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王と政治

20ページ位いったら書き直しますわ。

大幅にすると思う。これからはそんな感じでやっていきまっす。

はい。おもっくそ心当たりあったようです。


ふくだんちょーさんの顔を見ているとどんどん顔を険しくしていきます。思い付くことが多すぎたんだろうか、顔に青筋を浮かべている。

私は心のなかでまじか、と思った。

しかもふくだんちょーさんの顔はどんどん悪くなっていく一方だ、逆に何でそんなに思い付く点があったのだと思う。

私の居た世界では、普通、『王』というのはふくだんちょーさんが言ったように、国のために市民のために動く存在の事である。それは地球でも同じだった。総理とか天皇とかいう人達は皆、国民のために働き自らの脳みそを駆使し頑張ってくれていた。まぁ、私がまだあっちに居た時は、その動きは怪しかったのだが。

ともかく『王』、『国の象徴』はそういう存在なのだ。

ふくだんちょーさんも同じようなことを言っていたので大体考えは同じなのだろう。


…ということで、完璧に今の王はクソなのだと分かる。


嫌なときに勇者召喚されちまったもんだ。だから私の今の顔は無の表情だと思う。いや、きっと悟りでも開こうか…とか考えてそうな顔だろう。その顔でふくだんちょーさんと目が合う。するとばつの悪そうな顔をして申し訳なさそうに言った。


「…実は俺の仕えていた現王は突拍子のないことをするお方で。その…何て言うか、、すまん」


いや、そんな顔されてそんなこと言われてもあんたじゃどうにもならんていうか、そもそもふくだんちょーさんが何か私にしたわけじゃないから別に謝らなくても良い。


そう思い私は首を横にふった。


「これで納得いくか分からないが、俺も話したいことがある、すまんが聞いてくれ」


オーケーと言う意味を込めて私は首を縦にふった。声は出ない、というか出せない。だってまだ悟りの表情だもの。


間開ける

ーーーーーーーーーーーーー。


この話は今のクソ太り不潔王がまだ王座につく前の話である。つまりは前王の話だ。


セッヴェルト大国はそれはそれは裕福な大国だった、貴族は肥え、市民もそれほどきつい生活をしておらず、唯一不満を漏らすとすればそれはその国は魔物の発生率が高いことだけ。

前王は民衆のために働き、また、学があり、才能もあった。このセッヴェルト大国をもっと賑わせようと新たな考えをも。

しかし期待の前王は病で倒れてしまった。あらゆる薬飲もうともその病は治らず悪化していった。

いつまでも政治を放棄していてはいけないと思った前王は王座交代を宣言する。

それが理一を捨てたクソ太り不潔王だったのだ。交代したのはおよそ三年前、クソ太り不潔王の政治は、悪どく、位の高いものしか良い思いが出来ない政治になっていた。そしてセッヴェルト大国に問題が生じても何も対策をせずに放置。その例があの女性の言っていた作物問題だ。

何も行動しようとはせずに放置した結果が今のここの土地だ。

そして問題はここからだ。

どうやらこの世界、八年前くらいに『魔王』というものが現れたらしい。その時ぐらいを境に

魔物の発生率が増えた。前王はきちんと対策した。しかし王座がクソ太り不潔王に代わり、政策がめんどくさくなったクソ太り不潔王は、(いにしえ)の魔術で勇者召喚した。勇者に魔王を倒してもらおうと思ったんだろう。そして使えないと判断され理一は捨てられた。


マジで運が悪いときに来ちまったと思う。



「そして俺は国家騎士団ではないのだ、いや『元』、といった方が正しいな。」



その言葉に私は驚く、だって魔王がいるってことは戦力必要だし、この人は知識が豊富だ。しかも体力があり、筋肉隆々(きんにくりゅうりゅう)だし、そこら辺の奥さま達に、きゃー!とか言われそうな顔つき。

うん、異世界系の話ではどー見てもモブではないな。これは素直に疑問が浮かぶ。



「…理由聞いてもよろしいか?」


「あぁ、あれはまだ俺が国家騎士団の副団長をしていた時の事…。俺はその日、王さまの命令によりある仕事をしていたんだ。その仕事は町に出た強い魔物を倒すと言うものだったんだが…不幸にも俺らの団の団長は別の仕事で不在だったんだ。だから俺の指揮の元、魔物を倒しに行ったんだが、その魔物は異様に強くてな、倒すどころか仲間を殺され大事な戦力を失ってしまうという始末だったんだ。それに怒った王は俺の副団長の座をとって、解雇だ…」


ふくだんちょーさんの仕事はどんなものかは知らんが真面目に仕事はしているだろう。

私、久しぶりにぷっちーん来ちまってる。


「ははっ…ざまぁないよな」


と、ふくだんちょーさんは自分を責めるように言う。


話を聞いた限りふくだんちょーさんは悪くない。それは、言った本人もよく分かっているだろう。多分だが。

しかし心の整理と言うものがつかないんだろうな。





「あのぉ、」


女性がこちらに話しかけてきた。女性の後ろを見ると少年たちがなにやら果物のようなものを抱えていた。


「あのっ、お話の途中すいません、せっかくなので今、子供達がとってきた果物でもどうですか?」


どうやら私たちが話している間に取りに行ってたらしい。


そして子供たちが果物を渡してくれた


「しっかり味わってくえよ」


と薄緑色少年が言う。

ふくだんちょーさんは素直に受けとる、きちんとお礼をいうのも忘れない。


私はその果物たちを食べながらも情報収集に専念した。






作者「こんだけページいってもまだ孤児院開いてないんだぜ?」

理一「お前の力不足だな」

作者「ぐふっ」

作者に1000のダメージ、残り1。

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