久しぶりの幼馴染が可愛いく見えるんだが?
「もし良かったら、俺と一緒に来ない?」
「えっ!行くの..,いや、行かないのじゃ」
ティナは、暗い顔で答えた
「...そっか、分かった。ティナありがとな。」
「ふむ、ここで、別れじゃ小僧。ほれ、今から転移してやる」
「ああ、ティナ俺はもっと強くなる。ティナの事情は知らないが、俺を巻き込みたくないからだろ?そんな悲しい顔するな、必ずだ!必ずお前より強くなる!また、どこかで、会おう!じゃーね!ティナ」
シンヤは笑顔でティナと、別れた。
「我より強くなる?生意気な小僧め。はぁ〜小僧に付いて行きたかったの〜、また1人になってしまったのじゃ...小僧......」
ティナは悲しそうに、シンヤを呼んだ
〜〜〜〜〜〜
シンヤは洞窟の前に転移した
「うお!久しぶりの外の空気だ!...はぁ〜」
なんでだろう、なんか振られた気分だ
「まぁ〜しょうがない。ティナにも事情が、あるんだ。ティナの事相当気に入ってしまったのかな〜」
そして、俺は村の方に歩いていると、20匹ぐらいのモンスター...ゴブリンがいた
「おっ!ラッキー。ずっとティナに負けていたから、どのぐらい強くなったか試してみよう」
シンヤはゴブリンの集団に突っ込んだ
気と魔力を足に込めシンヤは1匹のゴブリンの頭を蹴りで吹っ飛ばした。
「え?!!柔らか!何これ。やっぱり、ティナが強すぎて実感湧かなかったけど。相当強くなっているんだなー」
ゴブリンは後ろからシンヤに攻撃したが
シンヤはそれに気付いて、拳でゴブリンの体を貫いた
「うわー最悪汚い、てか<気>ってすごいな!後ろからくる敵も感知出来る様になるって」
俺はあっという間にゴブリンは全滅した
「うーん、完全に強くなっている。今じゃ、ケルベロス倒せるじゃね?ん?一キロ先誰か戦っているな」
シンヤは戦っている先をジっと見た
<気>で五感が強化されていて、5キロ先まで感じる奴になっている。
「ちょっと、行ってみるか」
そして、戦っている方向に行ったら、ゴブリン5体と1人の少女が戦っていた
「...あれ?リンじゃね?」
リンがゴブリンと、戦っている。
「まぁ、リンだから、5匹ぐらい大丈夫だろう。てかなんで1人で森の中にいるんだ?」
12日間ぶりのリンの戦いを見ていたら
後ろからゴブリンがリンに襲い掛かろうとしているが
「くそ!リンの奴気付いてないな」
俺はリンの方向に、走った
(間に合わない...)
俺はゴブリンに、怯ませる為に猛烈な殺気を放った...途端に倒れてしまった。倒れたゴブリンを、覗くと
「あれ?泡吹いてる...、てかリン!お前何やってんだ!なんでお前1人で森の中にいるん..おい!リンどうしたんだ!?」
シンヤはリンの見た目を見て驚いた
髪はボサボサで、目元はちょっと赤くなっている
ずっと泣いてたんだろう
「お..おい、大丈夫か?」
「...シン?シンなの?」
「お、おう..シンヤだ、てかどうし..うぉっ!」
リンはシンヤに飛びつく勢いで抱きしめて泣いた
「うあああ、シンシンシン!どこ行ってたのよーうああ、ごめんなさいごめんなさい、顔なんて見たくないなんて言ってごめんなさい!だから、もう私の前から消えないでシン!ごめんなさいごめんなさい」
なるほど、リンは自分で言った言葉のせいで俺が消えたと思っているだ
「大丈夫だよ、もうリンの前で消えたらしないからな、ずっと一緒に居ような?」
ううぅ、なんかプロポーズしてみたいだな
「本当に?もう消えたりしない?ずっと一緒にいてくれるの?」
「ああ、ずっと一緒だ」
そっと俺はリンの頭を優しく撫でた。
ううぅ、なんだ。リンがくそ可愛いく見えるぞ。
「...くんくん」
「ど、どうしたの?リン?」
リンは何故か俺の匂いを嗅いだ。犬かな?
「あ!ごめんリン!もしかしてゴブリン臭かったか?悪い悪い」
「ねぇ。シン」
「は、はい」
何故かリンは低い声でシンヤの名を呼んだ
「...知らない女の匂いがする」
「............」
Oh...
もう1本投稿します




