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ヒナタが照れる表情が可愛いすぎる

南のダンジョンから出発してから、一週間の月日が経って居た。


「はぁ〜」(ヽ´ω`)


シンヤはダラーっとソファの上で寛いで居た。

昨晩、アイとクロカとルティナと楽しんでいた。シンヤは全ての体力など、色々吸い尽くされた。


「君って意外と凄いんだな」


キースはシンヤの隣で趣味の絵を描いて居た。絵の腕は上級クラスぐらいに上手かった


メガネ姿可愛いな


「お嬢見てたのか?」


「う、うん」


キースは耳を赤くして頷いた


「うぇーん、本当恥ずかしいよ」


「私は君を満足させる事出来るのかな?」


「別に俺はお嬢と一緒だけでも満足だぞ」


シンヤは眠そうに、ボソッと呟いた。それを聞いたキースの顔は真っ赤になってしまった。


「我従僕!!不意打ちはやめろ!」


「グヘ」


キースはソファにあった、枕を掴んでシンヤの顔に投げた。


「お兄ちゃん、次どこに向かってるの?」


「決めてない、近くに良い所があったらそこに行く感じってアイと決めた」


シンヤ達は今目的地がなかったので、馬車でウロウロして居た。


「近くに、街とかあったら行こう」


「え?良いけど。どうしたの?」


「砂糖無くなってるよ」


「あ、そう言えば最近砂糖を使うものばっか作ってたからな」


最近シンヤは、クッキー、ケーキなど甘い物を作っていた。

キースはシンヤのクッキーが物凄く気に入ったのかちょくちょく作ってくれとお願いしていた。


「分かった、今からアイの所に行ってくるよ」


「良いよ、お兄ちゃんは休んでて私が行くから」


シンヤは立ち上がり、マナの頭を撫でた


「マナは修行した後だから、疲れてるだろ?」


「マスター立ち上がらなくても、リングで会話すれば良いのでは?」


「うぉ!」「わぁ!」


シンヤとマナはいきなり後ろに現れたアイに少し驚いていた。


「た、確かにリングがあったわ」


「それで、マスター私を呼ぶ声が聞こえましたがどうしたのですか?」


「あー、次近くに街とかあったら寄って行こうと伝えようとしたんだ、砂糖がそろそろきれそうで」


「かしこまりました。えっと、1番近い街なら...」


アイは魔法でモニターを出して地図を見ていた


「小さな街がありますね。ここでなら砂糖は買えますよ」


「ならそこに向かうか」


「かしこまりました」


アイは操縦室に向かって行って進路先を設定していた。

シンヤの背中をツンツンと指先で突いた感触がした。


「ん?」


後ろを確認すると、赤くなりながらなんやらモジモジして居たヒナタが立って居た


「ヒナタ、どうしたの?顔でも赤いぞ?風邪でも引いたか?」


「その今夜、私と..えっと、」


「どうしたんだ?ヒナタ、今夜が何だ?」


「ええっと、あの、」


「シンヤ君、あまりヒナタをいじめないでね。貴方気付いてるでしょ」


その会話を聞いてアリアに注意された。


はい、顔を赤くしていたので何を言うのか気付いてました。モジモジしてるヒナタが可愛い過ぎたのでついイジりたくなったのです。


「ダーリン、もしかして分かってたの?」


「ごめん、ヒナタが凄く可愛いかったから。つい、イジりたくなっちゃって」


「ダーリン意地悪」


ヒナタは頬を膨らませた


「わー、悪かったってそんな拗ねるなって」


「拗ねてないもん」



*********


夜となり、シンヤは先に部屋の中で待機して居た。

ドアを叩く音が聞こえて来た。

すると、入って来たのはヒナタではなくアイだった。


「ん?あれ?アイどうしたんだ?」


「ヒナタ様が恥ずかしくなって居まして、そこら辺ウロウロして居ましたので、ここまで連れて来ました」


アイが部屋の外にいる自分の腕を引っ張ったら、ヒナタが出てきた


「私の役目は終えましたので、2人はごゆっくりと楽しんで下さい」


アイは部屋をでて、扉を閉めた。

シンヤはヒナタに視線を移すと、地面を見てモジモジとしながら頬が赤くなって居た。


「ヒナタ、まず座るか」


「ひゃい」


今噛んだよね?


ヒナタはシンヤの隣に座った。


「ヒナタ、そんなに恥ずかしいなら。今度でも良いぞ?」


「いや、今夜にするよ。せっかくサラが先に譲ってくれたし。私頑張るね」


ヒナタは決心を決めた様だ


「ダーリン、私こういうのう初めてだから、あまり上手く出来ないかも知れないけど、ダーリンを満足出来る様に頑張るよ」


「なら、俺がエスコートしてあげるよ。気持ちよくさせてあげるよ」


は?何言ってんの俺、キモッ


シンヤも少し恥ずかしくなって居たのか少しテンションがおかしくなって居た。

自分の今のセリフを思い出すと少し自分に対してキモいと思ってしまった。


「うん、お願いします」


シンヤはヒナタの唇にキスをして、舌を入れた。

ヒナタはシンヤの舌捌きに対して気持ち良い表情になって居た


「脱がすよ?」


「良いよ」


シンヤはヒナタのボタンを一つ一つ外した。

ヒナタの手が少し震えて居た事に気付いたようだった


「ヒナタ、怖いか?」


「うん、少しね。でもダーリンと一つになれると思うと嬉しい気持ちが勝つかな」


「それは嬉しいな」


シンヤは嬉しそうに笑った、ヒナタがこれ以上怖くならない様に、ヒナタの手を握りしめた。


「嫌になったら言ってよ?」


「うん、ごめんね。あまり女の子みたいな手じゃなくて」


「ん?」


ヒナタの手のひらはマメだらけだった、いつも剣を振って居たのでマメが出来るのもおかしくない。


「俺は好きだぞ?ちゃんと、頑張ってる証じゃん。ここまでマメが出来たって事はヒナタがずっと努力をしてるって証拠だ」


シンヤはヒナタの手を見つめて居た


「やっぱりヒナタの手は綺麗だよ。俺は頑張ってるヒナタが大好きだ。いつも、ヒナタは俺らと模擬戦し終わった時裏でメモをしたり自分の悪い所を直したりしてる所が凄いと思ったよ」


「見てたんだ」


「うん、俺はいつでもお前らを見てるからね」


「私はダーリンに惚れて良かったと思ってる」


「俺もだよ。ヒナタ愛してるよ」


「うん、私も好き、大好き、愛してる!正直言ってこう言う事は嫌いと思ってたの」


「そうなの?」


「うん、あっちの世界でいやらしい目で私の体を見たりして、男はそういう事しか考えてないんだなって感じて嫌いになってたの」


「俺もヒナタをいやらしい目で見てるぞ?」


「ダーリンだと、嫌な気分じゃないな。てか、ダーリンはいやらしい目って言うけど性的な目じゃないじゃん」


「本当にエロいって思ってる時はあるぞ?例えば汗だくの時とか」


「やっぱりあの時そう言う目で見てたんだ」


ヒナタは少し恥ずかしくなって居た


「ごめん、俺も男なんだ。あんな姿を見るとつい思ってしまったんだよ」


「やっぱり、ダーリンだとそういう目で見られても悪い気分はしないな。逆に良い気分だよ、好きな人が私を求めてるって思うと、それにダーリンは性的な目だけじゃなくちゃんと心から愛してくれてるって分かるし」


ヒナタはシンヤに軽くキスをした


「痛い時は言ってね」


「我慢する」


2人は一つとなってゆく



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