エピ3 最初の1秒の部分もグラフにしてみました。
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最初の1秒の部分もグラフにしてみました。
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これはノイズです。無音ではありませんでした。
プラス側に+4のバイアスがあって、マイナス側は足切り? でも所々でハミ出ているのは何?
曲の全体(1〜300 秒の範囲)を検索してみると、不自然に0が連続する区間があちこちで見つかります。最大で 11 個の0が連続します。下図の橙色の部分がそれです。
0以外の値でも同じ値が連続する区間はありますが、4〜5個ほどの連続です(1つだけ6個の連続あり)。偶然に0が連続する可能性は否定しませんけれども、何故なのでしょうか。
それと、振幅に -1 と +11 がないのが不自然です。デジタルな感じがします。
曲の全体を頻度分析してみると、..., -46, -35, -23, -12, -1, +11, +22, +34, +45, ... と定期的に頻度0が発生しています。
これはデジタル編集でのバグですね。多分ですけど、PCM-1610 とかで 16 ビットでPCM録音してから、安易なレベル調整をしたのでしょう?
例えば、振幅を2倍にしたくて単純に2を掛けると全部が偶数になるって感じ(奇数の頻度は0になる)。
CDのマスタ音源が 16 ビットでは足りない、ハイレゾが必要だ、と言う1990年頃のCD制作者の主張は正しかったのだと思います。
このノイズには周期がありそうに見えます。周波数を確認しましょう。
ノイズは 60 Hz とその倍音(120 Hz と 180 Hz)ですか。60 Hz とは電源ノイズなのかも? このCDは西日本で製造したのかな? それとも元々の音源に入っていたのかな。
CDの音の振幅は最大で +32767 〜 -32768 ですから、+16 〜 -9 は極く小さな音です。レコードなら聞こえない位かも。
それでも 16 ビットのうち下位の4〜5ビットがノイズで汚れているのは気になりますね。
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曲の最後は、口笛のメロディにピアノがそっと伴って、とっても良い感じ(個人の感想です)。なのですが。
ラストの 10 秒、徐々に小さくなる音が、余韻が、...電源ノイズに埋もれていく!
嗚呼!
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2025.7.25 推敲。