いざ、能力者捜しへ‼︎
『能力者がッッッ‼︎』の2話です。
どうぞお楽しみにください!
「能力者を捜しているんですよね?」
「へ⁈」
ビックリしたあ。え?なんでビックリしたか?そりゃビックリするでしょうよ。だって急に話しかけられたと思ったら、言ってる内容と心の中の言葉がリンクしてるんだよ?
「あ、あの?」
「ああすいません。ちょっとびっくりして。その、考えてたことが言い当てられたので。」
「話は聞いていますよ、眞壁先生。」
「話は聞いてるって、、あの理事長から?」
「はい。」
あんの理事長おおおお何考えてんだよ!
極秘って言ってたじゃん。
なんで話したんよ。
てかこのコ誰?
「あなたは、、?」
「すみません、言い遅れました。私は理事長から眞壁先生の能力者捜しの手伝いを命じられました、2年C組の見堂 見麗と言います。よろしくお願いします。」
「見堂さんですか、よ、よろしくお願いします。あの、急なことでまだあまり話を理解できていないですが、お手伝いとは一体どのような?」
「まず一つ、眞壁先生は私に対して敬語を使わなくてもいいです。二つ、実は私も能力者です。」
「ふぇ⁈」
ああ変な声出ちゃった。いや違うよ!変な声とかじゃないよ!え、ナニ?このコも能力者⁈全然そういう風には見えないけど。
「私の能力は『サーチ』対象の情報を知ることができます。100人までなら、記憶もできます。」
「サーチ、、ですか。例えばどんな風に?」
「いいでしょう。お見せします。」
お、やった見せてくれる。
実際のところ能力者とか見たことないし、ワクワクするっちゃするんだよねー
「眞壁准紀 25歳 身長182cm 体重73kg 視力 右⒉0 左⒈8 足のサイズ29‼︎」
「おおすげえ、合ってる合ってる。」
「さらに!」
「え?」
「好きな店 焼肉専門店『炎炎亭』もっと好きなのはその店の中落ちカルビ!それよりもっともっと好きなのはその店のバイトのミクちゃん 19歳!!!!」
あちゃー、、いやこれは顔も伏せたくなるでしょ、、、ミクちゃん19歳はマズイってえ、、、、
「どうですか?当たっていますよね。」
「はい、当たってます⤵︎⤵︎」
テンションだだ下がりなうです。
「この能力をもってすれば、能力者の是非など容易く判断できるのです。」
「あ、なるほど!つまり理事長が見堂さんを手伝いで派遣したのは、能力者を見つけるためなのか。」
「その通りです。さあ、訳がわかったら早速行きましょうか。」
「能力者捜しね。」
よーし、チャチャっと見つけて理事長にいいとこ見せるか。
ミクちゃんはまずいよなぁ、、、、
この先どうなるのやら、、次話もお楽しみに!
コメント、感想お待ちしてます!
ミクちゃん19歳、、、会ってみたいな、、、、