第四部 「散歩」
第四部 「散歩」
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僕は散歩に出かけた。
心の充電をするためである。
心地よい風に吹かれると
力が湧いてくる気がする。
それは自然エネルギー!
心の風力発電!
そんなことを思いながら
僕の頭の中でくるくると
穏やかな風景がまわっていた!
ということで
引き続き、僕の詩を
お楽しみください!!
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☆目次
31.小さな芸術
32.テニスコートの朝日
33.廊下
34.雪道
35.雪地獄
36.雨粒
37.夕焼けの海
38.天然のクリスマスツリー
39.カクテル世界
40.ミニチュア
31.「小さな芸術」
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万人にうける美しさよりも
はっと気づいた小さな美しさの方が
心に届くことがある
歩いて立ち止まって
発見した美しさ
自分の心にしまった小さな芸術
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☆一言解説
僕は散歩が好きでよく歩いています!
32.「テニスコートの朝日」
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中学生の頃
冬の地獄の朝練
まだ外は暗くて
凛々とモノクロ
そんな世界に色を与える
光がやってきた
それは奥の住宅地の方から
徐々にこちらへ向かい
やがてテニスコートに
光と影を与えた
僕らは太陽の光に包まれていた
それは確かに暖かい
冷えた心と体に沁みる
太陽の温もり
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☆一言解説
中学生の時、ソフトテニス部でしたが
テニスの技術はとても下手でした!笑
33.「廊下」
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渡り廊下に集まる
穏やかな陽だまり
突然 肩をたたき
挨拶してきた あの子の笑顔
眩しくて輝いていた
思い出す
いつかの昼休み
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☆一言解説
今思えば青春の片想い。
34.「雪道」
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夜明け前、白い世界。
雪道に自転車の轍が一本。
誰かが私より前に通ったんだなぁ。
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☆一言解説
高校生の時に書いていた詩。
雪の日の登校中の風景。
35.「雪地獄」
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道路は雪をたくさん積んでいる
バスは客をたくさん積んでいる
押し固められた地獄
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☆一言解説
高校生の時に書いていた詩。
雪の日の登校中の風景2。
36.「雨粒」
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窓に流れる雨粒が
信号機や街の光を反射する
その雨粒の中の世界
その世界が流れて
重なって 消えて
僕らが見ている世界を
様々な色で輝かせる
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☆一言解説
雨粒が光る窓越しに
光の交差点がうつっていました!
37.「夕焼けの海」
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防波堤から
夕焼けの海を見ていた
薄い青の空に浮かぶ
レモンのような月
濃い青の海に揺れる
オレンジの色の波
少し苦くて甘くてしょっぱくて
なんだか切なく感じた
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☆一言解説
離島の堤防から見た包み込む夕焼けが
心の中に残っています!
38.「天然のクリスマスツリー」
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木の枝に積もった氷が
街灯に照らされて
天然のイルミネーションみたい
純白の世界でキラキラと
静かに光っている
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☆一言解説
雪の日、仕事の帰り道で
キラキラと輝いていました!
39.「カクテル世界」
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柔らかなオレンジと優しい青の
グラデーションの空
包まれたここは
心地よいそよ風に
酔いしれる
地球の中に注がれた
カクテル世界
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☆一言解説
カクテル世界!
しかし、僕はお酒をあまり飲まないので
カクテルについて詳しくないです!笑
40.「ミニチュア」
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電車の窓から見た街並みは
光に照らされた
ミニチュア模型のようだった
夢を詰め込んだジオラマの世界のように
どこか懐かしく宝物のように輝く世界は
心の中に感動スケールの
想い出の世界を広げたんだ
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☆一言解説
中学生の頃、
ジオラマの街をつくるのが好きでした!
読んでくださってありがとうございます!