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6人で夕食

2本目

スルスが倒れてる竜人族は任せてって言われ、シンヤ達はその部屋から出た


「冥帝様、本当に申し訳ありません」


「ん?」


受付嬢は頭を下げて謝った


「まさか、ここまで大事になるとは思いませんでした。私が無理に冥帝様をお呼びしたせいで」


「あー、別にアンタが悪い訳じゃ無いし。謝らなくても」


「そうですが..やっぱり。何かさせて下さい」


この子やっぱり偉いな..


シンヤは受付嬢に関心をしていた


「あ、なら。この国の1番美味しいお店教えてくれない?」


「え?レストランですか?」


「うん、なんかこの国にしかない、珍しいお店」


「あ!もしかして。ゴブリン料理ですか?」


「へ?!ゴブリン料理?!!」


あれって食えるの!!


ゴブリンの血は物凄く臭いと言われている。服に着いただけで汚れも落ちないし、匂いもなかなか消えない


「はい、ある調理法によって美味しくは出来てます。あまり、おすすめはしませんが。まぁ好んで食う人も居ますが」


あんまりおすすめは出来ないんだ..珍しい料理って言うからてっきり美味しいと勘違いしちゃった


「どうする?」


「私は嫌だ!」


「私もちょっと..」


「余も..」


サラ、ヒナタ、メイは嫌そうな顔だった


「お兄ちゃん?!ゴブリンだよ!あれ、食べられるんだね!食べようよ」


「私は何でも食べれますので大丈夫です」


「ゴブリン料理と普通の料理が2つあるお店ってある

か?」


流石好き嫌いのないマナだ。アイは好き嫌いとか無さそうだな


「それなら、ここにあります」


受付嬢は地図を出して、お店の場所を教えてくれた

シンヤ達はそのお店に向かった。ステーキ屋さんだった

お店に入り席を案内されて、メニューを見てみんなは決めたようだ


「この牛鬼のステーキ三つと、ゴブリンステーキ1つと、オークステーキ二つと、トマトパスタ二つと、コーラ四つと麦茶二つで」


サラとヒナタとアイは牛鬼のステーキ

マナとシンヤがトマトパスタ

マナとメイがオークステーキ

シンヤとマナでゴブリンステーキを分けて食う


そして、ゴブリンステーキの登場だ


「見た目普通だね..」


「確かに」


ゴブリンステーキは案外普通の見た目をしていた


「「いただきます」」


マナとシンヤは一口サイズに切って口に運んだ


う〜ん、別に美味しくも不味くもないな〜


「お兄ちゃん、普通だね」


「そうだな」


そして、ゴブリンステーキを完食して、自分が頼んだトマトパスタを食べ始めた

すると、パスタを見つめてた子がいた


「食う?」


「ダーリンいいの?」


「ん」


フォークでパスタを巻いて、そのままヒナタに食べさせた、ヒナタは少し恥ずかしくなったがパクった食べた


「んまい、なんか彼氏彼女みたいだね」


「みたいだねってより、夫婦だろ?まだ結婚してないけど」


「そうでした///ダーリンも食べる?」


「お、食う食う」


「はい、あーん」


パク


シンヤはヒナタが差し出した、一口サイズのステーキを食べた


「美味いな」


「うふふ」


そして、前の席で見ていたメイもシンヤのパスタを見ていた


「メイも食うか?」


「え?!なら、一口欲しい」


「あーん」


シンヤが差し出したパスタをパクった食べた


「美味いよ。シー君も食べる?」


「欲しい」


シンヤはメイが差し出したオークステーキを食べた


「ありがとうメイ、美味しいよ」


「うん..」


メイは嬉しそうに笑った


「お兄ちゃん、私も..」


「いや、俺ら一緒だから、てか、もうマナのもう無いじゃん!ほら」


シンヤは残りのパスタをあげた

マナは不満げな顔になった


「あーんして欲しい」


「えー、ほら」


シンヤは残りのパスタを何回か分けてマナに食べせた


「口汚れてるぞ」


シンヤはマナの口の周りを拭いた


「みんな食べ終わったし、そろそろ帰るか」


するとシンヤはメイの皿を見た


「メイってピーマン嫌いなのか?」


「...うん、苦いの全部嫌い」


「あー、なら、それ俺が食べるよ」


シンヤは残ったピーマンを食べた


「今度から夕食にメイだけ苦い系は控えるよ」


「え、いいよ。そんな事しなくても。シー君の料理は美味しいから」


「なら、今度ケーキとか作ってあげるよ」


「え?」


「メイ甘いの好きだろ?」


「すごく好きだけど、教えたっけ?」


「メイをずっと見てたら気付くよ」


っとシンヤは笑いながら言った


「...ずっと見てた?」


メイはシンヤの言葉に物凄く照れだした


「んじゃ、食べ終わったし帰りますか」


「マスター...さっきの告白ですよ?」


「何が?」


「いや、なんでもないです」


「?」


アイは少し呆れた顔になった



ケーキも作れるって..

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