鴨が葱を背負って来た!!
オークションも終わりシンヤ達は落札した物を払い受け取った。クロカは嬉しそうに笑い、シンヤはクロカの頭を撫でた。そして、会場から出て行った。
夕食の時間となって居たので、近くにあったお店に行き夕食を済ましてる
「本当シンヤ君驚きましたよ」
「悪い悪い、あんな殺気を放つもんで戦いたかった」
「私には殺気なんて感じませんでしたよ?」
「そうなの?」
シンヤを首を傾げた
するとリンとルティナが
「シン私も何も感じなかったよ?」
「我もじゃ」
「まじか...」
食事しながら雑談をして。
シンヤ達は食事を終えて店を出た
「ちっ、面倒くせぇな」
「はぁ〜、一体何処のアホじゃ」
「ダーリン、ルティナ。どうしたの?」
ヒナタはシンヤとルティナが暴言を吐いてる事に対して、聞いた。
するとカノンがその理由を答えた
「誰かにつけられてる。下手くそな尾行」
「へ!そうなの」
「隠れてるつもりか?はぁ〜みんなはテレポートで帰ってくれ。俺が片付ける」
「マスター私は残ります」
「ん?まぁ、良いよ」
「んじゃ!シン気をつけてね」
「おう」
リン達はテレポートで馬車に戻った
シンヤとアイはわざと気付かないフリをして。人目が少ない所の路地裏に向かった。
すると、シンヤの背後に現れてシンヤの首にナイフを突きつけた。
「無駄な抵抗はよせ、先程の女どもは何処へ消えた?」
「俺が教えるとでも?」
「ふっ、今の状況が分からない様だな。このナイフで首を斬られたいのか?」
「はて?ナイフとは?俺からには何も見えないが?」
「は?...アアアアァァァアア!!!」
男はその場で倒れ込んだ、男はナイフを持ってた自分の右手が無くなってる事に気付いた。
シンヤは瞬時にそのナイフを奪い、気付かれない様にその男の腕を瞬時に斬ったのだった。
すると残りの7人の暗殺者がシンヤ達を襲った。
「はっ!死ね!」
シンヤの背後から短剣を持ったフードの男が襲い掛かったが、シンヤは後ろ回し蹴りで倒し倒れた男の頭目掛けて足を振り下ろした。頭蓋骨が砕けた音が聞こえた。
「ちっ、よくも仲間を!!」
「襲って来たのはそっちだろ」
シンヤは先程奪ったナイフをその男に投げた、男の頭にナイフが刺さりその場で倒れた。シンヤは腰にあるリボルバーを取り出して。
「最後の忠告だ。まだ、攻撃して来るなら殺すぞ?」
暗殺者達に銃口を向けて言った、すると奥から獣人族と太ったおっさんが現れた。
その時、シンヤはニヤリと笑った。
「ブヒィィ!まだ終わって無いのか!!この無能ども!」
豚貴族だった、豚貴族は鎖を持っていて鎖の先には先程のオークションで落札した獣人族が居た
すると暗殺者の1人が豚貴族の所に向かった
「依頼人、あいつは強いです」
「ブヒ!!そんなの知らないお前ら暗殺者は男を殺して、女を拉致ってこい!」
「うぜー」
シンヤは豚貴族に向けて銃弾を放ったが、隣に居た獣人族が短剣で銃弾を斬った
それを見てたシンヤは戦いたいと言う好奇心しかなかった。
「ご主人様、あれは飛び道具。気を付けて」
「ちっ、もうお前が殺せ!!」
豚貴族は獣人族にシンヤを殺せと命令した瞬間、獣人族はその場に消えた。
すると、目の前に現れたのだった
「やべっ」
獣人族の短剣はシンヤの喉仏にあった、シンヤはギリギリ避けたが首は斬られたが致命傷までには至らなかった。獣人族は今の攻撃で仕留められなかった事に悔しそうだった
「ちっ、やはり。こいつ強い」
「はやいな」
シンヤは一旦後ろに居るアイの側に飛び距離をとった
「マスター大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
「なっ!化け物?」
獣人族はシンヤの傷がもう癒えてる事に驚いた
シンヤはリボルバーをしまい、鞘から雷聖を抜いた
「来い」
シンヤは獣人族に手招きをした、獣人族は腰にあるもう一つの短剣を取り出し構えた
二刀流か..
シンヤからは獣人族が消えた様に見えた。すると、気付いたらシンヤの横に現れた。
シンヤは獣人族が攻撃しようとした右手首を掴み止めた。
「ちっ」
獣人族は左手に持ってる短剣をシンヤの腕を斬りつけようとしたが、シンヤは獣人族を投げ飛ばした。
獣人族は受け身を取った
「お前名前は?」
「ない..」
「ブヒ!!早く殺せ!!」
「分かった」
すると再び獣人族が目の前に消えて、シンヤの周りを超スピードで移動した。斬る、距離を取るの繰り返しだった。
シンヤの体は切り傷が増えて行った
「速いな」
シンヤは目を瞑り集中した、獣人族が次にシンヤを襲うとした瞬間、シンヤは獣人族の首を掴み床に叩きつけた
「カハッ!」
「アイこの首輪を外すには?」
「はなせ!」
シンヤは獣人族の首を掴み床に抑え込んでいた、獣人族は逃げる為に暴れてるがシンヤの腕力が強く逃げられなかった。
シンヤは獣人族が主人を守りながら戦っていて、獣人族の実力を最大まで発揮出来なかった事に気付いてた。
アイは念話で奴隷の首輪のせいで強制的に主人を守る命令が組み組まれていると聞いて、それが邪魔だったシンヤは首輪を外そうとしてた。
「マスター奴隷の首輪は、本来は奴隷職人しか外せません。無理に外しますとその子は死にます」
「面倒だな」
「マスター、本来はですよ。マスターの前に誰が居るのですか?」
っとドヤっと顔でアイは言った、アイは首輪を指先で触り
「古代魔法『神々の解放』」
すると獣人族の首輪は外れ、地面に落ちた
「流石だアイ」
いきなり首輪が外れた事によって獣人族は自分の首を触り混乱してた
「え?何で..」
「お前は自由だ。お前を縛る者は居なくなった。本気で戦える様になれるぞ」
「....これで、これで。憎い奴を皆殺しに出来る」
獣人族がシンヤの目の前に消えた瞬間、生き残ってる暗殺者
の首が吹っ飛んだ。飛んだ首は地面にコロコロと転がって居た。すると獣人族は豚貴族の目の前に現れた。
「ブヒィィ!なんだ!!」
「死ね」
豚貴族は短剣で喉仏を斬られてその場で倒れ込んだ
それを見てたシンヤは
さっきより速いな..全然見えなかったぞ
2作品目の学校ハーレム生活〜〜義理の妹はともかく。何故学校の美女は俺の家に住み着いて居るのだ!?俺は静かに暮らしたいんだ!!は、10話目投稿しました。
タイトルを聞いて少しでも興味が出てきた方は、是非見に行って下さい!
そして、これからもトラベルクロウをお願いします。
まだまだ、毎日投稿続きます。




