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シンヤ対クロタロウの決着

「どうする?まだ続けるか?」


「はい、貴方と戦ってると楽しくなって来ました。本気で行かせて頂きますよ」


「武器はいらないのか?」


「はい、私はガクヤ琉の武術を師匠から教わって居ますのでね。私の武器はこの拳だけですよ」


「成る程」


お互いは言葉を終えた瞬間姿が消えた。次の瞬間、クロタロウはシンヤの蹴りの攻撃を防御してい、反撃でパンチの連撃を入れた。

その、乱撃はシンヤの手のひらで全て塞いだ。


「フーーー、はっ!!」


クロタロウは力を込めて、シンヤの体目掛けて思いっきり殴った。


「もう、自分のものにしましたか」


シンヤはクロタロウの拳はシンヤの身体を貫いた、シンヤは体は歪んだいた。すると、横から蹴りの攻撃がきてクロタロウは慌ててその蹴りを防御した。


「やはり、私の鏡花水月より上手く使えこなしてますね」


「そりゃ、どうも」


「だが、それには大きな欠点があるのですよ」


再びクロタロウはシンヤに攻撃した、シンヤは軽く避けて反撃しようと肘打ちで攻撃したが鏡花水月でクロタロウの体が歪んだ。

クロタロウはシンヤにアッパー入れようと攻撃モーションに入った。


「鏡花水月の弱点は魔力まで騙せないのですよ」


クロタロウは何も居ない所に攻撃した、手応えがあった、シンヤの顎にパンチが当たった。

後ろに飛びシンヤはクラクラしながら、距離を取った。


「勢いを殺す為後ろに飛びましたか、今の当たってたら勝てましたがね。シンヤ様の反射神経は素晴らしいですね」


「そりゃあどうも」


お互い再び、飛び込み激しい攻防を繰り返した。シンヤの攻撃が通ると思ったら、クロタロウは鏡花水月で避けた。


「甘いですよ!」


「ちっ」


クロタロウは反撃でシンヤの脇腹に蹴りを入れようとしたがシンヤも鏡花水月を使って避けようとしたが、クロタロウはシンヤの魔力でどこに行った感じて、そこに攻撃を変えた。


「ほーう、今の止めましたか」


クロタロウの拳を掴んで防御をした。


「そろそろ良いかな」


「?」


一旦距離を取ってシンヤは構えた、その構えを見てクロタロウは目を細めた。


「私と少し同じ構えですね」


「すこし、パクらせて貰うぞ」


シンヤは再び超スピードでクロウロウに向かって行った、スピードが先程のシンヤのスピードと比べ物にならないぐらい早くなって居た。

瞬時にクロタロウに近づき腹にパンチをいれた。


「ガハッ」


クロタロウはそのパンチの勢いで後ろに吹っ飛んだ。

シンヤは吹っ飛んだクロタロウを追いかける様に飛んで、踵落としで地面に叩きつけた。

クロタロウはまだ、ギリギリ立ち上がった。


「動きが速くなりましたね。素晴らしいですね」


「もう、終わらせるぞ」


シンヤは身体中に<気>を込めた、クロタロウはシンヤの異変に気づき警戒をした。すると、クロタロウがずっと見てたシンヤの姿が消えた、クロタロウはシンヤの魔力を感知して横を見たら蹴りの体制に入って居た、クロタロウは瞬時に腕を薙ぎ払ったが、鏡花水月の偽物だった。瞬時にシンヤの魔力を探って後ろに居ると気付いて後ろに蹴りを入れた。


「なっ?!」


確実にシンヤだと思ってものが、鏡花水月で作った偽物だった。クロタロウは背後から腕が現れてそのまま地面に叩きつけられた。


「がぁ!」


「終わりだな」


クロタロウの顔に当たりそうな距離でパンチを止めた。


「...参りました」


「終わったの?」


決闘が終わったと思いキースが近づいてきた。


「これは勝てないですね。貴方一度も本気出して無いですよね?最後お嬢様が近づいて来た事に気付いて終わらせたのですよね」


「我従僕は強いのね、クロタロウは元Sランク冒険者なのに簡単に倒すとは」


「Sランクで強い方じゃ無いの?」


元Sランクのギルマス、武闘会前優勝者のSランクよりは全然強いと思うし


「シンヤ様一つ聞いても宜しいでしょうか?最後の鏡花水月で作った偽物に少し魔力を感じたのですがあれはどうやったのでしょうか?」


シンヤが答えようとしたが先にキースが答えを言った


「最後は確かに貴方の後ろに我従僕は居たよ、クロタロウが後ろに振り向く時速いスピードで我従僕は貴方の後ろに回り込んだのよ。わざと魔力を感知させて貴方は我従僕の魔力の残存に騙されたのよ」


シンヤは高速で起こった事を全てキースが見えて居た事に対して驚いて居た。


「お嬢全部見えてたのか?」


「シンヤ様、お嬢様は呪いさえ無ければ強いお方なのですよ。呪いのせいで体の弱くなっているだけで衰弱してるだけですよ」


「まさか、さっきのナンパ野郎からの助け要らなかったのか?」


「今の私だったら、負けるわ」


キースの支度も終わった事で、キースの親に挨拶をしてダンジョンに向かおうとする。


「お嬢、ダンジョンに行くよ」


「分かった」


「...っと、その前にやる事しないとな」


シンヤはリングに魔力を流した


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