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第六羽 ある日のぽてえな〜誰かが触れた気配〜
ぽてえなはこたつで丸まりながら、
ふと目を細めた。
この時は、まだ人間がこたつの電池やホットミルクを補充してくれてることに気づいてないころ。
ぽてえなは幸せそうにこたつでぬくぬくしていた。
しかし、よく見ると
ミルクの位置が昨日と少し違う。
こたつのスイッチも新しい光を灯している。
「…………?」
こたつの奥で首をかしげる。
「……誰のしわざ……?」
ぷいっ。
でも考えすぎて頭があったかくなると、
眠気が勝つ。
「あとで……考える……ぬっく」
その“あと”は来ないまま、
やさしいぬくもりに包まれて眠る。




