私の恋愛は叶わなかった
初めて書く小説となります。
誤字、脱字、物語にずれなどありますがご理解とご協力お願いします。
私は1人の好きな人に告白をすることを決めた。
告白しようと決めたときにはもう遅かった。
なぜなら、「あの子に嫌われてる」と友達から聞かされたのだ
嫌われてしまっているのなら告白しても無理だろうと思って諦めようとした。
それでも好きだった。それなのに告白することができずに終わってしまった
そんな臆病な男子の話
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高校2年の夏ある女子生徒が転科してきた。
(この学校は5つのコースに分かれており学校側に転科願いを出すことでコースを変更することができる)
私のいるクラスは転科して出ていく人は多かったが入ってくるのは初めてだった。
初めてクラスの前で自己紹介したときは『かわいいなー』と思って見ていただけだった。
女子とは元々仲が良かった私はよく女子と会話をしていた。
あるとき、女子の友達に誘われてその転科してきた子も含めて休みの日にカラオケに行くことになった。
私含め男子3人女子3人の6人で駅前にあるカラオケに行った。
その転科してきた女子を好きになったのはその時かもしれない。
その子はとても歌がうまく、私がよく聞いていた曲を歌っていた。
そのまま約6時間6人で歌い続けその日はそのままお開きとなった。
それから数カ月の間に何度か同じメンバーでカラオケに行った。
何度聞いてもいい歌声だと思った
好きだという気持ちに気づきつつ誰にもバレないようにと普通を装っていた
それから1ヶ月後
4泊5日の修学旅行の自主研修の班を決めることになった。
私のクラスは男子11人女子5人の16人で4人1班で組む事になり、私は中学校から一緒の女子の班に入れてもらうことになった。
班に入れてもらえたのだけれど女子3人男子1人(自分)という班になった。
その3人の中に好きな人もいて一緒に自主研修を回れるのがとても楽しみだった。
そして修学旅行
楽しみにしていた修学旅行が始まり、4日目にある自主研修が楽しみで仕方がなかった。
1日目から3日目までを乗り切ってとうとう楽しみだった自主研修が始まった。
私の入れてもらった班は、神社や寺を回って発表することになっていたので旅館に荷物を置いてすぐに、班で集まり最初の目的地である寺に向かった。最初の目的地につくまでに道に迷ったりしたが、無事に着くことができ、2つ目の目標の神社にも予定時間までにつくことができた。
その次に駅で買い物だったのだが、私はどうしても見たいお店があったので探すために駅の中を回っていた。
そのせいで少し時間に遅れてしまい班員に大変な迷惑をかけてしまった。(班員も私の探してる店を探してくれていた)
そのせいで、予定にあった寺に走って向かうことになったが、閉館ぎりぎりで見ることができた。
なんとか修学旅行が終わり、2学期が終わった。
冬休みに入り、私含め3人でカラオケに行くことになった。
その時に、親友から、
「Aちゃん(私の好きな子)のことはやめておいたほうがいい。」
と言われてしまい私は戸惑いました。
(親友には好きな人のことを伝えていた)
親友になぜ辞めるように言ったのかと聞くと、「修学旅行終わってから生理的に無理って言ってた」
と言われとてもショックだった。
なんでも、修学旅行終わってから私は高熱を出して数日間学校を休んでいるときにそのことを言っていたらしい。
嘘だと思いたいが、別の知り合いにも同じことを言われ本当なんだと思った。
しかし、それでも私は諦めきれなかった。
しかし、嫌われていると分かった時点で私は女子と距離を置くようになった。
3学期も特に行事らしいことはなくそのまま3年へ進級した。
5月のある日、噂好きの男子からある事を聞いた。
「Aちゃん、Mくん(同じクラスで、運動部の部活の部長をやっていた)に告白したらしいよ」
そのようなことを廊下で歩いてるときに聞いたときはショックを受けた。
そして数日たったあとそのことについて話を聞こうと思い、噂話の好きな子に聞きに言った。
「MくんAちゃんのことを振ったらしい」
私はとても安堵した。まだチャンスがあるんだと。
でも、3年生で受験が迫っているのに恋愛なんて出来ないと思い受験が終わるまでは告白しないと決めた。
それから10ヶ月後
試験が終わり、志望校の合格が決まった卒業間近のある日、1つの噂を聞いた。
「AちゃんとSくん(同じクラスの友達)が付き合っている」
とこのこと聞いたとき、私は嘘なんじゃないかと情報を友達から集めると、
「2ヶ月くらい前から付き合っているらしいよ」と言われ私は告白する前に私の恋は終わっていたんだとショックを受けた。
2日後にあった卒業式が終わり、私の一途な恋は叶わずに高校生活は終わった。
お読みいただきありがとうございました。
誤字脱字などありましたら教えていただけると幸いです。