ハーレム野郎は万死に値する
ドッガガァァァッッン!!
シンヤと5体の龍と闘っていた、シンヤは今身体中赤く光ってた。
この洞窟はダンジョンみたいに、倒してもモンスターが復活する仕様だ。だが、ダンジョンと違う所は死体が残らない。だから、龍の魔石など剥ぎ取れなかった
今シンヤはタイムアタックをしている。5体の龍を何分で倒せるか。最初は27分掛かった。そして、2人の龍王から修行をして貰ってから2日目。
今、最後のタイムアタックをしている。
これから、メディシアのとの戦いがある。
そして、シンヤは5体の龍を倒した
「シン坊おつかれ」
「ああ、何分?」
そして、グレアがタイムを確認した
「6分24秒だね。前回より8秒早くなったよ」
「ちっ」
シンヤは新しいモードを解除した。
シンヤは悔しがってた
「なんで悔しがるの、逆に誇るべきだよ!こんな龍を1人で倒すだけでも居ないのに」
「せめて、お前らの2人の記録を抜かしたかった」
そう、2人の記録は凄かった。
テフィは1分12秒。グレアは流石初代龍王って所だ。32秒、ちなみに、グレアは昔ある戦いによって全盛期より半分の力を失ってる状態だ。
ちなみに元龍王2人に模擬戦をしたが、見事にボコボコにされた。
「なぁ、今度俺の嫁達もこの修行して良いか?」
「お?いい..ん?嫁達?」
嫁達に反応したグレアとテフィ
「え?シン坊はメイリアの嫁では無いのか?」
「嫁だぞ、それに加えて後リン、クロカ、マナ、アリア、ティナ、ルナ、カノン、アイ、ヒナタ..後アテナ?んでメイだ。11人だ」
それを聞いたグレアはシンヤの胸ぐらを掴んだ
「お前!!このハーレム野郎が!!万死に値する!!しね!モテる人間なんてくたばれ!!」
「酷い言われ様だな、俺はみんなを愛してるんだ」
「ん?シン坊今アテナと言う名があったが女神との名と似てるだけか?」
「ん?あれ、気付いてなかったのか?ほら」
シンヤは自分の手の甲を見せた
すると、2人は固まってしまった
テフィ「龍神族の妻だけで凄いのに、それを加えて女神まで来たか」
「あとは王族、王女、巫女、魔王の娘とか..」
「シーポコは世界でも侵略しようとしてるのか?」
「な訳あるか!」
そして、最後に3人は準備をして洞窟から出た
すると、洞窟の前に1人の女性が立っていた
「あれ?スルス?ずっと待ってたのか?」
「おお、帰って来たか!なかなか戻って..」
スルスは3人を見て固まった
多分俺ら3人の異常な闘気を感じたんだろう
「まぁ、スルス行こうか」
「し、シンヤ殿その後ろは?」
「元龍王だ」
それを聞いた瞬間スルスは気絶してしまった
「おいおい。龍王お二人さん、女の子を気絶させんなよ」
「「お主だよ」」
2人は声がハマった
そして、シンヤは質問した
「どうする?このまま歩いて行くか?」
「シーポコ!我に良い考えがある」
グレアの考えを聞いた2人はニヤリと笑った
〜〜〜〜〜
屋敷の中で
「もう!シンの嘘つき!!6日目に帰るって言ったのに!!」
リンが頬を膨らませながら、プンスカと怒ってた
アイ「まぁ今日帰って来ますよ」
「シー君大丈夫かな〜」
「大丈夫..シンちゃんは...必ず帰ってくる..」
すると、襖を開ける音がした
入って来たのはメディシアとブルーノだった
「メイリア!!シー君はまだなのか?」
「メディシア様、シンヤを必ず帰って来ます。奴はそう言う男です」
シンヤを信じてるブルーノを見たメイは
「ブルーノ本当変わったな、最初はシー君の事を嫌っておっとに」
「その時の私が愚かだっただけです」
すると、慌てて走って来た竜人族が来た
「龍王様!!大きなドラゴンが此方に向かって来てます!」
「ドラゴンだと?そんなのお前らが対処出来るだろ?」
「いえ魔力の量が化け物です。もしかしたら、古龍..いや伝説龍以上クラスかと」
「何?!伝説龍だと!」
メディシアはそれを聞いて驚愕した
ドラゴンのクラス
下級竜→中級ドラゴン→上級ドラゴン→最上級ドラゴン→下位龍→中位龍→上位龍→最上位龍→古龍→伝説龍→神龍・邪龍の11クラスで分けられてる
「やばいぞ..伝説龍と来たら今の我々には勝てない相手じゃ」
サラ「そうね、こんな時にシンヤは何してるの」
みんな屋敷の庭に出て、その龍を見上げた
すると、龍の上から仮面をつけたローブの人型が3人降りて来た、するとその龍が人型に代わりローブ達と同じ格好になった。
メディシアは前に出て
「お前達!何しに来た!」
ローブ4人に問いかけた、3人のローブは1人のローブを見た
「え!私が説明するの?」
3人のローブはウンウンと頷いた
「えーっと、我々はこの里を侵略しに来た!」
謎の女ローブは棒読みで言った。
その声を聞いたブルーノは
「何をしてるんだ、スルス?」
喋っていたローブはビクッと肩を跳ねた
「ブルーノ!私はスルスと言う名前でないぞ!」
「...じゃあ何故私の名前を知っている」
スルス真面目な人だなって思ってたけど、まさかのポンコツだったのかよ
シンヤは心の中でツッコミを入れた
そうグレアの提案は4人で変装して、シンヤを敵と思わせて、メディシアと本気で戦うだった
シンヤはチラッとジョーククロウの所を見たら
6人の者がシンヤの事をジト目で見てた
うわ〜絶対幼馴染4人とアイとサラ気付いてるよ...
今のシンヤは魔力が1週間前と全然違うからカノン達でも気づかない。だが、幼馴染達は何十年も一緒に過ごしてたので感で気付いてた、サラは誓約してるので普通に気付く。アイは何故気付けたんだ?
すると、混乱してるスルスがとんでも無い事を口走った
「いや、私は..そう!この男に!!奴隷魔法を掛けられんだ!!私はもう..お嫁に行けない体にされた」
スルスはシンヤのローブを掴んだ
スルスぅぅぅう!!!!何を言ってんの!!やばいってそれは、ほら!あっちから凄い圧が来たよ!
ジョーククロウを見ると6人から圧を感じた
すると、ブルーノが怒鳴り始めてシンヤに攻撃した
攻撃される前にテフィが止めた
「スルスを奴隷にした?お前!!許さないぞ!!!」
おやおや?おっと、ブルーノ君もしかして?...




