プロローグ
ご飯食べてる途中に思いついた、この作品。
なんか、なろう感がないんだよなぁ〜って友達に言われました。
たしかに無い。
だからこそ、なろうで書きたかった。
そんな作品をどうぞご覧ください。
僕は今まで、何人もの人の色を見てきた。
愛してるって言ってくれる人も、
大好きって言ってくれる人も、
貴方のためなら何でもするって言ってくれる人も、
みんなおんなじ赤色。きっとみんな真っ赤な赤色だと思ってた。
僕に向けている感情は、同じだと思っていた。
だけど、目の前に居た彼は青だった。
青は、初めてだった。
この人は確か、僕に初めてこう言った人。こう言ってくれた人。
「お前なんか、存在しないほうが良い。周りのやつが不幸になる。」
だから、消えろ。
そう僕の顔を見て言った。汚物を見るような目で言った。
僕はこんなにも人は嫌悪感を抱き、そしてぶつけることができる。
そんな当たり前なことを、初めて知った。
僕は嬉しかった。初めての感情を知れた。
ただただそのことに喜びを覚えた。
そしてもっと違う色を、もっと違う感情を知りたい。
そう思い、僕は探すことにした。
赤でも、青でもない。
そんな人を探すことにした。
「そこに隠れている君、僕のために色を見せてよ。」
その子の色は真っ赤な赤。
「またかぁ、僕は運が悪い。」
君はもっときれいな色を見せてくれると思ったのに。
残念だなぁ。本当に残念だ。だって、青色の彼の血縁者は、、
「君が最後の一人だったのにな、期待はずれだった。」
まぁいいや、沢山の人の色をもっと見ればいいんだから。
色ってなんでしょうね。
自分で書いてて、なんかよく分からなくなりました。
まぁそのうちわかってくると思うので、作者と一緒に考えてみてください。