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シンヤの想い人...?


うーん。なんでリンとマナと一緒に寝てるんだっけ?

あれ?最後の記憶クロカと模擬戦してる時だよね?思い出せ!うーんやっぱり分かんない。


「んん」


「リン、おはよう」


そして、リンはシンヤの顔を見て。涙を流しシンヤに抱きついた


え?なんで?なんでまた泣いてるの?え?もしかして俺またなんか何したの?え?え?


「兄ちゃん...良かった」


マナにも抱きつかれた


「...」


本当何したんだよ俺


そして、俺ら3人は部屋から出た。

そして、母さんや父さん、サナさんとアリア、そしてクロカの隣にバロンさんがいる。


ん?なんでこんなに人集まってるの?あれ?俺今日誕生日だっけ?...な訳ないような。だって空気重いもん。こんな、空気でやる誕生日嫌だもん。しかも、人も少ないし、え?リン達以外友達いるのって?ハハハ。てかそもそも今日じゃないしね。はい。


「えっと...おはよう?」


ガイ「こっちに来いシンヤ」


え?怖!本当なんかしたっけ?


なぜか、ガイはクロカの方面を見て、コクリと頷いた。

そして、ガイはクロカに向かって魔法を放った。


「は?」


その光景を見て、シンヤは怒りを感じて、魔眼を発動させ、魔法を消した。


バロン「やはりか、あれは。完全に第三魔眼だな」


「おい、クソ親父。何をしてる?」


俺は、人生で初めて父さん...いや、この男を殺したいって思った。


シンヤは、ガイに向かってゴブリンの時以上の殺気を放った。窓が割れてもシンヤは、ガイに殺気を放つ事をやめない。


マナ「ひっ、」


サナ「シンヤ君!待って辞めなさい。マナちゃんが怖がってる。殺気を抑えなさい!」


コリーナ「....」


「ああ?」


マナが、怯えてるの見てちょっと冷静さを戻った


「おい、なんでクロカに、魔法を打った?ふざけんな」


ガイ「シンヤ、その魔眼をどこに手に入れた?」


「今は魔眼なんてどうでもいい!てめぇ、なんでクロカに、」


クロカはそっと、シンヤの袖を掴んだ


「シンちゃん、大丈夫...ボク、魔法を撃たれる事知ってたから。シンちゃんがもし止められなくても、バロンさんが止めてたから、大丈夫、ボクの為に怒ってくれた事は嬉しい..ねぇ?ちょっと落ち着こう」


ガイ「シンヤ、クロカに魔法を撃った事は謝る。だが、俺らは親としてお前が心配なんだ、その魔眼をどこに手に入れた?」


「あ?てめぇ、いやいい...これは、前に俺を拾ってくれた女の子がいるって話しただろう。その時に、ケルベロスのせいで右目が失ってたから。ちょうど良いってこれを..」


ドサ!


椅子が倒れる音がした

コリーナは、泣きながらシンヤに近づいた


「ケルベロス?目を失った?どういう事よ」


あ、やべ!冷静さを失ってたから、普通に喋っちゃった。


シンヤは、本当に心配してる母さんの顔を見て、全てを話す決意をした。


「ああ、心配させたくなかったから、隠してたけど。迷子になった事を本当だ、その時にケルベロスと、遭遇してしまって。右目を潰されて死にかけた」


そして、コリーナはシンヤを抱きついた


「バカ!心配させたくない?親に気を使わなくていいわよ!親が子供を心配する事は当たり前のことよ!一人で全て背負うとしないで!」


ガイ「ケルベロスか、なぜこんな所にいるのかは謎だが、バロン今すぐに村全体に伝えろ」


バロンが家から飛び出そうとした瞬間、シンヤはバロンを呼び止めた。


「あーいやいや待って待って、ケルベロスならもういない、最終的に俺が倒したから」


4人は俺の話を聞いて、ポカーンっと顔をした


バロン「倒した?お前がか?10歳の子供が?本当か?」


「ああ、本当だ、まぁ俺1人の力じゃないけど、俺が死にかけた時に力を貸してくれた奴がいて、それで倒したんだ。」


俺は、マジックアイテムの中に、ケルベロスの魔石を取り出した。


ガイ「ちょっと、それを貸して、鑑定。うん、確かにケルベロスの物だな」


サナ「え?!てかそれ、マジックアイテム?!」


ん?あーそういえば人前で使うのは、初めてだったな


「これは、前助けてくれた女の子、ティナからの貰い物だ、ティナから魔眼を貰ったり<気>を、教えて貰ったんだ」


俺は、ティナのことを話した。

何故か、その時。幼馴染4人の目線が痛かったけど。


「そうか、ティナさんに、感謝しないとな。シンヤをケルベロスから助けてくれた事とか」


「ん?あー違う違う、ティナは俺を看病しただけ、ケルベロスの時は違う女が助けてくれたんだ」


「「「「?」」」」


みんなは首を傾げた

そして、なんで?幼馴染達からの目線が痛い。


「話を聞かない奴で名前が聞けなかったけど、白髪で赤い紐で髪を結んでいた奴に助けて貰ったんだ、そいつから、刀?って武器を貸してくれたんだ」


その言葉を聞いて4人は目を見開いた


コリーナ「ねぇ、シンヤ他にその人から何か聞いてない?」


「んー?あーなんか、呪印?の呪いが受け継いでないのは、私の血のおかげとかなんとか言ってたような」


コリーナ「え?」


コリーナは、驚いてガイの方向をみた、

ガイはやべ!言い忘れてたって顔をして

コリーナはガイをちょっと睨んだ


コリーナ「そうか、彼女が助けたんだ...でも、どうして?」


「ん?知り合いなのか?」


「いや、多分人違い」


そして、奥の部屋から、リエの鳴き声が聞こえてきた。


「リエ、起きちまったか、俺が見てくるよ。」


(正直ここから逃げたい)


コリーナ「流石兄ちゃんね、リンちゃん達も見てきていいわよ」


「やった!」


そして、5人はリエの部屋にいった。


コリーナ「シンヤを助けた人って、完全にサクラよね」


ガイ「そうだな、シンヤが話を聞かない奴って言ってたけど、完全にサクラだな」


サラ「でも、どうして。サクラさんはもう...」


バロン「でも、良かったんじゃねーか。今は気になる事が多いが、シンヤの奴が生きてただけで。」


コリーナ「ふふ、それもそうね」


ガイ「てか、まさか。クロカちゃんの事で、あそこまで怒るとは思わなかった、あの目完全に殺しに来る目だったな。」


「「「そうね」」」


サナ「それほど、シンヤ君はあの4人を大切にしてるって事よ」


コリーナ「てか、あの4人いつまで。想いを伝えないつもりなのかしら、はぁ〜ティナさんに取られちゃうわよ。」


バロン「ティナさんってあれか、シンヤに魔眼を渡した奴か、そいつを詳しく知りたかったけど。なんで、そこでティナさんの話が出てくるんだ?」


サナ「はぁー、貴方気付いてないのね、シンヤ君多分、いや、確実的にティナさんの事好きだよ」


ガイ、バロン「「え?!!」」


コリーナ「貴方も気付いて無かったのね、シンヤ。ティナさんの話をしてる時の顔はリンちゃん達と話してる時と同じ顔よ、シンヤはティナさんの事リンちゃん達と同じぐらい好きだと思うわよ、まぁ本人はそれを恋心って事気付いてないけどね、もしかしたら、シンヤの話を聞く限り。ティナさんもシンヤの事が...ふふふ。まぁ、会ってみないと分からないけど」


ガイ「その、ティナさんって人に会ってみたいな」





次から、パーティ結成編に入ります。

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