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あれ?ティナなんか母さんに、似てない?

洞窟生活7日間もいた

最初の1日目は、回復する為に体を休んでいた

ティナは毎回物を出す時、何もない空間から出していて、それを見て驚いていた。あれはアイテムボックスって言うらしい。簡単に言うと時空に物を置いたり出したりする代物だという。王国で普通に買えば。1番安くて100万ギルだそうだ。

2日目にティナと模擬戦をした、彼女は格闘家の様だ。俺は、調子に乗っていたんだろう。うん、あっさり負けた

3日目から、ティナから体術と魔力の使い方を教えて貰っている。いや魔力じゃなくて<気>って奴だ、魔力と似ているが、全然違うらしい。ティナは、魔力がほとんどないから<気>を使ってる。<気>は攻撃の際拳や剣に込めれば、攻撃力が上がったり。攻撃されそうな部分に込めれば防護力として使える。

そして、4日目と5日目は寝て、食べて、ティナと組み手、そして俺は素振り、食べて、組み手、模擬戦、食べて、素振り、寝た。

6日目に、ティナの<気>は俺と比べるとレベルが違いすぎた。俺はそれを埋めるために魔力と気を混ぜ合わせた。ティナはそれを見て驚いていたが、魔力と合わせても、ティナの気には勝てなかった。2回目の模擬戦に呪印を、顔まで広めさせた時、初めてティナに攻撃を入れた。だが、すぐにバテて、あっさり負けた。

そして、7日目


「うむ、小僧我が教えたこと全て吸収しおって!才能とは怖いのじゃの〜それで、小僧そろそろ村に帰れ!いつまでここに、居るつもりじゃ?小僧の家族心配してると思うのじゃ」


「あっ、」


「やはり、忘れておったか。我との組み手が楽しくて忘れておったな。洞窟の前に出させてやるから今日中に帰った方がいいじゃろ」


「...やだ、今帰るのはキツイな。体が傷だらけだし、そして右目がない。うん、絶対怒られる」


「傷は、服やローブでも隠してればいいじゃろう。

問題は目か..なぁ、小僧魔族と戦う事好きか?」


「魔族?うーん強いなら戦ってみたい気持ちはあるけど」


「そうかそうか!ほれ待ってろ、小僧にこれをやる

顔を近づけろ」


「え?」


ティナは、アイテムボックスから忌々しい箱を取り出して、箱を開けたら中身はなんと目ん玉」


「うわ!なにそれ」


「これは、魔眼じゃ。[第三魔眼」魔族どもが喉から手が出るほど、欲しがってる代物じゃ、持ってるだけで狙われると思うのじゃ、まぁ〜我は魔力がないから使えないから、小僧にやる」


「魔眼?てか魔族に狙われる?!え、なにそれ。大丈夫なの?」


「大丈夫じゃ、魔族どもは我が持っている事しか知らない、小僧が自慢したり見せびらかしたりしない限り今は狙われないのじゃ。ほれ、今右目に突っ込むのじゃ」


「えっ..ちょっと待ってティナ!心の準b...ぎゃあー〜〜痛い痛い」


ティナは、無理矢理魔眼を右目に突っ込んだ


「いたたた、あれもう痛くない。てかうわ!見える!右目が見える!」


「フハハ、その魔眼は第一、第二、第三まで能力がある。第一は[魔法殺しの魔眼]じゃよ。見た魔法を消し、見た人物の魔力を封じるのじゃ。魔眼の発動中魔力をごっそり奪うから気をつけるのじゃ。ふむ、小僧の魔力量的に3〜4秒って所かの。少ないのじゃ。ちょいと待っていろ」


ティナは、アイテムボックスから。二つのリング?を出した。ティナはいきなり俺の左耳にプチっと刺した


「痛!!ティナ!だからいきなりは辞めてくれ!びっくりするだろ!」


「ワハハ、すまんのじゃ。それは、マジックアイテムじゃよ」


マジックアイテム。何かの能力が宿っている物


「一つ目は魔力増量(特大)じゃ、名前の通り自分の魔力を増やすのじゃ。二つ目は自動回復(特大)体力や魔力を自動に回復してくれるのじゃ」


「特大!!!」


そう、アイテムボックスの能力に差があり

小<中<大<特大<極だ。そうこれは上から二つ目だ


「そして、それは小僧専用になったのじゃ。他の人がつけても効果が現れないし、小僧が死んだら、消滅するのじゃ」


「ほぇー、確かになんか魔力がものすごく増えた気がする」


クロカまではいかないが、アリア並みにある気がする。


「そして、これとこれもやるのじゃ」


「ちょっと待って。なんか上げすぎじゃない?」


「いいのじゃいいのじゃ!どうせ我は使わないから勿体無いのじゃ」


そして取り出したのは。指輪と腕輪だ


「この指輪は、1日1回不意打ちの攻撃を防いでくれるのじゃ!そして腕輪の方は、アイテムボックスじゃ!我ほどでは無いが、王国の城を二つ分入るぐらいのじゃ」


うん、王国の城を見た事ないから、よく分からない。まぁ、相当容量があるのだろう


「アイテムボックスの中に、小僧が倒したケルベロスの魔石があるから、売るなりするのじゃ。そしてあとこれもや...」


「ちょっと待ってティナ!!あげすぎだ!!

なんか、母さんみたいだぞ!!そんな、俺死にやすいのか?!」


ティナは少々過保護だった事に気づき、ちょっと恥ずかしそうに赤らめた


「むっ、すまんのじゃ、少々過保護すぎたようじゃの。だが。あと、これとこれとこれとこれだけは受け取れ!」


「要らん!!そんなに貰えない。大丈夫だ!本当に魔眼と最初の四つで十分だ!」


「むむむ、分かったのじゃ。それで、村に帰るのか?」


「ああ、そうだな。ティナのおかげで右目の事は解決した。これ以上ここにいたら、みんなが心配してしまうしな。今日に帰るよ!ありがとね。ティナ!」


ティナは、何故か悲しそうな顔をした


「ふむ!分かったのじゃ!今から洞窟の前に転送させるのじゃ!」


「ちょっと待って!ティナ、もし良かったら俺と一緒に来ないか?」



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