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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
カジノの国ラストカネス編
136/283

シンヤ対名のなき少女

いつも、誤字報告ありがとございます。

「人族は全員殺す」


獣人族から殺気が溢れていた、獣人族はシンヤをチラッと見た


「お前は私を解放した、見逃す」


「人族を全員殺すんだろ?見逃しちゃダメなんじゃない?」


シンヤはわざと煽る様に言った、シンヤは獣人が折角本気で戦える様になったのに、戦わないなんて勿体無いと思ってた


「ちっ、邪魔するなら殺す」


「なら、殺してみろ」


すると獣人族はシンヤに近づき、両方の短剣がシンヤを襲った。シンヤは雷聖でその攻撃を防御して獣人に向けて炎魔を抜いて獣人を斬り掛かった。

獣人は後ろに飛び、右の短剣をシンヤに投げた


カキン


シンヤは飛んできた短剣を刀で弾き飛ばした。すると、一瞬シンヤは短剣に気を取られたのか、獣人族の姿が何処に行ったのか分からなかった。


「マスター!!」


アイがシンヤの名を叫び振り向いたら、獣人族が居たシンヤは獣人族に刀を振り上げたが獣人族がその攻撃を避けて、シンヤの胴体を斬りつけた。


「カハッ、やるな...」


「お前強い、だが遅すぎる。私からお前は止まって見える」


「そう」


「もう終わらす、影針!」


そしてシンヤの下から無数の黒いランスの刃がシンヤを襲った。

シンヤはそのまま、黒い刃に貫かれた


「お前は終わり」


「深淵の柱」


すると獣人族の下から黒い柱が現れて、獣人族は上に飛び避けた


「後ろだ」


「なっ!」


獣人族は黒い柱に気を取られてる隙にシンヤは脱出して、逃げる方向を予想して先に向かって行ってた

シンヤは獣人族の身体目掛けてパンチを入れた


「カハッ」


獣人族はシンヤのパンチの勢いに下に飛ばされて地面に落ちた


「カハッ、はぁはあ」


「ふー自動回復がなかったら危なかったな」


「いや、マスター自動回復がある前提で戦ってましたよね」


シンヤは自動回復があったこそ避けられた攻撃に避けずに、わざとカウンターを狙って居た


「はぁはぁ、お前殺す!!神狼(フェンリル)化!!」


すると獣人族の髪は銀髪に変わり、闘気が膨れ上がった様に感じた

すると先程より尋常じゃない速さでシンヤに向かって来た

シンヤは目に追えずそのまま短剣がシンヤの胴体を深く斬りつけた


「殺す殺す殺す」


「マスター危険です!」


「大丈夫だ」


あれ、試しに使うか?


「半鬼神格化」


そう呟いだが何も起こらなかった、獣人族はそのままシンヤを襲った。短剣をシンヤの心臓に突き刺そうとしたが、短剣を刃を握り攻撃を止めた


「お前殺す!!人間全員皆殺し!!」


「はぁ〜少しは落ち着け」


獣人から短剣を奪い、獣人に蹴りを入れようとしたがそれを軽く避けられた。獣人は疲れてるのか息が荒くなっている。シンヤは深い傷を押さえていた、それを心配する様にアイがシンヤを支えた


「マスター!!大丈夫ですか!」


「はぁはぁ、ああ。強いな..」


「何でマスターは本気で行かないですか?」


「いや、流石に殺しに行くのは違う。俺はあいつと戦いたいから戦ってるだけだからな、俺の我儘に無理矢理付き合って貰ってるだけだからな」


シンヤは殺さない程度に手加減をして居た、本来なら殺せるのならとっくに殺せたのだった。


「がァァァ!!」


獣人族は暴走気味になり、シンヤ達に向かって行った短剣が無くなったのか、油断してたアイに向かって爪で攻撃して来た。

シンヤはアイがその攻撃に当たらない様に後ろに引っ張ってアイを抱きしめて守る様に自分でくらった。獣人は疲れ切ってるのかその場で膝をついた。


「マスター!!」


「大丈夫だ...カハッ」


シンヤはその攻撃に吐血をした。アイはシンヤを強く抱きしめた。


「マスターごめんなさい!私が油断したせいで」


「あはは、大丈夫だよ。お前を守るのも俺の役目だ」


「次からは私も加勢します」


「いや、いい。俺1人で片付ける。あいつをあそこまで追い詰めたのは俺だ」


シンヤは獣人に近づいた


「人間殺す!!」


フラフラな状態でシンヤを引っ掻こうとしたが、動きが遅くなったのか軽く後ろに飛び避けた


「落ち着け」


「ガァァァァ!!!」


すると獣人は立ち上がり再び超スピードでシンヤに攻撃した


「はぁ〜ちょっと本気で行くぞ!龍神格化!!」


シンヤは赤く光り、獣人の攻撃を軽く防御をした

獣人はシンヤを引っ掻いて、距離を取る行為を繰り返した


うん、そろそろ目で追えるようになったな...いや、あきらかにさっきより遅いな、疲れてるのか?


すると、シンヤは獣人の後ろに追いかけて服を掴み地面に叩きつけた。シンヤがトドメをさせば決着がつくがシンヤはそのまま何もせずに終わらせた


「もう、しまいだ。限界そうだぞ?」


「はぁはぁ、うるさい!!お前ら人族は全員殺す!!」


「はぁ〜一体お前の過去に何があったかは知らないが..いや、すまねぇ」


「...は?」


獣人族はいきなりシンヤに謝られた事に唖然をした

倒れた獣人族を除くようにしゃがみ話を続けた


「ん〜、俺とお前戦ってる理由が釣り合わないんだよな」


「意味が分からない」


「お前は何かを背負って戦ってるだろ?家族?仲間?かは知らないけど、大切な人の為に戦ってるだろ?俺も分かるよ、俺も大切な人の為戦ってるからね。だが今回はお前と戦う理由はただ好奇心でお前と戦いたいだけなんだ。大切なものを背負ってるお前を侮辱してると思った。だから、俺はもうお前と戦わない」


「そうやってまた人族は私を騙す。何が目的なの?」


シンヤは困ったように頭をかいた


「ん〜どうやったら信じてくれる?」


「死ねば信じる」


「あはは、それは無理な相談だ。ん〜困ったな...」


すると獣人族はシンヤの顔に爪で引っ掻けた


「何故避けない」


「言ったろ?もう戦わないって、さっきは戦おうって言って、今は戦わないって本当自分勝手だけど。俺はもうお前には危害を加えない」


獣人族はシンヤの首筋を思いっきり噛んだ。シンヤは無駄な抵抗をせずに獣人族に自分の首を避けずに噛ませた。


「マスター!!」


「アイ、大丈夫だ。俺に任せろ」


するとシンヤは獣人族の頭を優しく撫で始めた。


「辛かったんだよな。俺ら人族が憎かったんだよな、ごめんな。人族のバカがお前に何をしたかは知らないけど、俺は..俺達はお前の味方だ」


「うるしゃい!」


獣人族は噛みながらそう言った。だが、シンヤは無言でその子の頭を撫でただけだった。

すると獣人族は噛む事を辞めて此方を見た。


「何故反撃しない?」


「もう戦わないよって言ったよ」


グゥーー


すると獣人族の腹がなった、獣人族は自分の腹を押さえて恥ずかしそうにしていた。すると銀髪からどんどん黒く戻って行った


「お腹空いたのか?ちょっと待ってろ」


シンヤはアイテムボックスから色々調味料や材料を出した


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