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タチカカ族  作者: Haru'''
8/13

ボート

 コケコッコー、そんな鶏の鳴き声が聞こえそうなくらい天気がよく快適だ。ジャンガの効果にはナイストリップとバッドトリップがあるらしく、バッドトリップは最低に気分が悪くなるらしい。変な幻覚を見て、二日酔いのような気分になる。変な幻覚はみたが気分は悪くなっていないからおそらく昨日のあれはナイストリップだったんだろう、恐らく。


 昨日はそのまま彼と話しながら一夜を過ごした。三本もジャンガを吸っていた。彼とはすっかり仲が良くなってしまった。出かける準備を始めた。


 フロントに行き、借りていたままのライターを返す。チェックアウトという名ばかりの動作を終え彼にタチカカ族への行き方を聞いてみた。


『やっぱり君もタチカカ族に逢いに来てたんだね。近くの港からボートが出てるよ。20分くらいかな。』


 え、タチカカ族、そんなに近いの。あれ、もっと時間かけて行くところじゃないの。あー、そう。不思議な気持ちで透明なドアを通り抜けた。

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