ケルベロス戦
「ほらほら!シンヤ手を出して!!」
「え..っと、誰ですか?なんで、俺の名前を?」
「早く早く手を出してよシンヤ!力を貸せないでしょ!!」
「力を貸すって、なんですか?」
「もう、遅い〜!ほら手を貸して」
「グルぁ!!」
ケルベロスは俺たちに、襲いかかって来た。
「ちょっと、待ちなさいよ!犬っころが。シンヤに力を渡せないでしょ?そこでお座りしてなさい!」
白髪の女はケルベロスに、殺気を放った。
その殺気で、ケルベロスは攻撃をやめ、ひるでしまっている。
そして、白髪の女は俺の手を握った
(あっ!これはあれだ!人の話をよく聞かないタイプの人だな。)
「よし!これで良いわね、じゃー次は[いでよ、炎魔]って唱えなさい!ほらほら早く早く、あの犬っころを倒せないわよ」
「なにそれ?え、え..っと、いでよ炎魔」
途端に、俺の目の前に剣が現れた。
細い剣が現れた
「それを使いなさい、それならあの犬っころを簡単に切れるわ。本来ならもっと後に使えるようになるんだけど、今は貴方を死なせる事が嫌だったのでそれを使いなさい。その呪印と私の力であつかえるようになったから、増分に使えなさい!」
そして俺はその剣を握り、鞘から抜いた。
刃は暁のような色でその綺麗さに目を奪われた
そして、女がケルベロスに殺気を放つのやめた途端にケルベロスは、1番近くにいた俺に再び襲いかかってきた。
(...遅いな)
ケルベロスの攻撃を避け、前右足を切った
そして、ケルベロスは一旦シンヤから離れた
そして、シンヤは軽々と切れたことに驚愕していた
「なんだ?この剣は?すげ〜切れ味だな、そして今まで使ってきた剣の中で1番使いやすい」
「でしょでしょ!それは剣じゃなくて刀って言う武器だよ、切ることを得意とした武器。でもシンヤ普段剣を扱っているせいか、綺麗に斬れてないわね。」
(刀?聞いたことないな)
そして、シンヤはケルベロスに向かって回るようにジャンプして、左頭を切断した、そしてケルベロスはシンヤに向かって攻撃してきたが、それを軽々しく避けて次は右頭を切断した
「これで犬っぽくなったんじゃねーか?
さっきは、随分遊んでくれたよなー、次は俺から遊んでやるよ。」
それし俺は、わざと死なない程度で切って、切って、切りまくった、とうとケルベロスは立てないぐらい傷だらけになった
その姿を見て俺は嘲笑うように見て、トドメを刺した
「なんで、魔界の番犬がここにいるか分かんないけど、まぁいいや、ばいばい」
グサッ
白髪の女がこちらにトコトコと歩いてきた
「おつかれ!シンヤ。まだ、子供の犬で良かったね、大人だったら、力を貸しても今のシンヤにはキツかったけど。しかし!まさか呪印を、発動しちゃうなんてね。すごいよ!見た感じ私の血のおかげで呪いまでは受け継いでないっぽいね。おめでとう!これだったら、安心して使えるね!」
「呪印?呪い?なにそれ?この模様って何?この剣..いや刀はなんなんだ?」
「え〜っとね呪印は、模様が体中に広がれば広がる程強くなるけど、シンヤは半分しか血が無いから全身には回らないわね、そして使えばつかうほど対価として寿命を減らすのよ!」
「寿命!?」
「大丈夫大丈夫、シンヤには関係ない話だから。でも疲れやすくなるから長時間は使わないの方がいいわね
そして、その刀は未来の貴方の武器よ!だから、私力で無理やり引き出したけど。力を返して貰う時その刀はきえてしまうわ!でも安心して近い未来その武器は使えるようになるからね!その時に、その刀の本来の力を使いなさい!」
シンヤは首を傾げた
「未来の武器?そしてお前は誰なんだ?」
「え?私?うーん説明するの面倒臭いなー。まぁ、強いて言うなら貴方の味方よ!じゃ〜私そろそろ消えるね」
この人、本当自由だな
「あっ!そうそう初めての呪印。そして、私の力を借りて本来シンヤの限界を超えて戦ったから、力を返して貰う時、全身筋肉痛から来るから気をつけて〜多分気絶するけど。誰かこっちに来るからその子に看病して貰いなさい!敵か味方かは分からないけど、貴方の運次第ね。じゃ!バイバイ!また会おう!大好きよシンヤ!」
「え?!ちょ..」
そして、女は消えた同時に全身猛烈の痛みが走った
どんどん意識が飛んでいきそうだ
(あぁ、痛すぎて体が動かねぇ。あの女、もっと詳しく説明してくれ。勝手に出てきて、すぐに帰りやがって自由すぎるだろ...)
シンヤは、先程の女にちょっとだけ怒りをぶつけて
眠るように気絶した。
そして1人の少女が現れた
「ふむ、やはり此方に来てしまっていたか、でもまさかこんな小僧が倒してしまうのとはな」
白髪の女性は誰か?
最後の少女は誰なのか?
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