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短歌集 こころを紡ぐ

落日

作者: 星野海/秋野真冬

ご覧いただきありがとうございます。

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城籠り 長時過ぎる 黄昏時

 光消え入り 落日迫る




解説

いつまで待っても援軍が来ることのない籠城戦を題材にして詠みました。

籠城戦とはいわば食料と水がどれほど備蓄されているかの戦いで特に囲まれる側からすると苦しい戦いです。

この詩では籠城を始めて長い時間が過ぎて、食料も底をつき始め、援軍の望みも叶うかどうか分からず希望|(光)が消えかかっていることと兵士の士気が下がり目から光が消えかかっている|(諦めて飢えで死にかけている)惨状を表しています。

『落日』は日没のことを表しているのですが、この詩ではそれに加えて落城する日という意味も込めています。



籠城戦でわたしが一番壮絶だったと思っているのは1586年大友家の重臣高橋紹運が手勢763人で島津軍20000~50000を相手に立て籠った『岩屋城の戦い』です。この短歌の籠城戦とは少し違っているのですが高橋紹運以下岩屋城将兵は全員玉砕したと言われています。

この戦いでは島津軍も城側の猛反撃を受けて4500を超える死傷者を出しており島津の九州統一を阻止することになったそうです。

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