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クロカは俺を何だと思ってるんだ?

「えっと?ヒナタで良いのか?」


「はい!」


「んで、ごめん。えっと..その、あー、うん、サラ、ヘルプ」


シンヤはいきなり求婚された事に戸惑っていた


「妾に振るではない!シンヤとその小娘の問題であろう?」


サラさん?俺に何しろと?


「シンヤ君!私と結婚..ダメですか?」


うう、非常に困った


「俺には嫁が..」


「知ってます!!沢山いるって知ってます!私もシンヤ君と..」


ヒナタが何か言おうとしたが、顔を赤くなたり頭から煙が出てる様に見えた


「そのヒナタ、俺は嫁が居るんだよ。その嫁を裏切る行為はしたくないんだ。だから、ごめん。ヒナタとは付き合えないよ」


リン達も何人かの男に求婚されて俺の為に断ってんだ。それを裏切る事をしたくない


ヒナタは振られた事に少し泣きそうな顔になった


「振られる気持ちってこんな感じだったんですね。シンヤ君やっぱり、私は飽きらめません!最後だけお嫁さん達に挨拶させて下さい!それでもダメだったら諦めます」


シンヤは頭をカリカリとかき少し困った表情になった

するとヒナタはサラの方向を向いた


「サラさんでしたよね?さっきは無視した事に付いてすみません」


ヒナタは頭を下げた


ん〜あんまり悪い子ではなさそうだけどな〜


「まず、挨拶させて下さい。シンヤ君のお嫁さんを認めて下さい!」


ヒナタは頭を深く下げた


「ん?何故妾に頼むんだ?」


「え?シンヤ君のお嫁さんですよね?」


「へ?!妾はまだシンヤからは娶られてはおらんぞ?口付けはされたが...」


「そうだったんですか!」


「本当ごめんなさい」


シンヤは勘違いで口にキスした事に対して、まだ罪悪感があった


てかおい、まだって何?


そして、シンヤ達は馬車に戻ろうとした

馬車に入ると、まずアリアがまたか..って顔で呆れて居た


アリア「シンヤ君?可笑しいですね。サラと模擬戦しにいったんじゃないですか?何故また女の子を連れて帰ってるんですか?」


「もう、小僧は我ら無しの出掛けは禁止にした方がよいかのう」


「シー君..余はどうしよう..」


メイは何やら焦り始めた


「どうしたの?メイ」


「何でもない」


メイは頬を膨らませて、プイッと横を向いた


「はぁ〜まだ、処理されてない子が1人居るのに、いや2人?もう、新しいの連れて帰るし」


「お兄ちゃん、また綺麗な人だし」


アリアは何かブツブツと喋って居た

マナはシンヤをジト目で見た

すると、アイは何やらヒナタの顔を見て近づいて来た


「あの〜貴方は日本人ですか?」


「え?!」


にほんじん?何だそれ?


シンヤはアイから聞いた事ない言葉を聞いて、気になっていた


「もしかして、貴方も日本人なんですか?」


「いえ、私を作った人が日本人でして」


「作った?」


「はい、貴方達の世界で言うとロボっ娘って言うものです」


「すごい!リアルロボっ娘!?もう、人にしか見えない」


「うふふ、私はロボより人に近い状態で作られてるので、普通に食べないと死んだりします」


「あ、すみません。もしかして、あまりロボって言われるのはやっぱりダメなんですか?それだったらごめんなさい」


ヒナタは頭を下げた


「いえいえ、私はあまり気にしてません」


すると、スーがヒナタの頭に乗った


「うわっ!スライムだ!!本物?!すごい...ん?誰の声でしょうか?え?貴方ですか?え?スー?私姫野咲日向です。」


すると、玄関からリン達が帰って来た音がした


「シン!たっだいま!」


リンが勢いよくシンヤに抱きついて来た


「え?」


「ん?あれ?」


ヒナタとリンは目が合った瞬間固まった、


「「「え?」」」


クロカとルナとカノンも固まった


「ん?お前ら知り合いなの?」


「シンの知り合いだったの?」


「俺は今さっき知り合ったばかりだ」


ルナ「本当に感が当たりましたよ」


「シンちゃん..このままの勢いで行くと..3桁いく..」


「何が?」


「お嫁さん..」


「そんな!作るか!!そんなに作ったらお前らと過ごす時間が減るだろ!!何で次のデートするだけで3ヶ月以上待たせなくちゃいけないんだよ!」


「シンちゃん..えらい」


クロカは背伸びをして、シンヤの頭を撫でた


「お前は俺を何だと思ってるんだ」


「人間型美女ホイホイ..」


「何だそれ..」


すると、ヒナタはカノンに近づいた、頭を下げた


「先程はすみません」


「気にしてない、私もごめん」


なんかあったのか?てか、ヒナタ良く謝る子だな


「それで、シンこの子は?」


「はい、私は姫野咲 日向宜しくお願いします」


カノン「ヒメノサキって貴族だったんだ」


「違います。私は平民です。気軽に日向って呼んで下さい」


「家名で呼ぶの?」


「え?」


「あ!」


アイは何やら思い出した様に声を上げた


「カノン様ヒメノサキが家名でヒナタが名前です。ヒナタ様の国は逆になります」


「珍しい国」


そして、みんなはヒナタに自己紹介をした


「それで、皆様に一つ報告があります」


リン達はどうしたの?って顔になった


「わ、私もシンヤ君のお嫁さんに入れて下さい」


「あちゃーまさかもう攻略済みでしたか」


アリア..何か楽しんでないか?


「いいよ」


リンは意外にもすぐに承諾した

みんなもすぐに承諾した

すると、アリアがメイに近づいて耳元で呟いた


「早くシンヤ君に気持ちを伝えないと、このまま増えすぎて、認めてくれなくなりますよ」


「アリアちゃん...うん、余は頑張ってみる」


「応援してます」








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