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エピ13 CLVサーボはメーカやLSIによって違います。


 ***


 CLVサーボはメーカやLSIによって違います。


 SRAMのサイズや同期の検出方式などは違うのです。


 それで主に1990年代のLSIを幾つか調べて見ました。メーカはソニー社だけしか見ていませんけど。他の会社も作ってますけど。


 まぁ、この頃のソニーはすごかったから。


 ***


 水晶発振器は1984年頃は 8.4672MHz でしたが、1991年頃には 16.9344MHz や 33.8688MHz と高速になっています。倍速や4倍速再生モードのためでしょうね。


 これに誤り訂正処理が追いつくのかと感心(10年弱で2倍や4倍の速度!)。2000年頃でも 33.8688MHz のままなのでクロック的にはこれで十分なのかな。


 *


 SRAMは2Kバイト(16kbit)から4Kバイト(32kbit)に増加して、±28 フレームの余裕マージンができました。もちろんLSIに内蔵です。1980年代は ±4 フレームの余裕でしたから、CLVサーボにとって随分助かりますね。


 でも2KバイトのLSIも開発されているようで2Kと4Kが混在。

 ジッタ対策が十分なら2Kバイトで十分なのか。マージンが大きいと安価なスピンドルモータを採用できるからとか。2000年頃なら4Kバイトのメモリのコストは下がっていただろうし。


 DRAM(外付けで16Mビット)を利用できるショックプルーフメモリに対応したLSIを見つけました。MDミニディスクの音飛び対策を思い出しますね。16Mビットは512Kサンプル相当だから10秒位をバッファできます。


 音飛び対策機能付きのポータブルCDプレーヤーは1992年頃には発売されていたようです。バッファできるのは3秒。

 その後、1995年に10秒ESP、1997年に連続音飛びキャンセラESP2が発売。


 秒単位でバッファするなら、数十ナノ秒程度のジッタを気にするとか笑えない?


 *


 同期の検出は1991年頃には 132.3kHz(7.558μs)毎となっていて、7.35kHz(136.054μs)の 18 倍です。更に1995年頃には 264.6kHz(3.779μs)毎と 36 倍です。倍速や4倍速再生のドライブ用ですかね。


 等倍で再生する場合でも、同期の検出速度が上がればスピンドルモータを細かく制御できるのですよね。


 Hの時間をカウントする単位は Tclk で、132.3kHz 毎なら(576/18 = 32 なので)n*236ns, n=0〜31 です。n=16 のときが同期が取れている状態です。264.6kHz 毎だと n*236ns, n=0〜15 となります。元々、±8 までしか段階に扱っていないので(ギリギリだけど)十分なのでしょう。


 でもこれだと...、132.3kHz(7.558μs)毎なら、


  32.666 チャネルビットの時間 = 32.666*Tchn ≒ 32*Tclk = 7.558μs


 となって割り切れない。綺麗に割り切れる倍数は 49 チャネルビットの時間が最小です。

 これはどうするのかと資料を読み直していたら 18-TIMES OVERSAMPLING FILTER という回路があって、Tchn を 18 倍にしているようでした。あとで調べよう。


 それから、デジタルサーボ回路を内蔵したLSIも開発されていて(カタログスペックしか分ってないけど)スピンドルモータを精密に制御できるみたいです。


 *


 1995年頃にはCAV再生で Frame Jitter Free とするLSIが開発されています。CLVではなくてCAV再生ですよ!


 ジッターフリーって素敵なワードですよね。


 2000年を過ぎた頃には、CD-RやCD-RWドライブで「フルCAV記録」「ゾーンCLV記録」「パーシャルCAV記録」という方式が発表されています。この頃の速度は読出し40倍・書込み20倍とか。


 CLVだと内側の回転数が最大で、余りにも速く回すと円盤がガタついたりして書込みが厳しくなるので、回転数を一定にしたのがフルCAV記録。


 CLVとCAVの良いとこ取りをしようと、場所を分割して速度を切り替えるのがゾーンCLV記録。CAVで始めて線速度が上限になったらCLVにするのがパーシャルCAV記録。内側は速度を押さえて途中から全力で回すのは同じ。詳しくはググって!


 ***


 1990年代を通じて、SRAMは4Kバイトに増加、CLVサーボの精度も向上、2倍速〜40倍速などの再生モードが出来たりしてデジタル信号処理は高速化。音飛び対策機能付きも登場。これなら円盤の回転が多少不安定でも大丈夫では?


 チャネルビットの位置ジッタについて調べてみたけれど、2000年頃までには克服されていたのでしょうね。


 ならば、音楽CDの等倍速の再生処理は楽勝でしょう!


 *


 だとすると高音質CDとは何なのか? 何故に2008年頃になって出現したのか? 2002年頃の「コピーコントロールCD」の反省をしたのか?


 音質に影響するCD製造上の要因を特定できて音質を改善できたのか? 何か画期的なことがあったとしても、それを正直に発表する必要はないのでしょうけれど。


 謎なオカルト感じですね。


 やはりアマゾンの奥地に行かなければ、...。


 行かなければ...。


 行かな...。


 ...。


 ..。


 .。


 ***


 間違いの指摘とか疑問とか、ご意見・ご感想とかありましたら、どうぞ感想欄に!


 ***

2025.4.6 微推敲。

2025.4.11 誤字修正。感謝

2025.4.27 推敲。



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