あ、俺死ぬのか
12日ぶりの、村のまえにいる。
リンが、俺の腕を離してくれない。
「リ、リン、そろそろ離してくれると嬉しな」
「や!またどこか行っちゃう、ずっと一緒って言ってくれたじゃん」
[,,,はい」
「えへへ」
うおおお、え、なに。リンどうしたの?凄い甘えてくるじゃん。か、かわいい過ぎる
そして、村に入ると見知った顔が3人
アリア「リン!!あなたまた!一人で森の中に行って!!あなたまで消えたら!消え、、、ほぇ?」
「お、お兄ちゃん?お兄ちゃん!!どこ行ってたの!うう...うあああ」
マナはシンヤに抱き着いてきた
「シンちゃん、、よかった、本当に良かった、、うう」
クロカまで泣かししまった
そして、アリアはシンヤの手をそっと握った
「シンヤ君、生きてたんですね。良かったです。本当に本当に、、うあああ」
アリアまで泣かしてしまった
(ん~まさか、ここまで心配されるとは、もっとはやく帰ってけば良かったな)
「シンヤ君どこに行ってたんですか?本当に心配しましたよ。」
「ほかの、女のところにいたらしい」ボソっ
、、ohリン、まじか
リンがとんでもない爆弾発言をし、他3人は血相を変える
アリア「へ~そうなんでか。私たちが心配してるときに、他の女とよろしくしてたんですね。」
ボギギギ
「あ,アリアさん、ちょっと手が痛いんですが」
「ふふふふ」
怖い怖い、笑ってるけど目が笑ってない
「へぇ〜シンちゃんそうなんだ〜ボク達が死に物狂いで探してる時に他の女と楽しくしてたんだ」
「ク、クロカさん?!その後ろの炎はなんですか?」
「ンー?寒そうだったから、温めてあげようかなーって」
いやいや死ぬよそれ、普通に死ぬよ?
「兄ちゃん、コリーナさんやガイさん達が休まずに探してたのに。兄ちゃんはその女とご飯食ったりお風呂に一緒に入ったりイチャイチャしてたんだね」
「いや、イチャイチャはしてな...あ」
一緒に飯も食っていた、しかも一緒に風呂に入ってた事もあった。いやあれはティナが、勝手に入ってきただけ...
ピキッ
リン「へぇ〜そうなんだ、そうだったんだ。」
クロカ「ふーん」
アリア「なんですか?今の「あ」は?本当によろしくしてたんですね」
マナ「やっぱりイチャイチャしてたんだ」
あ、やばいこれ死ぬ奴だ
「いや、あれは!勝手にティナが入ってきて...」
「「「「ティナ?」」」」
「いや、その」
やばい!話を変えないと、ここで死んでしまう。
「ほら!ここで話すのもあれだし一回俺家行かない?母さんや父さんも心配してると思うしね!ね!」
「「「「正座」」」」」
「え、いやここ外、しかもみんな見てるし...」
「「「「正座」」」」
「はい」
俺は外で4人の美女に1時間ぐらい正座されている
村のみんなが俺を哀れな目で見てた
なにこれ?浮気がバレたみたいな感じじゃん
やっと俺は家に帰ると、父さんと母さんは俺を見て驚いたが、母さんは泣きながら抱きつき、父さんは心配する様に俺が帰ってきたことに感謝した。まぁ、その後にまたリンが爆弾発言をして、ものすごく怒られたのである。
そして俺は、12日間何をしてたか説明した。
これ以上心配させないように。
死にかけた事やケルベロスと戦った事を隠して。
ただただ、森に迷子になって。ティナって子に拾われ、そこでずっと修行をしてたって事を伝えた。




