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俺の親は誰だ?

「今から契約する。手を前に出せ」


シンヤはサラに向けて手を向けた

サラはしゃがみ、シンヤの手を掴んだ


「妾に契約か誓約を選べ。そして汝に誓って、お主を生涯の主人として認める。妾の名はサラ、汝の名は」


サラはシンヤに目線を送った


「シンヤ」


そして、2人は光り出した。

サラは立ち上がりシンヤに向けて右手を差し出した


「シンヤキスをするんだ」


だがこの時シンヤは膨大な勘違いをしてしまった


「え?!小僧!!待て!!待つのじゃ!そこは違うのじゃ!!そっちは誓約じゃ!」


ルティナが止める声がしたが少し遅かった

シンヤはサラの右手を握り。そのままサラの口にキスしてしまった。

すると、お互いの首元にサラには鎖の模様とシンヤには鎖とハートの模様が浮かび上がってきた

サラはいきなりの事に驚いてしまった


「これで良いのか?」


「バカ!!!!!!」


そして、2人の間にルティナが割り込んで来た


「だ、どうした?ティナ」


「阿呆!小僧がやった儀式は誓約の誓いじゃ!」


「誓約?」


「シンヤ..お前って案外大胆な奴だな。普通手を差し出してれば、手の甲にキスをするのが考えるだろ」


「へ?あれ、そうなの?普通に支える為かと思ってた」


「シンヤお前が選んだのは誓約だ」


「何が違うの?」


そして、アイがシンヤに近づいて説明した


「まず、契約は双方が対等な関係である事です。逆に誓約は

一方的な関係..サラ様を奴隷として扱えるって事です」


「主人って呼べば良いのか?」


すると、サラは少し呆れて聞いて来た


「普通にごめんなさい」


シンヤは綺麗な土下座をした


「辞めてくれ、どこの世界に主人が奴隷に土下座する奴がいる?」


「本当に申し訳ないです。破棄する事は出来ないのか?」


「無理、どっちか死なないと破棄は出来ない。主人」


「主人は辞めてくれ」


「なら、シンヤで良いか?」


「それで頼む」


「そもそも、サラは何でシンヤ君と契約したかったんですか?」


「単純に面白そうだったから」


「ええ..」


アリアはサラの単純な理由に驚愕して居た


「だって、悪魔の呪印族なのに神の使徒でもある。こんな人間は一度も居らんかった」


「そう言えばそれってなんだ?」


シンヤがさっきから自分の事を神の使徒や悪魔の呪印族など呼んでいた事に対して疑問を抱いた


「まずは悪魔の呪印族は簡単に説明すると人族よりの悪魔族だ、要するに生き残りの悪魔族。

神の使徒は神族の誰かの使徒だ。お前はアテナの使徒になる訳だ」


「そうなんだ」


シンヤはあまり興味がなかった、するとアリアが質問して来た


「もし、その呪印族にとって、天使様や神族は何ですか?」


「敵だ..天使族と神族は悪魔族を嫌って居るからな、居るだけで奴らは殺しに行く」


「例えそれが自分が悪魔..いや、呪印族だと知らずにですか?」


「何の質問だ?まぁ、良い。そうだ、例え少しでも悪魔族やその呪印族の血が流れてれば殺すだろう」


「分かりました、ありがとうございます」


アリアは少し怒った表情になって居た、それを見ていたシンヤは何か言おうとしたが辞めた。

そして、シンヤはある疑問が残る


「だが、俺の親は普通の人族だぞ?」


「それは、ありえん。どちらかが、悪魔の呪印族ではない限りシンヤはその呪印を使えない。

もしかしたら、隠してるではないのか?」


シンヤは思い当たる所を考えたが


「いや、ない」


「なら、どちらかが人と..いや、生物と戦う時笑って戦うときは?」


シンヤはそれは呪印を使う時だけ、それになる事を思い出した。


「俺はある..だが、親はない..」


「なら、簡単だ。その2人は..もしくは片方はシンヤの実の親ではない、何か思い当たる事は?」


「...ある、俺の母親は昔青髪だったと聞かれた。もしそれが本当なら俺の髪は誰にうけついだ?」


そう、シンヤの白髪はガイの赤髪でもなく、本当にコリーナが青髪なら、おかしい話になる


「白髪..剣神...偶然か?だが、奴は神の使徒の方..」


サラは何か考えてた


「シンヤ、最後の質問だ。サクラ=()()()()()は聞いた事は?」


ドキッ


ある..家名の方は


「カグヤザカは..ある、前にそいつと戦った事がある」


武闘会の時にカツノブの家名はカグヤザカだ


「其奴は何かシンヤに言って居らんかったか?」


「この2本の刀は代々カグヤザカ家が受け継ぐ刀と言って居た様な..そして、俺の母の名前..いや、あれは俺の髪の色を見て何か納得した様な顔だった」


「やはり、似ていると思ったが、それは炎魔と雷聖だったか」


「知ってるのか?」


「ああ、それの前の所有者..サクラとは知り合いでな。お前の実の母親だ。顔も良く見ればどこか似ている」


「は?そのサクラが?俺の実の母親?」


「そうだ、だが..」


サラは何か言いにくそうな顔になった


「なんだ?」


「もし、サクラがシンヤの子ならば、今のシンヤが思っていた父親はお主にとって、偽物の父親になる」


「どう言う事だ?」


「妾は先程言ったろ?どちらかが、呪印族ではない限りシンヤは呪印族を使えない筈だ。サクラは神の使徒だ。なら父親が悪魔の呪印族になるはずだ」


それを聞いて、シンヤハは下を向いた


「シン」「シンちゃん」「お兄ちゃん」「シンヤ君」「小僧」「シンヤさん」「旦那様」「マスター」"パパ"「シー君」


みんなはシンヤの名を呼んで心配しそうな顔だった。

それを聞いたシンヤは考えて考えていた。だが、納得が出来なかった。長年自分の親だと思ってた奴が実の親じゃなかったと言われても、そんなの信じられる筈がなかった。普通は混乱する...普通の子ならそう思う筈。だが、シンヤは


「うん!分かんね!!今度聞けば良いか」


「ほう?混乱しないんだな」


シンヤはフッと笑った


「だって、分かんな事を考えても分かんないだろ?そんなの時間の無駄だ。俺らは大陸一周と最高の冒険者を目指してるんだよ。

その、邪魔さえしなければ俺はどうでも良い。もしも、コリーナとガイ(母さん達)が実の親じゃなくても、俺にとって親は親だ。今度真実を話してくれれば俺は構わないよ」


シンヤは笑顔でそう言った。サラはシンヤの心の強さに感心して居た


「ふっ、妾はシンヤと誓約した事に一時はどうなるかと思ってたが、案外正解の道だったかも知れないな。撤回する、先程の戦いの時に妾はシンヤにつまらぬ男と言ったが、シンヤは最高で面白い男だ」


「そうか、それは良かったよ」


シンヤは嬉しそうに笑った


(サクラ、お前の息子はなかなか面白い人間だ。流石お前の息子だ。

妾はシンヤの存在がある事であの噂は本当と思えて来た。

サクラがある悪魔の呪印族と共に邪神を倒しに行った噂はどうやら本当の様だな)


だが、サラは少し暗い表情になった


(シンヤの父親は歴代最強と言われて居た男にだよな..あやつは、シンヤにとって敵にはならないのか?

いや、もし奴が敵になったら妾がシンヤを守れば良いか)


サラはシンヤの背中を見つめて守ると決心をした。

後からサラに聞いたが、首にある模様は見えなくしたり出来るが2人とも模様を気に入ったのかそのままにして居た


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