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詩集 『心描写集』  作者: SPECIAL BAY
2/5

第二部 「喫茶店」

第二部 「喫茶店」



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僕は喫茶店に入った。


昔話が蘇ってきて

頭の中を整理しようと思ったんだ。


僕はまだ子どものままかもしれない。

大人になれずにいるのかもしれない。


そんなことを思って


あの苦いコーヒーは飲めないと

ココアを注文した。


甘くて美味しいなぁ!


ということで

引き続き、僕の詩を

お楽しみください!!

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☆目次


11.夢か?現実か?

12.ヒヨコのぬいぐるみ

13.時空を越えるぶらんこ

14.謎の赤い電波塔

15.雷

16.眠れない夜に

17.2階

18.柴犬

19.スズメ

20.流れ星に乗って





11.「夢か?現実か?」


-----

それはとても幼い頃の記憶


幼いながら急に今見ている世界が

夢か?現実か?

気になって

ほっぺたをつねってみた


痛くなかった

夢か?現実か?


遠い過去の一瞬の記憶


今ではその記憶すら

夢か?現実か?

確信がない

-----



☆一言解説

変な記憶がいつまでも

残っていることってありますよね。

でも、それって本当に現実だろうか?




12.「ヒヨコのぬいぐるみ」


-----

クリスマスの朝


サンタからのプレゼント

にわとりのぬいぐるみ

それに繋がったヒヨコのぬいぐるみ


にわとりとヒヨコを繋いだ

へその緒のような紐を切ったら


ヒヨコは自由になった

そこから

僕との想像力の冒険が始まった

-----



☆一言解説


大切にしているヒヨコのぬいぐるみ。

名前はピッピ。




13.「時空を越えるぶらんこ」


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小学生の頃

好きで乗っていたぶらんこ


なぜか

ぶらんこに乗れば

時が早く進むと思っていた


「早く夏休みが来ないかな?」

そう思って漕ぎ出し

心地よい風を切った


漕ぎ出した先の青空が

海のように

僕はその中を泳いでいた

-----



☆一言解説

小学生の時、ある自己紹介カードには

得意なことがなかったので

特技に「ぶらんこ」って書いていました!笑




14.「謎の赤い電波塔」


-----

実家の先の小屋の奥の方


小学生の頃

自転車に乗っていたら見えた

謎の赤い電波塔


当時、感じた不思議さ


全体が見たくて

遠ざかったら行き止まり

近くで見たくて

近づいたら見えなくなる


あの赤い電波塔

結局、謎のまま

-----



☆一言解説

結局、なんだったんだろう?

小学生の目線で見てみないと

分からないかもしれません。




15.「雷」


-----

昼なのに

夜みたいに暗い校舎


広がる暗闇の静けさで

空が涙を我慢しているみたい


すると

校舎の窓の四方から

眩い光


一瞬周りの色が消えた


音は光に

追いついたみたい


同時に激しい音の衝撃

心の奥まで響いてくる


もう耐えられないと

空が大粒の涙で泣きじゃくった

-----



☆一言解説

記憶によると

それは小学校3年生の

社会科の授業の時の教室。




16.「眠れない夜に」


小学生の頃

眠れない夜に


部屋に置いていた

図工の授業の時につくった

ダンボールの扉


その扉をひっそりと開いた


僕はなぜか思っていた

この扉を開けば

幽霊さんが遊びにきてくれるって


ただの想像だけど


友達がいないと泣いた夜に

遊びにきてくれて

ありがとう

-----



☆一言解説

ちなみにダンボールの扉の向こうには

架空のクルマとサーキットの絵が

描かれていました!笑




17.「2階」


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おばあちゃんの家の2階

そこはあまり知らないところ


行ったことはあるが

あまり記憶がない


いつも暗闇の中に

階段が続いている


いつか

その2階から南国の海が見える

夢を見た


もしかしたら

そこは・・

-----



☆一言解説

最近、その2階へ行きました。

南国の海は見えませんでしたが

ジブリの世界みたいでした!




18.「柴犬」


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中学生の冬の日

川沿いを犬と散歩


雪が降り出して

白くなる世界に綺麗だな

そんなことを思う


隙もない


雪を追いかけて

くるくると

走り回る


僕も追いかけて

くるくると

走り回る


全然、飽きてくれない

もう帰ろうよ

元気だったなぁ・・


楽しい想い出を

ありがとうね!

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☆一言解説

おばあちゃんの家の柴犬。

名前はヒメ。




19.「スズメ」


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僕は勉強をしていた

コツコツ・・


窓の方から音がする

コツコツ・・


僕は窓を見た

すると

そこにペンギン?


いや、

スズメがいた


数羽のスズメが窓を小突いていた

不思議そうにこちらを見ている

チュンチュン


数羽のスズメは楽しそうに

大空へと羽ばたいていった

あの綺麗な青空へ


一方、僕は机に向かったまま


僕も自由に空を飛びたいなぁ

-----



☆一言解説

スズメを窓越しに真正面からみると

ペンギンに見えました!笑




20.「流れ星に乗って」


-----

暗い夜道を歩いていた。

満天の星空の下。


見上げた空に流れ星。


いや、あれは流れ星じゃない


あれは飛行機。


あの飛行機に乗って

満天の星空も超えて

キラキラと輝くところへ

飛んでいこう!

-----



☆一言解説

夜の飛行機から街を見下ろすと

街が光の地上絵のように見えますね!




読んでくださってありがとうございます!

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