表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
カジノの国ラストカネス編
147/283

大賢者の本

2本目

クロカチーム〜〜〜〜〜〜


「さぁあの2人を無力化して下さい」


クロカは大鎌を構えて、隣に居たチョンボーンの胴体を真っ二つにした


「え?」


「おい、誰に命令してる。ボクを服従したつもりか?ボクは服従するのはシンちゃんだけだ」


クロカはチョンボーンが自分を奴隷にしようとした事にブチギレて居た


「な、何故効かぬ。私の奴隷契約は絶対、触った者は必ず奴隷になるはず、何故だ!」


「五月蝿い、ボクに危害を加える魔法は全て無効化にする。お前の魔法なんてボクに通用しない」


「...反則だ!!!なんだそれは!魔法を全て無効化?第三魔眼と変わらんないじゃないか!」


第三魔眼の名を聞いてクロカは反応した


「あれと変わらない?全然違う。あの魔眼は魔法で唯一ボクを倒せるもの。本当に良かった、あれが敵側じゃないって」


クロカが会話に集中してる時、チョンボーンはニヤリと笑った


「ハハ!私が胴体真っ二つになって油断したな!」


チョンボーンは自分の両腕を引き離して、気付かれない様にカノンとアイを触った


「お前ら2人に命令だ!!こいつを殺せ!私の魔法をかからない奴は危険だ」


チョンボーンは床に這いつくばってる状態で2人に命令した。クロカを倒せと命令したがクロカに近づかずチョンボーンに近づいて見下ろしてた。


「私はマスター達以外の命令は聞かない主義なので」


「なんでクロカを殺さないと行けないの?」


「は?」


チョンボーンは2人にも自分の命令が何故こんなに効かないのか思い詰めてた。


「何故効かないって思ってます?それはマスターのおかげだからですよ」


すると、アイは自分の薬指に嵌ってる指輪を見せた


「これはですね。魔防石で作られてますよ」


「...魔防石だと」


「はい、別名嫉妬の魔女殺しの石とも言われてますね。私達のマスターは、すごく心配性なので魔防石を使って作りましたの。誘惑、奴隷魔法など全て無効化にする石です」


「だから、貴方は私達を奴隷に出来ない。ただただここで死ぬだけ」


「...この私が!最弱種族に負けた?殺される?これは現実じゃない!悪い夢だ!!」


すると、チョンボーンは赤い玉を一粒飲み込んだ

チョンボーンの身体はどんどん再生してきて、最初の身体よりぽっちゃりから筋肉質と変わった。大きさは5倍ぐらい大きくなっている


「この私が!!!下等生物に負ける訳がない!!」


チョンボーンは近くにいた、アイとカノンに向けて殴った。2人は後ろに飛び避けた


「ルティナが言っていたやつ?」


「魔王化の薬ですね。魔力と身体能力を強化して再生能力を早める薬、厄介ですね」


「ごちゃごちゃと喋ってじゃねぇーぞ!!」


どっがぁぁん!!


チョンボーンはアイとカノンに向けて高く飛び込んだ

アイがビームシールドを出して防御をした


「ガドリングガン」


ドドドドドドドドン!!!


弾丸の雨をチョンボーンは腕で防御した、弾丸はチョンボーンの筋肉が硬すぎて弾が通らなかった

ガドリングガンをしまってビーム砲を取り出した


ビューン!!


チョンボーンの右腕が弾き飛んだ右腕を再生しながら、左腕でアイを攻撃しようとしたが、回り込んでいたカノンが左肩に飛び乗って薙刀で斬り落とした


「うっとしい!!下等生物が!!!」


「うるさい、もっと静かに戦えないの?」


チョンボーンは再生中の右腕で掴もうとしたが、アイはもう一度ビーム砲で右肩まで斬り落とした


「アアアア!!!お前1番邪魔!!お前からやる!!」


チョンボーンはアイまで走り蹴り飛ばそうとしたがクロカの魔法によって右足も吹っ飛び燃えていた。


「お前ら!!許さない!!絶対に殺す!!」


アイとカノンとクロカで倒れていて動けなくなっている、再生中のチョンボーンを魔法を放ったり、薙刀で斬ったり、銃弾を放ったりのボコボコにしていた。


「はぁはぁ、ゴミクズどもが!!私は負けない!」


四肢も斬られて、身体は切り傷や銃弾の穴が再生中にチョンボーンは3人を強く睨め付けていた。首を切り落としても死ぬ様子がなかった。


「こいつ...なかなか..死なない」


「再生が厄介ですね。クロカ様魔法で死ぬまで焼き尽くしてください」


「ん..ちょっと試したい..魔法がある」


クロカはローブの中に隠していた、オークションで落札した大賢者マーリンの本を取り出した。

クロカはそれを読み上げた


「冥界の王よ。我が敵の愚者に天罰をくだせ。大地は枯れ、夜空は黒く、満月は赤く染まり。その場所は戻るには遠く、地図のない世界、もはや光は消え失せた。絶望は微笑む事しか出来ない。泣き叫ぼうが、助けを求めようが誰も愚者に手を差し伸べる者が現れないであろう。開け!地獄の門を開く門番よ。この愚者を連れて行ってあげよ。我が敵の愚者の前に門を現れよ!門の名は『死者の門(ヴァルハラ・ゲート)』今はそれが開く!」


クロカは詠唱を唱え終えたが何もおこらなかった。


「これ使うか..『魔導の王』


「よし...冥界の王よ。我が敵の..」


「え?!もう一度あの長い詠唱を読み上げるの?」


「えっと..今クロカ様、死者の門(ヴァルハラ・ゲート)って言いましたよね?あれって、確か30人の最上級魔術師がやっと発動できる魔法ですよね?大賢者マーリンでも1人で発動出来なかったような?クロカ様もしかして一人でやるのでしょうか?」


「... 現れよ!門の名は『死者の門(ヴァルハラ・ゲート)』今はそれが開く!」


クロカは詠唱を唱え終わると、チョンボーンの目の前に地面から大きな禍々しい門が現れた。門の扉が開くと無数の黒い手が出てきて、チョンボーンを連れて行こうとしていた。門の中からには子供達の不気味な笑い声も聞こえて来る


「やめろ!!はなせ!!なんだこれは!!おい!!離せ」


チョンボーンは抵抗しようとしてたが、黒い手はビクともしなかった。チョンボーンは門の中に連れて行かれて。門は地面に帰って行った。

それを見ていた、アイとカノンはクロカが1人でその魔法を発動させた事に驚きのあまり笑う事しか出来なかった



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ