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1分で読める短編シリーズ

打ち上げ花火と一瞬の静寂

作者: 優木貴宏

夏といったら花火大会だ。


私の地方でも大きな花火大会が行われる。


大きくて綺麗な花火を見ようと誘われた私は一生懸命慣れない浴衣を着付けてもらい彼の知ってる隠れた絶景場所へ向かう。


彼と合流したとき私の浴衣姿にとくに感想もなく


「本当に花火がよく見えるいい場所なんだよ」


と言ってその場所へ案内する。


確かにその場所でみる花火はとてもきれいに見えた。


私がその花火に目を奪われていると、


「その浴衣とてもよく似合ってるね」


と彼が花火を見上げながら真っ赤な顔をして呟いた。


花火がうち上がった後の一瞬の静寂が二人の心を繋げた気がした。

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