていくんだ。まるで俺歩く大図書館じゃねーか」
「ふふ、旅の暇な時や何かあった時に便利だよ..」
「お兄ちゃん兄ちゃん!あとこれとこれとこれも、お願い!」
「おい!マナ!俺らは別にピクニックに行くんじゃねーだ!トランプとかボールとかいらないだろ!」
「ぶーー」
アリア「まぁ、良いんじゃないですか。どうせまだまだ容量あるんですよね?」
「んー、確かにまだ4分の1しかないね。てか、お前らの荷物だけで王国の城半分埋まるのかよ。」
そして、俺らは村の人達に挨拶に回ってると
1人の男がこちらに向かってくる
「おい!シンヤ!てめぇ!人の女を連れて行くなんてどうゆう了見だ!」
はて?人の女?俺は周りを見渡すと幼馴染達しかいない。てか誰?こいつ?
「えっと?いないけど?」
「は?いるじゃねーかお前の隣に!リンだよ!」
「へ?そうなの?!」
シンヤはリンに振り向いたが、リンは首を振って知らない知らないって言っている。
あー!なるほどなるほど。リンに振られた奴かな!
「はぁー、リンは違うって言うけど。」
「ふざけんな!てめぇが脅してるんだろ?!!決闘だ!俺が勝ったらリンを返せ!」
「えーー、めんどくね」
「ふざけんな」
シンヤはリン達に時間掛かるから待ってろって言おうとしたが。
あいつら、俺を放ったらかして。自分達の友達に、挨拶に回ってる。てかリン!お前の知り合いだぞ?!全部俺に押し付けるな!てか、あれ?みんな友達居たんだ...おかしいな、誰にも俺にさよならの挨拶をしてくれる友達がいない。てか友達すら居ないのか?あ!1人いた俺に話しかけた子が!
シンヤはリンに振られた野郎を見てため息ついた。
「はいはい、いいよ。そっちからどうぞ」
「くそー!!」
シンヤに殴り掛かろうとしたが、それを避け軽く頭にデコピンをした。
そして、リンに振られ野郎が悔しそうに帰った
シンヤは、1人で体育座りをして待ってた。
うん、だって友達居ないもん!みんな思ったより友達多いもん!俺挨拶してくれる友達居ないから、やる事ないもん。あれ?後ろに足音が、なんだよ!嬉しいな!
シンヤは嬉しいそうに、後ろに振り向いたがそこに居たのは
猫だ、よく俺が餌をあげてる猫だ。ううぅ。猫と友達何が悪い!
そして、俺らは(シンヤ以外)友達に挨拶を終え。村の入り口に行きコリーナ達に向かった。
コリーナ「もう、行っちゃうのね。いつ帰ってくるの?明日かしら?明後日?それとも今日の夜?」
「いや、今日の夜だったらそれ旅じゃなくて。ただの散歩になるからね!」
リエ「わたしも、成人になったら。おにぃたんと一緒に冒険者になる!」
「成人にならなくても、今一緒に行こう!ねぇ!リエ!」
「「「いや、ダメだから」」」
みんなに、止められた
くそ!リエを、返せ!!
ガイ「最高ランクになるまで帰ってくるなよ!!」
バロン、サナ、マナの親子、クロカのお母さん「みんな気を付けてね!いってらっしゃい!」
「「「行ってくる!」」」
シンヤ達が見えなくなった時
コリーナ「ガイ、そろそろ。戻して。」
ガイ「おう!リターン」
コリーナの髪が青色になっていく。
リエ「あれ?ママ〜、わたしと同じだ!」
ガイ「元の髪色の方が綺麗だな」
コリーナ「ふふ、長年白髪で生活してたから。すっかり忘れてたわ。リエが生まれた時にシンヤがリエの髪の色が違うって言われた時焦ったわ」
ガイ「ハハハ!そうだな。あれは、俺も漁ったぜまさかシンヤに俺の方が浮気を疑うなんてどんだけ、俺に信用ねぇーんだよ」
コリーナ「ふふふ、そうね。でもシンヤ達大丈夫かしら。シンヤに襲ってくる人達が多すぎるわ」
ガイ「ああ、そうだな。神の使徒だから邪神教どもらに、狙われるし。呪印族でもあるから、天使族に狙われる。しかし、まさかあの魔王の証第三魔眼を持っているから、魔族共に狙われる。最後にリン達だ、みんなものすごく美人だ、そこら辺の野郎どもに嫉妬で襲いかかるだろ。」
コリーナ「はぁー、なんであんなに敵を作ってしまうのかなー?本当に心配だわ」
ガイ「大丈夫だろ!その為に俺らがあいつらを強くしたんだ。リン達の今の実力はあの4人合わせてお前とサナとの模擬戦で勝てるぐらい強くなってる、才能は俺ら以上だ。すぐに追い抜かれるな。シンヤに至ってはお前やバロンを、倒すほど強くなってる、しかもアイツは本気を出さずに。」
コリーナ「それでも、心配するわ」
ガイ「ははは!大丈夫だ、だってあいつはあの2人の子供なんだぞ?あいつら心臓を刺されようが死なない奴らだ。そして、俺やコリーナが愛情を込めて育てた。あいつは死なない、絶対に乗り越える。俺らが出来る事は、いや、親として出来るか事は子供を信じる事だ!」
コリーナ「ふふ、そうですね。さて帰りましょう」
シンヤ達の冒険者生活は今から始まる。楽しい時も悲しい時も、そして辛い時もある。だが、シンヤなら幼馴染達と、これから仲間になる人達と協力して乗り越えられる!これから何が起こるかは、まだシンヤ達には知らない。
パーティ結成編始まる
シンヤは現地主人公ですが、この世界には転移者や転生者が存在します。トランプとかの娯楽を広めたのは、過去の転移者や転生者です。
もう一本上げます




