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タチカカ族  作者: Haru'''
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外国

 空港の近代的な綺麗さに驚きつつ、重めのキャリーバッグを引いて空港を後にした。町の喧騒がキャリーバックのガラガラ音をかき消す。車の音、現地人が会話する声、向かいの店で怒鳴っている老人。私は母国と近しいものを感じ、自分が知らないうちに安心を感じていた。しかし、これが初めての海外旅行ということに変わりはない。不安はまだ残っている。


 私は本来の目的を後回しにし、辺りを散策することにした。日が暮れるまで、あと数時間ありそうだ。ホテルも探そう。


 夕暮れが町を赤く染める時間になった。民族料理的な物を食べ、民族衣装的な布を買った。それで、外国を感じ、また不安になる。布を買った時に教えて貰ったホテルで今日は、とりあえず1泊しよう。体と脳が休息を欲しがっていた。

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