表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/283

精霊族

「なんか寒くないですか?」


ルナは寒さで震えて居た

それに気付いたシンヤは自分のジャケットを脱いでルナに着させた


「シンヤさんありがとうございます。」


「ん」


ルナはシンヤのパーカーを着てフードを深く被った、フードの隅に赤く頬を染めてる様に見えた

シンヤ達は洞窟に向かって行った

洞窟の中を見渡すと


「凍ってるな」


洞窟は氷一帯だった


メイ「何この氷硬い..」


メイは氷を大剣でガシガシと突き刺してたが、なかなか氷は砕けなかった

すると、リンが滑ったのか後ろに転びそうな所にシンヤが転びそうなリンの手を掴み引っ張って抱きしめた


「リン気を付けろよ」


「.....うん」


シンヤ達は奥に進んだ

地面が凸凹でクロカが歩きそうに歩いて居た

シンヤはクロカにお姫様抱っこをして進んだ


「シンちゃん..ありがとう..」


「おう」


それを、見ていたリン達が何か異変を感じた


「今日シンおかしくない?」


「分かります。シンヤ君何かいつもより紳士って言うか」


すると、進むと行き止まりだった


「あれ?道見逃しちゃったか?」


ルナ「一本道だったはずなんですがね〜」


するとシンヤはルナを見て、近づき後ろから抱きついて来た


「へっ!?ししシンヤさん!!」


「ルナもしかして寒い所苦手か?声が震えてたぞ?」


シンヤはルナがまだ寒がってた事に気づいて、温めようと抱きしめていた


「悪い、気付かなくて」


「べ、別に大丈夫ですよ」


すると、ルナはシンヤの手をギュッと握った


「暖かいです..」


「そうか」


「ちょっと!依頼中にイチャつかないで下さい」


シンヤとルナがイチャイチャしてるのを見てアリアは嫉妬していた


「ごめんって、後でちゃんとアリアにもするから」


シンヤはアリアの頭を撫でた


「それで一旦戻るか?」


「旦那様、これ壊したら道があるのでは?」


「あ〜やってみるか」


シンヤはナックルを装着して、氷の壁に向かって殴った

そこには大きな空洞があった


「ちっ、誰だ?妾の城に足を踏み入れた阿呆は?」


そこに居たの1人の女性だった。暗闇でよく顔が見えない


「また、冒険者と言う奴らか?毎度毎度勝手に妾の城に踏み入れて飛んだ迷惑だ。妾はただ、静かさに暮らしたいだけなのに」


「お前は?何者だ?」


シンヤはその女性に問いかけて来た。


「まず人に名を尋ねる時自分から名乗るのが筋じゃないのか?まぁ、良い。妾は精霊族のサラだ」


「それはすまなかったな。俺は冒険者のシンヤだ。それと」


「良い、どうせ死ぬ奴の名前を覚えてもしょうがない」


「死ぬ?俺らを殺すのか?」


「城に無断に入った事の罰だ、ここで始末する」


「そうか、勝手に入った事は謝る。見逃してくれないか?」


「無理であろう」


「そうか、なら抵抗させてもらうよ。俺1人でやる」


そして、シンヤはそのサラに近づきに行った

サラの顔が見えるようになった


「へぇ〜美人なんだな。あんた」


「ふっ、褒めても見逃さんぞ?」


「それは残念だ」


サラの髪は腰まで伸びてる、右に三つ編みして居る。透き通る様に綺麗な銀髪。薄青い目の色は睨め付けたら腰を抜かす程の鋭い目つきの女性が居た


「貫け」


すると、サラの周りに無数の鎖がシンヤを襲った、鎖の先には穂の様な物がついてた

シンヤはそれを全て避けようとしたが、避けたら後ろのリン達に当たると気付いて、そのまま全て刀で斬ろうとした


「阿呆が」


鎖はシンヤの刀を巻き付けて、シンヤから離した


「ちっ」


雷聖を鞘から抜いて、サラに超スピードで向かった


「エンチャント・ダーク、赤雷天撃」


シンヤは斬撃を飛ばした

サラは足を少し動かし、地面から氷の壁が現れた


「後ろだ」


サラが壁を作って居た隙にシンヤはサラの後ろに回り込んで居た


「そんな事分かっておる」


するとシンヤの地面から氷が現れて、氷がシンヤを襲った


「シン!!」


それを見ていたリンはシンヤの名前を叫んだ


"魔眼発動"


シンヤが完全に氷漬けされる前に片目を赤くして、魔法を消した


「ほーう、人族風情が何故その目を持って居る?」


「嫁からの貰い物だ」


シンヤはそのまま、サラの魔力を一時的に無効化して襲った

シンヤの横から鎖の先にある刃が襲った、ギリギリ避けたが肩に貫通した。

一旦シンヤは距離をとった


「それ魔法じゃねーのか?」


「ふっ、これは妾の一部みたいなもんだ、魔法の力がなくても、こうやって動かせる!」


サラは持ってる鎖を引っ張りシンヤを襲った、それを軽く避けた


あれ手で動かしてるの?!どうなってんだよ


すると、無数の鎖がシンヤを巻き付くように襲った


シンヤはその鎖を避けながら、サラに近づいた

サラを斬りかかろうとしたが無数の鎖がシンヤを襲い

それに避けて居る隙にサラはシンヤから距離をとっていた


「先程から同じ芸当..つまらぬ男だ」


ちっ、35秒...


シンヤの片目は赤から黒に戻った

これ以上魔眼を使って居たら魔力が無くなるからだ


「なら、今から楽しませてやるよ」


シンヤは呪印を使った

その呪印を見たサラは目を見開いてフッと笑った


「忌々しい悪魔の呪印族だったのか..」


「悪魔の呪印族?俺は人族だぞ?」


「知らないのか?悪魔族の最後の生き残りの戦闘民族」


「俺の親はどっちも人族だぞ?」


「それは可笑しな話だな」


「そもそも、証拠に俺には職業がある」


職業を与えられるのは

人族、亞人族、エルフ族、精霊族、獣人族、魔族、天使族の7つだけだ。


神族や悪魔族は職業がないと言われてる


「それは誠か?悪魔族に職業など授からんはず..職業はなんだ?」


「剣神」


それを聞いたサラは信じられない顔をして居た


「嘘はやめろ」


「嘘じゃねーよ」


シンヤはギルドカードをサラに投げた

シンヤの手の甲を一瞬見えたのか、サラはシンヤの手を掴み手の甲を見た


「あははは、お前はアテナからの寵愛まで授かって居たのか!悪魔族に神の使徒?これはどう言う冗談だ?お前名前は?」


「さっき名乗っただろ..シンヤだ」


「シンヤか..気に入ったぞ!妾と契約しろ!!シンヤ!」


「は?」


サラがいきなり契約しろと言われて、戸惑って居る


「良いよ?」


「なら!今から儀式をやる!妾の後に名前を言え」


「は。はぁ〜」


それを見ていたリン達も近づいて来た


「シン〜?何やってるの?勝負は終わったの?」


「いや、なんか契約しろと..」


「え?!いいな〜精霊と契約できて」


「ルナ契約してないのか?」


「私は精霊の力を借りてるだけです。契約はしてません」


「へぇ〜」











亜人族は

鬼人やドワーフなどです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ