何人居るのよ?
「アイとカノンはその2人守ってて」
「畏まりました」「分かった」
「俺とヒナタとメイは攻めるぞ」
「分かった!」「うむ」
シンヤとヒナタとメイは武器を構えた
「まず余から行くぞ!」
メイは大剣を振り回した、周りに居たモンスターはメイの大剣によって真っ二つだった。
弓を持っていたゴブリンがメイに矢を放った
「お、ありがとう」
「助けは必要じゃ無かったか」
その矢をシンヤ素手で掴んで折った。
その隙にヒナタがゴブリンを貫いた。
「ドラゴン誰やる?」
「余がやる、トカゲと本物の龍の違いを教えてやる」
「了解」
メイはドラゴンの方向を走って行った。
ドラゴンはメイにブレスを放った。
それを見てたサンが叫んだ
「危ない!!」
アイ「大丈夫ですよ」
メイはブレスごと大剣で斬った。ドラゴンの首は地面に転がっていた。
「お前危ないぞ!!」
バロンはカノンの後ろにウルフが潜んでいる事に気付いて、4体のウルフがカノンを襲った
「大丈夫、気付いてるから」
カノンは薙刀を後ろに薙ぎ払って、4体のウルフはその場で倒れた。
シンヤ達は残りのモンスターを片付けていた。サンとバロンはシンヤ達が圧倒的な強さで驚いていた。
「終わったな」
シンヤは刀についてる血を振り払って鞘にしまった
すると、シンヤは腰にある銃を取り出した
「出て来い。居るのは分かってる」
森の奥から角の生えた男が現れた
「まさかバレるとは思わなかった。我々の計画を邪魔しよって!!ここで殺す!我は7階級のテ「ああ、名前は言わなくても良い」は?」
シンヤは魔族が自分の名前を言おうとした瞬間、シンヤに止められた。
「どうせ、すぐに死ぬんだからな。いちいち名前を言われても覚える気もないし」
「お前!絶対に殺す!」
「シンヤ!俺達も手伝うぞ!」
「あいつは7階級って言った。力を合わせれば勝てるかも知れない」
バロンとサンがシンヤの前に立ち武器を構えた
すると、空から小さな女の子が降って来た
「お〜パパ〜まだ終わってなかったの〜」
「「パパ?!」」
サンとバロンはシンヤの事をパパと呼んでいる事に驚いていた様子
「スー、なんで来たんだ?そっちは終わったのか?」
「そ〜こっちは終わったよ〜伝えに来た〜」
「渡したリングで伝えれば良いのに」
「あ〜忘れてた〜」
スーは可愛いくベロを出しながら自分の頭をコツンと叩いた。すると、サンが混乱しながらシンヤに話しかけて来た
「シンヤ君!誰との子なの?!リンは?リンとはどうしたの!」
「サンさん、落ち着いて。どうしたのいきなり?リンとならぼちぼちとや「おい!無視してんじゃねぇ!!」
魔族がスーの背後に回り込んで、首に刃物を突きつけていた
「それ以上動いてみろ!ガキの首は吹っ飛ぶぞ!」
「あんた!卑怯よ!!子供を盾にするなんて」
「スーそいつお前に任せるよ」
「ちょっと!シンヤ君!なんでそんなに落ち着いてるの!貴方の子が人質にされてるのよ!」
いや、俺の子じゃなけど
ヒナタとメイはシンヤに近づいて来て、アイはアイテムボックスから飲み物を出してみんなに渡した
「マスターお疲れ様です」
「お!ありがとう」
シンヤ達は終わった感じの雰囲気になっていて、無視されてる魔族が怒り出した
「知らねぇからな!」
刃物はスーの首を刺した、サラとバロンは驚愕していたが魔族が刃物に異変に気付き見ると、溶けていた
「お〜いきなり刺すのひどい〜」
「は?ど、どういう事だよ」
スーは身体をスライム状にし、魔族を全身追う様に飲み込んだ。魔族の体はどんどん溶け始めていた
「あぁぁぁあ!!!なんだよ!!これ!!」
「モグモグ」
魔族は完全に溶けた。サンとバロンは小さな女の子が7階級を簡単に倒した事に物凄く驚いていた。
スーは小走りでシンヤ達に近づいて、アイからジュースを貰って飲んで居た
「プハッ!前食べた魔族より魔力が少ないな〜」
「お前一体何階級の魔族と戦ったんだよ」
「ん〜名前言う前に食べちゃったから分かんない〜」
「シンヤ君」
ゆらりと近づき目を見開いてシンヤに掴みかかった。
「どう言う事なのよ!子供出来たの?!リンは!リンとはどうしたの?!」
「お〜パパ大丈夫?〜」
いや、スー助けてくれよ
シンヤは元凶のスーに助けを求めたが、知らないフリをされてそのままジュースを飲んでいた。
すると、2人がシンヤを助けたが余計に状況が悪化した
「あまり旦那様を困らせないで」
「まぁまぁ、ダーリンとどう言う関係か知らないけど。少し、落ち着こう?」
「旦那様?ダーリン?」
サンがどう言う事よ?って目線でシンヤを睨めつけたが、シンヤはバロンに助けを求めたが、何故がバロンもシンヤを睨めつけられていた
「シンヤ...俺はリンと結婚すると思ってたが。いや、結婚して欲しかったが。まさかクロカ達以外の女とお付き合いするとは予想外だった」
「いや、リンとクロカ達も結婚するだが?」
「え?シンヤ君一体お嫁さん何人居るのよ」
「いや〜それは、あはは」
シンヤは一年も経たずに10人以上の妻を作ってる事に対して笑う事しか出来なかった




