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ルナとの初夜

「と言う事があって、次は竜の里に行くけど。良いよね?」


シンヤは馬車に帰り、今日の出来事をリン達に伝えた


「小僧、よくこんな短時間で問題起こすのう」


「ごめん、余の里の者がルティナちゃん達を迷惑かけて」


「メイは悪くないのじゃ、悪いのはその、ギルーと言うアホじゃ。それで、小僧いつ出発するのじゃ?」


「ここから、竜の里って何日ぐらい?」


シンヤは自分の後ろに立っていた、アイに問いかけた


「1週間程度かと」


「うーん、みんなはこの国でまだやりたい事は?」


シンヤはそう聞いたが、誰も手を上げなかった


「よし、じゃー明日でいいか。もう、この国には観光しきったし」


「ねぇねぇ、メイお姉ちゃん!竜の里ってどんな料理があるの?」


「主に肉料理が多い」


「肉!!」


マナの大好物な肉料理が沢山あると聞いて楽しみだったようだ


「竜の里...楽しみ..」


「お、クロカ珍しいな。何か竜の里に珍しいのあるのか?」


「竜魔法...と龍王の宝玉が..ある」


「竜魔法は名前の通り想像出来るけど、龍王の宝玉って?」


「シー君龍王の宝玉って言うのは、竜の里にある。洞窟にある物なんだ。龍王の宝玉があれば、竜人族以外の種族でも竜魔法より上の龍神魔法が使える様になるって言い伝えがある」


「へぇ〜そりゃクロカも楽しみになるな」


クロカは魔法に関しては目が無い程だ

暇な時に自分オリジナルで魔法を作ったりしている

ちなみに『炎の人形(ドール・フレイ)』と『死神の刃(リーパー・シークル)』はクロカのオリジナル魔法だ。

ドールフレイは分身魔法から、炎バージョンにした物。だから、ドールフレイに攻撃すれば炎が襲ってくる仕組みがある

リーパーシークルは『死神の鎌(リーパー)』を改造した物


「ですが、龍王の宝玉は手に入らないんですよ」


「そうなの?」


「うむ、あの洞窟に5体の守護者がいて、それが凄く強い。それを倒したとしても、龍王の宝玉がある部屋があるが何故かドアが開かないんだ」


「壊せたば良いんじゃん?」


「不可能なんだ、この何千年間そのドアを壊した者は現れなかった。多分だが、選ばれた人しか開けられないドアかも知れないな」


メイの説明にクロカはうんうんと頷いてた


「へぇ〜そう言えば、メイは龍神族って言ってたけど、メイは使えるのか?龍神魔法を」


「余は使えるぞ」


「へ?!見せて...」


クロカは目をキラキラ光らせながら、龍神魔法を見たがってた


「良いが..ここで使ったら。この国ごと滅ぶぞ?余は歴代の中で龍神魔法の才能があると言われてるけど、威力は申し分ないが、操作が苦手で。前に山ごと飛ばしてしまった。だから、あまり追い詰められた状況じゃ無い限り使いたく無いんだ」


「...そうなんだ..ごめん..」


「謝らなくてもいい、今度何も無い所で見せてあげるよ」


「やった..ありがとうメイ」


「うん!」


クロカとメイはお互い微笑んだ


「なら、明日出発だから。そろそろ寝るか」


みんなは頷いてた2階に向かった、ヒナタとサラにはみんな一緒に寝てると伝え時は最初は特にヒナタは恥ずかしがってたが、嬉しいそうに抱き着いて寝てた


*********




「シンヤさん!」


シンヤは2階に上がろうとした直前にルナがシンヤの袖を掴んだ


「どうしたの?」


シンヤはルナの方向を見た、ルナの顔は赤くなってモジモジしていた。シンヤはその光景を見て少し察した


「その、えっと..その」


ルナはモジモジしながら、恥ずかしくて何を言うか分からなかった

シンヤはその可愛らしいルナを見て少し微笑んだ、そして,ルナの頭を撫でて


「分かったよ、心の準備が出来たら部屋に来て。俺はそこで待ってるから」


「...............はい」


ルナは頬を赤らめて少し嬉しそうに頷いた


シンヤは小さな部屋に入り何分か待った時にドアを叩く音がした、シンヤはその音に少しビクッと肩を跳ねた。シンヤは待ってると伝えた時ルナの前では平気な顔をしていたが、部屋に入った瞬間ベットに飛び込み。恥ずかしくそして、ルナとの初めてに緊張をしていて、枕に顔を埋めていた


「シンヤさん、入ります」


「お、おう」


ルナは部屋に入ってきた、ルナはリボンをはずしていてポニテではなく、髪を下ろしていた


「と、隣座って良いですか?」


「い、いいよ」


ルナは恥ずかしいそうな顔をしているので、シンヤも感染した様な感じでシンヤも少し気恥ずかしいかった


ルナの照れ顔可愛いな


シンヤはルナの顔を見てそう思った


「あの〜今夜は私の番です。よ、よろしくお願いします」


「え、あ、はい。此方こそ宜しくお願いします」


ルナが正座をしだして、頭を下げた。シンヤは少しテンパっていたのでシンヤも正座をして普段使わない敬語になってしまった。


「ルナ」


「はい?」


「久しぶりに耳触って良いか?」


「え..良いですよ..」


ルナは耳にかかってた髪を耳にかけた

それを見たシンヤは心臓がドキッとなった

シンヤは気恥ずかしいそうに耳を優しく触り撫で始めた


「ん..はぁ..ふぁ♡..ん..やっぱりシンヤさんの撫で方気持ちです♡」


「そうか?それはありがとう」


「ずっと..はぁ♡..撫でて..ん..貰いたいです」


「ああ、ずっと撫でてあげるよ。俺ルナの耳大好きだから」


シンヤは笑顔を言った

ルナはシンヤの顔に近づき優しくキスをした


「シンヤさん、愛してます」


「ああ、俺もルナの事を愛してるよ」


そして今2人の影は一つとなった



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