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フェンデル公爵夫人の決意

今回すごく短いです。



私はいま、あの初夜の時と同じ様に緊張している。ううん、前は今と違って待たせている側だったし、以前の苦い経験がある分だけ今回の方が緊張している。


今日、偶然お兄様と会うことが出来、気が緩んでしまったのか、アルフォンス様との事を少し話してしまった。

本当はアルフォンス様が思いを寄せる方がどんな方か知りたかったけど、やっぱり直接聞く勇気はなかったし、もしお兄様が知らなかった場合、アルフォンス様の秘密をさらしてしまうことになる。慌てて言い直したけど、お兄様は直接の答えを下さらなかった。


代わりに教えて下さった事は、一度期待して失敗している私にはとても荷が重い気がする。でも、もしそれでこの胸の重りが少しでも軽くなるなら…?


「モニカ、お兄様はお前達に嘘を言った事があったかい?」


お兄様の言葉を信じて私は決心した。

セインは妹達には嘘なんてつきません。その他は別です。

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