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発狂、失望の大戦争

作者: たこわさ

「危なーい!」


後ろから自分たちより大きな男がやってきて今日の戦いは終わった。


本当に危なかった。


前も似たようなことがあったがやってしまう。


あと少し、この声が届くのが遅かったらもう、僕たちは終わっていた。


それでもまた繰り返してしまう。


明日になれば同じことをしてしまう。


人間は愚かだ。


こんなことをやっていても意味がない。


しかしまた明日になる。


戦いは始まってしまう。


お昼ご飯を食べ終わってたった数分後、いきなり後ろから切りかかってきた。


すかさず緑の盾でガードする。


この衝撃で地面からほこりが舞う。


みんな咳き込んだ。


その時大事件が起きてしまった。


あの大きな男がやってきたのだ。


でも夢中になっていて気づかなかった。


どうしよもなかった。


先生「まーたほうき使ってチャンバラごっこって、少しは真剣に掃除しなさい!ちりとりを盾にするんじゃない!ほこりが舞うでしょ!前はほうきギターで注意したら今度はチャンバラ!?いい加減にしなさい!休み時間も掃除ね!」


忘れ物を取りに帰ったらこれとは、学級委員に頼るものではない。


生徒一斉「あ〜あ」


生徒A「これだから辞めようって言ったじゃん!」


生徒B「お前雑巾で何もできないから言ってんじゃん」


生徒A「学級委員が何言ってんの?!っていうかちりとり緑の盾と刀あってずるい」


先生「いい加減にしなさーーい!!」


一瞬で静まり返った。


翌日になった。


給食が終わり掃除の時間になった。


生徒B「ギターと刀ダメだからちゃんとしよ!今度はほうきでカンチョーバトルだ!」


生徒A「雑巾じゃできない。」


しゅんとなってしまった。


生徒C「これじゃちりとり不利じゃん。」


人間は愚かだ。

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