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使いの鍛冶師  作者: naiaka
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おまけ(ep6.5話)ふたつのパーティー

本編のおまけだから見ても見なくてもそんなに変わらないけど、見てくれると嬉しいかなぁ。

紫花たちがギルドへと車で向かっていたその頃


智成「ふぅ、この武器も使ってみたけど...なんかパッとしないなぁ...てか本当に良いのかな?ここら辺の魔物ってそこそこ強いんじゃないっけ?しょう

勝はゴム製のヘアバンドとナックルを身に付け言う

勝「ああ、大丈夫だろ。お前の知力と、俺の筋力。合わさりゃこの辺くらい余裕だろ!」


そう勝は言う。その時、後ろから魔物の雄叫びが聞こえてきた。

勝「なんだこいつ?」

智成「こいつはラッシュファングボアだ。あいつ、牙の攻撃力が高くて、めっちゃ速いけど方向転換が苦手だから牙に当たらないよう惑わして戦っていけ。」


そう言った瞬間勝はラッシュファングボアに近付く

智成「馬鹿、何やってる!」

そう言った瞬間、ラッシュファングボアは突進の準備をする。

勝「まあまあ見てろって。」


そう言うとラッシュファングボアは勝に向かって突進する

智成「(こんな至近距離で避けれる訳が...)」

その瞬間勝はジャンプをし、

勝「トップスピンヒール」

と言い、宙で前に回転しラッシュファングボアに踵蹴りを喰らわせた。


踵蹴りはラッシュファングボアの脳天にクリーンヒットし、そのまま倒れた。

勝「まだ息はあるみてえだから、さっさとこいつの首切り落とそうぜ。」

智成「わ、分かったけど無茶をしすぎた。あれでもしも当たってたら...」


そう言うと

勝「は?かわして攻撃する気でいたから。」

智成「当たった時の事も考えて...」

話を遮って勝は言った

勝「まあでも生きてるからいいじゃん?これで内申も爆上がりだな!」


そう言うと呆れた表情で

智成「いつか死なないように気をつけろよ...」

勝「あいよ。さ、部位提出しようぜ!」

そう言ってラッシュファングボアの加点指定部位を切り取り、帰路へと経つのだった...


一方

郷樹「んで、新授業でお前と組むとはいえここまでやるべきなのか?」

灯「ああ、お前のスキルの「自然」も俺のスキルの「光」も...まあ使えない事は無いが弱い。」


話しながら灯は歩く

灯「それに、俺達は即席のパーティーで連携もまだまだだ。でも、能力の相性は悪くない!」

と言い遠くの魔物に対して何かを放つ

灯「明かり〜」


灯の指先から光が出てきてそれが魔物のすぐ横で光る。すると、その魔物がこちらに気付き走ってきた

郷樹「お前、なにやってんだよ...あの魔物は?」

灯「こいつはどう見てもスライムだろ。」

郷樹「いや知らねえよ、何気にこういうの初めてなんだよ。」


スライムが謎の粘液を吐く

郷樹「うわっと、なんだこりゃ?」

灯「知らんけど、なんかスライムは体内に吸収した物質を変換とか出来るらしい。だからそれかもな。とにかく触らない方がいい。」


スライムは自身の周りに粘液をずっと吐き散らしている

灯「お前のスキルで火と風同時に出すとかできないか?」

郷樹「んー弱くていいなら。」

灯「それをやれ。」


嫌そうな顔で

郷樹「なんで命令口調なんだよ!?チッ...しゃーねーなぁっと」

そういうとスライムに向け郷樹は火の風をそこそこの時間スライムに当て倒した。


郷樹「...なんか、地味だな」

灯「ええ。まあ、これからも連携を鍛えることは出来ますよ。これから頑張りましょう。」

郷樹「そうかぁ?」

と言って帰路へ着くのだった...

ラッシュファングボア

おすすめレベル デュース

全長1.6m位。直線への突進が早く強力な牙を持っているが、方向転換が苦手な為、案外冷静に戦えば倒せる。

スライム

おすすめランク エース

全長60cm位の球体型の魔物。体内へと吸収してそれを変換させる事が出来たり、それを体外へ放出などもできる。一見強そうだが、そんなに強くは無い。

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