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使いの鍛冶師  作者: naiaka
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ランクとギルド

俺、紫花はギルド同士やギルド内でのいざこざや自由度などを考えギルドを自分で作る事にしてギルド創設受付へと向かった。


紫花「えっと、ここってギルド創設受付で合ってますか?」

そう大きな声で言うと金に髪を染めたギルドの制服?を着た女性が出てきた

受付嬢「はーい。合ってますけど、創設希望者ですか?」

紫花「はい。一応そのつもりでここには来たんですけど...」


受付嬢「えっとそれでは...創設の説明をさせていただきますね。ギルド創設に向けてまずはギルドランクがございます。」

紫花「ギルドランク?」

受付嬢「はい。ギルドのランクが高いと特定商品の割引やランクの低いギルドよりも様々な優先度が高くなります。」


紫花「なるほど、ちなみにギルドのランクって何段階なんですか?」

受付嬢「ギルドのランクは大きく分けて6段階。細かくすると12段階となっていて、

小智しょうち」「大智だいち」の「

小義しょうぎ」「大義だいぎ」の「

小信しょうしん」「大信だいしん」の「しん

小礼しょうらい」「大礼だいらい」の「らい

小仁しょうにん」「大仁だいにん」の「にん

小徳しょうとく」「大徳だいとく」の「とく

の冠位十二階と同じ階級分けとなっております。」


...え、ちょっと待って多すぎない?俺そんな一気に理解できないよ!?無理無理

紫花「えっと、まあその段階があるんですね。」

受付嬢「はい。それで、大抵の創設者はギルドを創設する段階で初めて活動者になるので一番下の小智からスタートとなります。」


紫花「てことはつまり、個人活動者にも階級があって、その人がギルドを創設する場合は上のランクから始まることもあるって事ですか?」

受付嬢「えーっと、そんな感じですね。個人活動者でもギルドに入っている人でも個人ランクというものがございます。ギルド創設の場合、個人ランクの二つ下からギルドのランクは決まります。」


紫花「個人ランク?」

受付嬢「はい。個人ランクは14種類ございまして、一番下から

「エース」

「デュース」

「トレイ」

「ケイト」

「シンク」

「サイス」

「セブン」

「エイト」

「ナイン」

「テン」

「ジャック」

「クイーン」

「キング」

「ジョーカー」

のトランプを元にしたランクとなっていますが、...ジョーカーになれる人は本当にごくわずかというか...一般の人では不可能な領域ですね...」


紫花「なるほど。まあ俺にはまだ関係ない話だな。」

受付嬢「ここまでご理解はいただけましたでしょうか?」

紫花「え?あ、はい。」


受付嬢「では次にご氏名と電話番号・住所とご年齢の方を書いていただき、その後手数料の方を頂き次第ギルドの正式登録の審査に通りましたら完了となります。」

紫花「えっと、手数料っていうのは?」

おそるおそる聞いてみる...まあそこまで高くは無いと思うけども...


受付嬢「はい、5000円ですね。」

...いま、安いと思ったヤツいる?いないよね?いるのだとしたら教えてやるよ。...こちとら中学生だ。中学生にとって5000円と言うのは結構な大金なのだよ。どうしよう、一応金は持ってきてはいるけども痛い出費に...


狼恐「中学生に5000円は痛いだろう。僕が出してあげるよ。」

紫花「ろ、狼恐さん!?いいんですか!?」

狼恐「ああ、僕も若い頃は5000の出費はかなり痛かった思い出があってね。」

受付嬢「ろ、狼恐ってあの個人活動者の...?」


受付嬢が困惑しながら言う

狼恐「あー、えっとまあそうですね。」

受付嬢「...ふ、ファンなのでサインを頂いても?!」

と興奮気味に言う。

狼恐「うーん、ごめんね。そういうのはやっていないんだ。」


受付嬢「...はい、わかりました。7000円になります。」

紫花「なんか高くなってないですか!?」

受付嬢「ただの八つ当たりです。気にしないでください。」

紫花「いや気にするわ!!っまぁとりあえず必要な情報書くかぁ...」


そう思っていた時

柊那「紫花〜」

と聞こえ後ろを振り向くと息を切らした柊那が居た。

紫花「柊那、どうしたんだ?」


息を切らしながらも柊那は答えた

柊那「えっと...わた、ゴホッゴホッ。しも...紫花のギルドにはいり...っはぁ〜。たくて。それで...」

紫花「あぁ、そういう事か。でもいいのか?フォルデモは。」


息を整えて喋る

柊那「うん。知らない人のいるギルドよりも、知ってる人のいるギルドがいいから。」

紫花「そうか、うーんでもなぁ...個人活動しようと思ってたんだよなぁ...」

狼恐「まあ、1人くらい入れてもいいんじゃないか?」


と言われ俺は頭を悩ませた結果。

紫花「分かった。柊那も同じギルドな。」

柊那「!...いいの?ありがとう。」

紫花「あと受付嬢さん、5000円だからな?」

受付嬢「は〜い」


そうしてギルドの申請をして、無事に承認されギルドランクは小智から、個人ランクはエースからスタートとなった。その後、柊那がギルドへの加入申請をして俺が承諾。俺のギルドに柊那は入った。


紫花「すいません。狼恐さん。俺と柊那の分まで払って貰っちゃって」

狼恐「いや、別に大丈夫だ。出世払いという事でな!」

柊那「出世払いですか...」


そう不安そうに柊那が言うと

狼恐「大丈夫さ。なぜかは分からないけど、君たちのギルドはこれから先とても伸びる気がしてね。そうなった時はいつか、僕も入っていいかい?」

紫花「...ええ、もし希望するんだったら。借りがあるんでね。」


狼恐「それじゃ、僕はこの後に仕事があるんだ。それじゃ、またどこかで会おうね」

紫花「はい。さようなら」

柊那「ありがとうございました。」

俺たちがそう言うと狼恐さんは後ろをちらっと見て手を振った。


鉄飛「はぁ、やっと見つけたぜ。そろそろいい時間だし、帰るぞ。」

そう言われ俺達は鉄飛さんの車に乗った。

鉄飛「そういや紫花、お前らギルド名と活動名は何にしたんだ?」


柊那「私の活動名は八双っていう名前にした!月双さんかっこよかったから!」

紫花「ほんとに憧れてるんだ...」

少し不機嫌になり圧をかけながら

柊那「何?なんか悪いの?」


と言う。なんか周りにゴゴゴゴゴみたいなの見える。幻覚かな?とっても怖い。

紫花「いや、そ、そんなこと言ってないだろ。」

鉄飛「あー、で紫花。お前は一体なににしたんだ?」

紫花「俺か、俺は...活動名はパーズ。ギルド名は...「純白の華」だ!」

受付嬢(東雲遥しののめはるか

身長155cm

体重...

結構ボン...じゃなくて、美人。大人って感じ。ちょっとギャルっぽい

先天的スキル「疾風」

魔力使用時発動可能。風を足に纏い俊敏性を魔力の消費量に応じて一時的に上げる

後天的スキル「風牙」

魔力使用時発動可能。風を牙のような形状で手に纏い攻撃または、投げての攻撃ができる

ステータス

合計値34

筋力24

俊敏性26

知力63

五感52

跳躍力5.3

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