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タチカカ族  作者: Haru'''
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飛行機

 空港に着いて気づいたが、飛行機に乗るのは初めてだ。1人で乗ることがとかではなく、飛行機自体に乗ることが。少しばかりの不安を感じつつ自販機でココアを買う。丈夫なキャリーバックに腰を下ろし、プルタブを起こして茶色くて甘い液体を喉に流した。今は冬だ。ココアがうまい。搭乗の時間まで、ココアの缶を4つ空けた。


 初めての飛行機は少し面白かった。大きなジェットコースターみたいだった。離陸して数分、ベルトを取っていいですよ、という案内を見てトイレに向かった。4缶も飲んだのだから、そりゃ、膀胱にくる。


 着陸の時間が近づき、今後の計画を考え始める。そもそも、何日滞在するかすら決めてない。面倒になって日帰りになるかもしれないし、インドネシアにずっと住むかもしれない。とにかく、この不思議な状況に自分の心が浮いているのが分かった。その後、着陸までトイレに行くことは無かった。



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