序章2
「こちらの世界に来て頂くにあたって、いくつか加護を授けることができます。何か望む能力はありますか?」
「あっ…!だとしたら容量無制限、時間経過なしのアイテムボックスをください!」
「分かりました。アイテムボックスはエレクティアでは珍しいものではありませんが、容量無制限は他にはありませんので注意して下さいね。あと、生き物は入りませんので。他にはありますか?」
「エレクティアでは自分は魔法を使えますか?」
「本来は各属性の適性がないと使えませんが、適性を加護として授けることはできます。無、火、水、風、土、氷、雷、光、闇、空間の10つの適性を授けますね」
他に異世界であったら便利なスキルと言えば…
「地球の物を取り寄せたりはできますか?」
「そうですね…流石に無料というわけにはいかないので、エレクティアのお金で購入できるようにしましょうか」
できるんだ!?女神様凄い!
「あ、それと少し若返らせたりはできますか?最近体のあちこちにガタがきていて…」
「身体は再構築されるので、若い身体にしておきましょう」
やった!女神様様!
「あ、言語って日本語で通じます…?」
「エレクティアで使われる全ての言語を理解できるようにしておきましょう」
えっとあとは…と考えている時にふと欲張りすぎかと思う。
しかしにこにこと笑っている女神の様子を見る限り大丈夫そうだ。
「あとは病気にならない丈夫な身体をお願いします」
「病気や精神汚染、呪いに耐性のある身体を用意しますね」
あ、呪いとかあるんだ…。
忘れてはならないあれも!
「【鑑定】スキルもつけてください!」
「分かりました。物や人を視界に捉えて「鑑定」と心の中で唱えるとステータスが表示されます」
このくらいかな…?
「ありがとうございます、これで充分です」
「分かりました。オマケに【身体強化・微】と【索敵】スキル、先立つアイテムをアイテムボックスに入れておくので後で確認して下さいね」
なんて優しいんだ!
女神アクア様万歳!
「それでは転生準備を始めます。何か聞きたいことがあれば各地にある教会で祈りを捧げてみて下さい」
「はい。何から何までありがとうございました」
「いえいえ。念のため人気のない森の中に送ります。そのまま真っ直ぐ進むと人の村がありますよ」
女神様の言葉が終わると、自分の体が眩い光に包まれる。
こうして自分の異世界デビューが始まるのであった。
【アイテムボックス】【魔法適性10】【地球の物お取り寄せ】【異世界言語】【病気、精神汚染、呪い耐性】【鑑定】【索敵】【身体強化・微】




