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暗黒の宴は始まりの延声を聞いた

ハリボテに見える防壁にあるゲートを潜る

昨日の夕方に黄国を出たのだが、帰りに帰還中の紅国のSPを発見したため

朝まで身を伏せていた

ユミルとレーンは後ろで積荷と一緒に熟睡している

「ふぅ・・・」

ラトルは装甲車を倉庫に入れた

まだ朝方なので倉庫の中は非常に静かだ


「おつかれさん」

スコーフが歩み寄ってくる

「予定より早くなりました」

「なぁに、予定は未定だ

無事ならそれでいいさ」

スコーフは熱いコーヒーを飲んだ

肌寒い倉庫にコーヒーの香りが漂う

「それじゃあ嬢ちゃん達はそのまま寝かせといて

おまえも休め

荷物は後で俺達が運んどくよ」

「はい、それじゃあおやすみなさい」

ラトルは自室へと戻った

ベッドに倒れこみ、何を考えることもなく眠りについた



「紅国が奇石類の発掘場を崩したそうです」

「ACの発掘場を?あそこには確か町があったはずだ」

ミドルが朝早くから会議室に資料を持ち込んだのだ

レジスタンスの上層部はそれに目を通す

「最近、ACがやけに奇石類を集めていて

その量からしてイージスをしのぐDMを作製しているそうです」

「イージス級の!?」

「それ以上・・・ですよ」

「なら話は早い」

会議室に入ってきたのはスティングだった

「やつらがDMを完成させる前に叩き潰す」

「勝算はあるのか?」

ソルイドが厳しい目でスティングを見た

「あぁ・・イージス以上のDMとなれば回りも気になるだろう?」

「・・・一次停戦・・・及び協定を結ぶ・・・・」

「あぁ」

ソルイドは目を閉じた

その場に居た全員がソルイドに注目する

「我らが軍師どのの策にかけてみるか・・・・」

「スティング」

ミドルは紙を一枚、スティングに渡した

「ブラックレイの修理、及び強化終了したそうだ」

「そうか・・・」

スティングは静かにその場を去った


「さて」

ソルイドが机の一番端に座っている男に振り向いた

「了解・・・」

男は立ち上がり扉を開けた

「どのくらいだ?」

ソルイドが無視を許さない声で云った

「ん〜・・・話じたいは多分今から1時間ちょい

しかし、向こうのお偉いさん方は固いからなぁ〜・・・

まぁでも1週間はかからんだろう」

男はニヤけて云った

そして応答がにのを確認すると部屋を出た

「ミドル、向こうの行動に注意してくれ」

「了解しました」

ミドルは一礼してから部屋を出た

「皆は各自の持ち場を離れるな

各個人の団結なくしてここは守りきれない

デスマシーンはを奴らに持たせるわけにはいかない」

ソルイドは上層部に指示を出す

ほどなくして全員への指示が終った





暗い部屋に男が入ってきた

「形は完成しました」



〜どれくらいのチカラを持つ?〜



「期待はあまりできかねますね

ま、でもレジスタンスぐらいなら潰せるでしょう」



〜決してハメを外しすぎるなよ〜



「もちろんです」



男はそう云って部屋を出た


あきらめました

また1から各SPのメモを作ります

なので早ければ次回から

各SPの個体情報をあとがきに書こうと思います

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