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トラベルクロウ〜幼馴染達から始める美少女達とハーレム冒険譚〜  作者: ちゃんユウ
カジノの国ラストカネス編
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サファスト村、リエの大冒険

「ママ〜おにぃちゃん達いつ帰ってくるの?」


「ん〜まだ分かんないね。早く帰って来て欲しいね」


コリーナはリエを自分の膝の上に座らせて、のんびりとしていた。


「早く早く会いたいよ〜」


「うふふ、そうね。今どこで何してるんだろ」


「コリーナ!」


すると、ガイがコリーナを呼ぶ声が聞こえて来た


「悪いが手伝って貰っていいか?」


「いいわよ〜リエ、お母さんちょっとやる事出来ちゃったから、お友達と遊んで来て」


「分かった」


リエはコリーナの上からぴょんって飛び着地した

コリーナはガイの所に向かって行った


「おにぃちゃんみたいに冒険者になりたいな〜、よし!今から冒険者になろう!まず仲間集めだ!!」


リエは村の中で仲間を集める為に走り回った

すると、リエと同じぐらいの年の子がリエに近づいた


「リエちゃん!何してるの?」


「ん〜?だぁれ?」


「え?!スティルだよ!いつも話しかけてるじゃん!」


「あー」


スティル君ね〜私この子嫌いなんだよね。仲良くするのは嬉しいけど、わざわざ家に来たり。勝手について来たりしつこい。


「もう、忘れないでね」


「多分...」


「それで、リエちゃんは何してるの?」


「冒険者!」


「僕も冒険者になって良い?」


「良いんじゃない?」


するとスティルはモジモジしだした


「成人になったら、リエちゃんと同じパーティを組もう」


「え?やだ」


スティルは即答された事にガッカリとした


「なんで!」


「私冒険者になったらおにぃちゃんの所に入るの!!」


リエは頬を赤くして言った、それを見たスティルは


「お兄さんって、あのシンヤって奴だろ?村の女を独り占めしたクズの男」


リエは兄をクズ呼ばわりしたスティルを睨んだ


「ねぇ、おにぃちゃんの悪口言わないで。おにぃちゃんの悪口言う奴は嫌い。もう、話しかけないでね」


それを言われたスティルは固まって、リエはそのままほっといてどっかに行った

リエは走り回って二人の夫婦を見つけた


「あ!バロンちゃん!サンちゃんだ!」


バロンとサンは声の方向に向いた


「ん?お、リエじゃねぇーか」


「リエちゃんこんにちは」


「こんにちは!」


リエは右手を上げて挨拶した


「ねぇねぇ、バロンちゃんサンちゃん、私と冒険しよ!」


「お?やっぱりリエも冒険者になるのか?」


「うん!冒険者になっておにぃちゃんと旅する!」


「リエちゃんは本当兄の事が好きね」


「うん!!好き!!将来結婚するんだ!」


「そうなのね」


サンは可愛らしいリエを見て微笑んだ


「本当あのガキモテるよな」


バロンは聞こえない声でそう呟いた


「リエちゃん来年職業適正だったよね、どう言う職業になりたいの?」


リエは今7歳になる。来年になれば8歳なので職業適正が受けられる様になる。


「ん〜っとね、おにぃちゃんと旅するから。旅仲間に居ない職業がいいなー」


サン「う〜ん、回復師に魔法使い、剣士が2人と盾使いが居るから、槍使いとか弓使いは?」


「いや、ここは斧だ!」


バロンがそう叫ぶ


「えー、斧やだー重いし。ダサい」


バロンは斧がダサいと聞いてガクリと膝を落とした


「うん!決めた!!」


リエは何やら何になりたいか決まった様だ


「お!リエちゃんは何になるの?」


「前本で読んだ事ある、呪術師」


呪術師

相手にデバフを掛けたり、呪術師しか使えない特殊な霊力を武器や身体に込めて戦う職業。

ある、呪術師は霊を操って戦う奴もいる


「な、何でそれにするの?」


サンは少し戸惑っていた。呪術師はあまり人気のない職業だ。霊力がよく分からないし霊を操って戦う光景が気色悪いと思う者が多いからだ


「おにぃちゃん、仲間を増やしてると思うから。多分弓使いは槍使いはもう居ると思うの!!だから、絶対居ない職業になれば良いと思う!」


「シンヤ君人見知りの所があるから、多分仲間は増やしてないと思うよ」


リエは首を横に振った


「ううん、絶対増えてる!私の感!!そしておにぃちゃんみたいに剣を使いたい!」


((なら剣士でもいいのに))


バロンとサンは心の中でツッコミを入れた


「なら、お母さんに教えて貰わないとね」


バロン「それなら!今から体力作りだ!!」


「うん!!あ、そう言えばバロンちゃんとサンちゃんいつ出発するんだっけ?」


「4日後よ、私達もリンみたいに冒険者に戻りたくて」


「そうなんだよ、しかもなんか今話題の問題児パーティが居るらしいんだ。そいつらの活躍を聞くと冒険者心が熱くなっちゃったんだ」


「えー、そうなの?どんなパーティなの?」


バロン「ダンジョンを攻略したり、ワイバーンの群れを瞬殺したとか、武闘会って言う大会があるんだが1位から3位を独占した様なんだ」


「しかも、たった10人で悪い国を一つ滅ぼしたとか」


「すごい!!私もそんぐらい強くなりたい!」


「なら!俺らが出発する前に修行してやる!」


「おーー」


リエは右手を上げて張り切っていた。

リエ達の家にある一通の手紙が来た。その一通の手紙がリエの大冒険の始まりの合図だった。

そして、シンヤにとってリエは掛け替えの無い大切な仲間?になるのは、遠い未来の話である。










カジノの国ラストカネス編始める

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