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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
再びフェレスガに戻ろう編
157/283

再び二つ名

「おおお!懐かしいですね」


「8ヶ月前ぐらいか?」


ルナは外の景色を見る為に窓から顔を出していた。

そして、門の前で検問を行う為に門番に止められた。


「貴族様でしょうか?この街に何しに来たんですか?」


馬車からシンヤが降りて来た


「久しぶりだね」


「ん?その顔は..おお!あの時奴か!噂は聞いてるぞ。最近暴れてるらしいじゃねぇか」


「あはは」


「君は前も検問した事あるからカード提出は良いよ」


「それはありがたい」


「それで、この街には何しに来たんだ?」


「ん?ああ。近いうちにスタンピードが起こる。この街が危ないからね。守るに来た?って言えば良いのか?」


「...ん?スタンピード?それは本当か?」


「ああ、だから気を付けろよ」


シンヤ達は門番に挨拶を交わして、冒険者ギルドに向かって行った。

シンヤ達はギルドの中に入った時他の冒険者に注目された。美女の集団が入って来たと。騒いで居たがすぐにシンヤを見た。

だが、いつもと違う反応だった。いつもなら、誰かがちょっかいかけてくるが今回は誰もかけてこない

そして、見覚えある猫獣人の受付嬢に向かった


「いらっしゃいせニャ、依頼ですニャ?ん?おーシンヤ様じゃ無いか」


「久しぶり...タコさん?」


「猫さん!!自分がつけた名前ぐらい覚えて下さいニャ!てか、私の名前ネコじゃ無かったニャ」


「すまんすまん、俺人の名前覚えるの苦手でさ」


「酷いニャ、まぁそれは良いニャ。この何も無い街に戻って来たのはどうしてニャ?」


自分が住んでいる所を、何も無いって言うのか


「スタンピードが起こるから、それを止めに来た」


「...シンヤ様達が来ると騒がしくなるニャな、シンヤ様が言うなら本当だと思うからニャ。一応冒険者達に伝えるニャ」


「あー、良いよそれは。街の中に待機させて、スタンピードは俺達が止めるから」


「自分達の街は自分達で守りたかったが、シンヤ様達ならむしろ私達が邪魔ですニャね。分かったニャ」


「別にそこまでは言って無いけど」


ネコさんはシンヤが思ってる事を見抜いていた


「あ、そうそう。二つ名あったんだったニャ。えっと、冥帝様」


「あはは」


「それにラストカネスで暴れた事によって、他の連中にも二つ名着いたニャ。ランクも上がってる。いや〜動画見たけど冥帝様達の活躍素晴らしかったニャ」


「え?二つ名増えてるの!」


ネコさんから今回着いた二つ名とランクを聞いた


Sランク『冥帝』シンヤ

Aランク『紅蓮剣』リン

Aランク『稲妻の聖女』アリア

Aランク『動く要塞』マナ

Aランク『月姫』カノン

Aランク『魔弾姫』ルナ

Aランク『黒鉄の魔女』アイ

Aランク『黒霧』ルティナ

Sランク『死神』クロカ


そして、新しく着いた二つ名


Aランク『蒼星の龍騎士』メイリア

Bランク『氷結の魔女』サラ

Aランク『残虐の道化師』ヒナタ

『影の執行者』謎の獣人族

Sランク『大食らい』スー


「ですね」


「ちょっと!!!」


二つ名を書き終わった瞬間ヒナタが涙目になりながら、自分の二つ名に不満があった。


「道化師は分かるよ!残虐って何!私そんな酷い事してないよ!」


「ヒナタ何言ってんだ?相手の目や、肺そして心臓まで奪ってるじゃん」


「それはそう言うルールだったから!」


ヒナタは涙目になりながらシンヤの襟を掴んだ


「てか、謎の獣人族って、イヴの事だよね?イヴの冒険者登録したいけど...イヴ、何かカード持ってる?」


「ない、私奴隷だから。必要ないよ?」


「でも、イヴも奴隷としてじゃなくて冒険者として居させたいし。1人だけパーティに入って無いのも嫌だでしょ?」


「そもそも、12人いる。どっちみち私パーティに入れない」


「...確かに」


「冥帝様、冥帝様」


ネコさんが小声でシンヤを呼んだ

ネコさんはシンヤの耳元で他の人に聞こえない様に喋った


「カードが無かったら水晶に手を翳せば作れますよ」


「え?そうなの!ならそれやるよ」


「あと、パーティに入る件ですが..」


「ん?」


ネコさんは何やら言いにくそうな顔をしていた


「あの子はその..訳ありって感じですよね?奴隷とか..」


「奴隷だと冒険者出来ないのか?」


「可能ですニャ。12人超えてもあの子なら冥帝様達のパーティに入れるニャ。ですが..奴隷枠としてですニャ。冥帝様は見た感じあの子を女の子として接してると見たニャ。多分、冥帝様嫌ですよね?」


ネコさんの言う通りだった。イヴは奴隷だが、シンヤはイヴを奴隷として扱うって事が嫌っている。

本人が自分の奴隷と名乗っているが内心複雑な気持ちだった。


「ご主人様、それで構わない」


「「おっ!」」


まさか、2人の会話を聴こえてるとは思わなくて驚いた2人だった。


「私、獣人族耳は良い」


イヴは自分の耳をピョコピョコ動かした


「イヴ良いのか?奴隷枠だぞ?他の連中が何か言って来るかも知れないぞ」


「良い、そんな奴ら言わせれば良い。ご主人様の悪口だけは許さないけど」


「イヴが良いなら」


イヴはネコさんが持ってきた水晶に手を翳して、冒険者登録を終えて。ジョーククロウに入った。

イヴはラストカネスの活躍もあり最初からCランクからスタートだった。

すると、シンヤ達はこの街に来る集団に気付いた


「思ったより早いな」

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